2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
このブログでは玄米菜食について再び、玄米菜食の中核であります 「玄米はいかなるものなのか」について書いています。 これまで玄米のエビデンスは、2年前の2019年3月1日から 同年6月まで玄米菜食としての「玄米エビデンス」を連載しています。 こ…
実験では、米を毎日1,000キロカロリー食べて、 体についた脂肪は10日間でわずか90gであった。 また、別々の学生に米中心の食事と脂肪中心の食事 を毎日三食与えたところ、 朝食で脂肪食を食べた学生は昼までには空腹感が強くなり、 昼食は米食の学生より余…
とにかく糖質ダイエットでご飯など糖質を食べたら太るということが ブームになっているのは根本的な間違いです。 10年前に「ライス・ビジネス」で下記のような記事がありました。 「『ご飯は太る』は嘘」サブタイトル「米は最良のダイエット食」 京都大学…
誰でもわかることですが、白米は玄米を精米したものです。 もっと詳しくいうと、玄米から糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除き、 胚乳(はいにゅう)のみにしたお米が白米になります。 なぜ精米するかというとごはんがおいしくなるからです。 果物が皮と種…
正常に成長し十分成熟したイネは、その穂の部分に籾をこしらえます。 籾殻は籾の内容物を外部から保護する役割を担っています。 米を食用とする人は稲刈り後、脱穀・籾摺りの過程を経て玄米を得ることができます。 この調製作業で籾殻が発生するのです。 こ…
6・陰陽の調和 日本の食養では食べ物を陰陽に分類しています。 しかし、西欧では「酸性食品とアルカリ性食品」の分類です。 この陰陽は私は宗教的な要素がありますので、 私は「酸性食品とアルカリ性食品」の分類がよいかと思います。 しかし、石塚左玄の食…
4・穀物菜食 もう一度、ウィキで「マクロビオティック」を調べますと ・・・従来の食養に、桜沢如一による陰陽論を交えた食事法ないし思想。 長寿法を意味する。 玄米、全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事である。 身土不…
二木謙三博士が唱え、実践された玄米20徳は 玄米のエビデンスに欠かせない科学的な提言ですが、 これらは玄米菜食による二木流の独特の見解、学説となっています。 まずその特色は 1・一物全体食であること ホール・フードといわれる「一物全体食」で、 …
辞典にあったように細菌学で大活躍の二木謙三博士は、 玄米菜食の二木式健康法の提唱者であり、実践者として、 玄米菜食による少食を基本に、複式健康法を取り入れたもので、 自ら1日1食で玄米食で、塩、油無し、野菜は火を使用せず、 動物の肉はとらない…
二木謙三博士の「玄米20徳」は大変、参考になります。 これを紹介する前に二木謙三博士とはいかなる人物だったか、 事典(ウィキ)でこのように紹介されています。 二木 謙三(ふたき けんぞう 1873年(明治6年)1月10日 - 1966年(昭和41年)4月27日)は…
辞典(ウィキ)の引用が長くなりましたが、マクロビを代表とする玄米菜食者は、 鶴見医師の試案では、日本国民の0.1~0.2%と見ておられ、 1000人に1人なので13万人から25万人の範囲ということになります。 玄米菜食は体に良いということを知られているには…
鶴見医師の見解では、お米といっても日本人の圧倒的な数は、玄米ではなく、 白米で、玄米食はまず0.1~0.2%だと書かれています。 しかもその大半はマクロビオテック(マクロビ)または マクロビアン(マクロビ原理主義者)はそれだけしかいないということな…
かつての日本人は、野菜や穀物、発酵食品など、植物性の食品を中心に食べていました。 こうした習慣は、長い時間をかけて日本人の体質も変化させてました。 中でも日本人の腸は約9m。欧米人に比べて2mも長いのです。 それは植物の消化・吸収に時間がかか…
先日、長寿村の特色は、穀物主体で粗食だということを書きましたが、 これはひとえに太陽の恩恵をフル活用しているということなのです。 もう一度、おさらいしますが、穀類の主成分は炭水化物です。 炭水化物は、人間の消化酵素で消化される「糖質」と、 消…
世界に中で長寿民族がいますが、それは穀物を主食としている民族です。 まず日本ですが、かつて山梨県棡原村(現、上野原市)は、 昭和43年に東北大学の近藤正二名誉教授と古守医師によって、 「日本一の長寿村」という折り紙がつけられました。 平野部が少…
人類の始まりは狩猟だったという説もありますが、 文明の始まりは、やはり穀物栽培からです。 穀物は、その栽培の容易さと保存性の高さから、 多くのものは生活に必要なエネルギーを得る主食の材料として用いられています。 イモ類などの根菜類やバナナなど…
昨日、書きましたように糖質ダイエットで肉ばかり食べておれば、 間違いなく自殺行為です。なぜなら有毒ガスが腸内で発生し、 全身の細胞を蝕んで大腸がん、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが高まるのです。 では肉もダメでお米もダメならば何を食べるのという…
28回の連載ものなのでカテゴリー「ダイエット研究と評価」 (2019.06.19~07.10)で 「自殺行為である糖質ダイエット」を参考に読んでください。 血糖値があがるので炭水化物などは控え、 比較的糖質の少ない肉はどんどん食べましょうというダイエットです…
昨日の日本の米減少の記事で近年では、 「太らないためには、炭水化物は取らない方が良い」といった 糖質オフダイエットブームも起こっているのも影響しているとありましたが、 この「糖質オフダイエットブーム」は大問題です。 その問題についてもう一度、…
日本の主食はいうまでもなくお米ですが、お米の消費は、 1人当たりの年間消費量が、1962年度の118.3キログラムを頂点に、 毎年、減少していき何と2018年度には53.5キログラムと ピーク時の半分以下になったのです。 その反面、油脂類や肉類、牛乳…
鶴見隆史医師はマクロビの限界を書いておられます。 私もマクロビは特殊な宗教であり、玄米原理主義だと思いますので、 鶴見医師の指摘は実に的を得ていると思います。 そして藤樹の宿の超少食ファスティングは、 酵素栄養学をかなり参考にしているのです。 …
前の妻があまりにもスタッフのマクロビ食を下嫌いしますので、 一応、夫婦なので食事について私が料理をしていましたので 本当は玄米菜食を取り入れたかったのですが、できませんでした。 しかも妻の信仰がペンテコステだったので、 「マクロビは新興宗教で…
私は1950年(昭和25年)生まれで今年、71歳になります。 農家に生まれましたが、ある理由で工業高校進学を止めて、 私立の愛農学園農業高校3期生として入学しました。 全寮制でしかも無教会系のミッションスクールです。 ちなみに現在、私立農業高校は全…
藤樹の宿で最も多いファスティング滞在日は、3泊4日ですが、 理想的には1週間です。 それは日曜をホーリーディというように聖なる1週間の最初の日であり、 7は完全数だからです。 1週間でファスティングを プログラムしていただく方が増加していただく…
先に紹介した「修道院の断食」では ファスティング終了後のアドバイスが的確に書かれています。 まず注意すべきことは、食事を表わすマール・ツァイト(Mahlzeit)が、 咀嚼を意味するマールと時間を意味するツァイトからなっているように、 十分に咀嚼する…
私を根本的に変えた「修道院の断食」で 最後の方にこのような貴重なファスティングの体験が紹介されています。 断食治療士、ブリギッテ・ファービアーンさんの長年の断食体験です。 ・健康をする期間は春と秋が理想的だ ・断食により健康状態が安定し、 ・心…
23年間、運営していたキリスト教断食祈祷院は パートナーが異端化したばかりか、境界性人格障害者であることが分かり、 パートナーとも離別し、自分自身もちょうど65歳になったので、 年金生活をしていく生活にしようという人生設計をしました。 そして…
私は30年前のファスティングを想起していました。 その時に生まれて初めて、 自分自身の中にあった毒素がすべて洗い流されたように思いました。 そして自分が夢見た結果を自分のものにしたのだという深い満足感を感じたのです。 私は人生を変えることがで…
15世紀の修道士、トマス・ア・ケンピスという方がいます。 代表作、『キリストに倣いて』は聖書に次いで最も読まれた本で、 世界の各国語に訳され、日本では早くも1596年に 『こんてむつす・むんぢ』というタイトルで発行されました。 この中に 「この世で、…
ファスティングの極みは、ひとえに所有欲からの解放にあります。 つまりファスティングを通して、 自分の果てしない所有欲を埋葬してしまうことなのです。 金を積み上げる、読破した本を積み上げる、名誉を積み上げる、 なかには自分の苦しさを積み上げて自…