2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
宿便は中高年にもなれば相当、蓄積されてたくさん出るだろうと思われる方も多いかもしれませんが、 意外にも体育会系で青年でも驚くべきことに宿便が蓄積されていたケースをご紹介しましょう。 1997年、酵素ジュース断食を開始した年でした。 将来、日本…
名古屋市の中堅サラリーマンLさんという40歳の男性から、 「泉の森に40日断食聖会に行き、何としても宿便を取りたいのだけれども、 長期間はできないので数日間は何とか行けますので指導していただけませんか」という電話が入りました。 そして土日と有…
これも1997年の夏のことです。 酵素ジュース断食を断食施設で最も早く始めたのは、私の運営していた泉の森でした。 そしてこの年の秋に日本で初めての40日断食聖会を開催したのです。 それはアメリカをリードする福音派の指導者、ビル・ブライト先生が…
関西で開業されておられるクリスチャン医師の紹介で、 『愛と死をみつめて』で描かれた軟骨肉腫と同じで自分の左顔半分を切り取らなければならない、 という中年男性の方(Yさん)が、何としても宿便を取り、 ガンの癒しを求めて来られました。 1997年…
この23年間で多くのファスティングを体験された方たちで宿便除去を経験された方たちは、 不思議と記憶が鮮明な方が多いのです。 ご自分で定めた断食期間中に宿便を取られた方は極めて少ないのですが、 追い込まれてファスティングしかない、と来られ方は特…
宿便はまず私自身の宿便除去の体験を書きましたが、 23年間で宿便を取られた方について紹介していきたいと思います。 1995年にオープンした断食祈祷院「泉の森」に横浜からSさん(45歳・聖霊派のクリスチャン)が、 「宿便をどうしても除去したいの…
少食ファスティングをしますと時間はかかっても確実に宿便は除去できます。 宿便は万病の源です。マクガバンレポートで病気は、「食源病」だと報告されましたが、 私は「宿便滞留病」だと思います。それほど万病の源なのです。これを外に出す除去こそ、 万病…
そして超少食を継続して、本年の2月でした全く予告もなく、宿便が出ました。 25年ぶりだったので、最初に宿便を除去した時のことはすっかり忘れていましたので、 最初、下痢かなと思ったのです。 しかし、下痢などしたこともないし、しかも、玄米菜食で発…
昨年の6月にオープンしましたが、来会者はまばらでちょうど発酵薬膳をあれこれ創作し、 試食するには絶好の期間でした。 私はまず量を超少食にしました。 そして超少食を本格的に開始したのは昨年、6月3日、私の誕生日でした。 やはり食の誘惑は多く、誰か…
25年前、43歳で宿便を取ったことはどれほど素晴らしいことか後で分かりました。 おそらくこの年齢で宿便を取らなかったら確実に生活習慣病になり、早死にしていたことは間違いありません。 毎日、接待や打ち合わせの後、必ず、居酒屋などで御馳走、お酒…
これまで48回にわたって肥満と病気について書いてきました。 肥満解消の最大の近道はファスティングであることを毎回、書いてきました。 そしてファスティングの最大の目的は何かを一言でいいますと「宿便除去」にあるのです。 ファスティングはダイエット…
日本は1950年代から急速に生活スタイルが変化し、生活習慣病と呼ばれる病気が増加していますが、 その影響は成人だけでなく、子どもにも及んでいます。 一般的には成人の病気と思われていた、メタボリックシンドロームや 2型糖尿病、高血圧、脂質異常症…
COPD(慢性閉塞性肺疾患)という病名は、あまり聞き慣れないかも知れませんが、 「肺気腫と慢性気管支炎の二つを合わせたものなのです。 肺気腫と慢性気管支炎の症状は一人の患者さんに重なって現れることが多いうえに、 なにより、どちらも汚れた空気を長年…
Yahoo質問箱に「アルコール性肝炎で死ぬのでしょうか」とあり、その回答は、 「大概は、アルコール性肝炎→肝硬変→死または、アルコール性肝炎→肝硬変→肝臓ガン→死」という経緯をたどります。 ただ私の経験上、アルコール性肝炎→肝硬変→劇症肝炎→死 アルコー…
日本人の4人に1人は、何と動脈硬化による心臓や脳の病気で亡くなっています。 どのような病気なのでしょうか。まず、動脈とは、心臓から送り出した血液をからだの隅々へと運ぶ血管です。 健康な動脈には、からだの隅々(例えば内臓や足など)が必要としてい…
「リンゴ型肥満」の人は腎機能が低下しており、年齢が進むと血圧が高くなり、 慢性腎臓病を発症する危険性が高いという研究が発表されています。 若いうちから内臓脂肪を減らす対策をすると、高齢化してから腎臓病を予防できます。 腎臓は血液の中の老廃物を…
脂質異常症(高脂血症)は密接に肥満との関係が深い病気です。 脂質異常症(高脂血症)とは、血清脂質値が異常値を示す病気です。 血清脂質値とは、血液の中の脂肪分の濃度(濃さ)のこと。 血液の中の脂肪分はいくつかのタイプに分けられ、健康な人は、 LDL…
脳の発作、いわゆる「脳卒中」は、血管が詰まるタイプの「脳梗塞」と、 血管が破けて出血するタイプの「脳出血(以前は脳溢血と呼んでいました)」の二つに大別できます。 かつて日本では脳卒中と言えば脳出血を指すほど脳出血が多数を占めていましたが、 徐…
最近、ある程度太ってもがんを発症しにくくする方法の開発を目指した研究が進められています。 それは「細胞老化」の存在です。私たちの体は約60兆個の細胞で作られていますが、 このうち一定の数の細胞は、毎日分裂を繰り返し、増殖して体を維持しています…
これまで肥満とがんについて症状別に書いてきました。 肥満はこれまで、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中の原因になることは、誰でもよく知られていますが、 がんにとって、たばこと同じように大きな原因だということが明らかになってきました。 英国人524万人を対…
タバコを喫わないのに肺がんになるのはどうして?と疑問に思う方も多いはずです。 実は 肺がんは多くのがんのなかで男性では死亡原因の第1位。 女性では第2位となっています。つまりで、年間6万5000人もの方が亡くなっています。 ほかのがん(胃がんなど)と…
このがんは、全身に広がっているリンパ組織内の細胞が悪性化し、次第に全身の臓器を侵していく病気です。 ホジキンリンパ腫(ホジキンという人が最初に報告した)と、 それ以外の非ホジキンリンパ腫に大別されますが互いに似た経過をたどります。 白血病と同…
白血病は血液のがんです。 血液細胞には赤血球、血小板、白血球がありますが、これらの血液細胞が骨髄でつくられる過程で、がんになります。 がん化した細胞(白血病細胞)は、骨髄内で増殖し、骨髄を占拠してしまいます。 そのため、正常な血液細胞が減少し…
多発性骨髄腫とは、どのようながんでしょうか。 血液中には酸素を運搬する赤血球、出血を止める働きがある血小板、免疫をつかさどる白血球やリンパ球などの血液細胞がありますが、 これらはそれぞれ体を守るために大切な役割をもっており、造血幹細胞と呼ば…
卵巣は、子宮の両脇に1つずつある親指大の楕円形の臓器です。 卵巣の機能には、女性らしい体をつくり、維持を促す女性ホルモンの分泌があります。 その他にも、成熟した卵子を月経が停止する(閉経)まで周期的に放出します(排卵)。 卵巣がんは、卵巣に発…
子宮は全体として中が空洞の西洋梨の形をしています。 球形に近い形の体部は胎児の宿る部分であり下方に続く部分は細長く、その先は腟へと突出しています。 この部分が頸部で、腟の方から見ると奥の突き当たりに頸部の一部が見えます。 その中央には子宮の内…
脾臓はラテン語でlien, (古代ギリシア語)、英語Spleen。 脾臓循環器系内に組み込まれた臓器です。 人体の左の上腹部にあり、上方は横隔膜に、内側は左の腎臓と接しています。 前方には胃が存在しています。 肋骨の下に隠れており通常は体表からは触れること…
食道は、のど(咽頭)と胃の間をつなぐ管状の臓器で、部位によって、頸部食道、胸部食道、腹部食道と呼ばれています。 食道は体の中心部にあり、気管、心臓、大動脈や肺などの臓器や背骨に囲まれています。 食道の周囲にはリンパ節があります。食道の壁は、 …
前立腺は男性特有の生殖器です。膀胱のすぐ下にあり、それに続く尿道を取り囲んでいます。 前立腺がんが多く発生するのは、前立腺の中の「辺縁域」と呼ばれるところです。 前立腺がんは、ゆっくりと進行することが多いがんで、初期には自覚症状がほとんどあ…
腎臓は、ソラマメのような形をした、成人の握りこぶしよりもやや大きい臓器です。 腹部に左右1つずつあり、腸管全体を包み込む腹膜と背中の間にあたる、後腹膜腔という場所に位置しています。 高さとしては、ちょうど肋骨の下端あたりです。 腎臓の主な働き…