2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
日野原重明氏は、1911年10月4日 - 2017年7月18日)は、 日本の医師・医学博士で聖路加国際病院名誉院長など多くの役職をこなして 昨年、5年分の講演などぎっしりのスケジュールを残して、天に召されました。 日野原医師は、日本版コルナロだと私は思ってい…
少食に移行しますと様々な変化が体に出て来ます。 その2番目は、 2・腸内細菌が窒素を固定化する 植物の中には、マメ科植物のように土の中野根瘤バクテリアが 空気中の窒素を固定化し、菌体タンパク質を合成し、 そのタンパク質を植物が利用していくという…
かなり話が横道に逸れてしまいましたが、本論に戻します。 少食に移行する場合、 まず胃をコントロールする満腹中枢に少食の量(普段食べていた1/10) になることを伝達させるには、 少なくとも3ヶ月は必要です。 この3ヶ月で体重オーバーの方は標準体…
2002年に民主党の土井議員のススメで 出来たばかりのNPO法人で一般の方に知ってもらおうと 愛知県に断食を普及するNPOを申請したところ認可されませんでした。 理由は食育基本法に抵触するからだそうで、これには驚きました。 やむを得ず、咀嚼を…
私がファスティング施設を豊田市五反田町に開設したのは、 1995年ですが同年3月にオウムサリン事件が起こり、 この事件を通してまず ①宗教恐い症候群 ②断食恐怖論 ③ヨガ恐怖症が起こりました。 何故ならオウム真理教が、ヨガ教室で信徒を勧誘し、施設で…
少食に移行しますと体は大きく変化していきます。 少食は、ファスティングそのものですから、 日々、少食ファスティングをしていくことなのです。 つまりファスティングの日常化です。 何か日本人はファスティングを特殊なこと、 特別なことをする修行のよう…
イスラエル民族でも生き残ったのはユダ族だけで、 それからユダヤ人(または民族)と呼ばれるようになりました。 強制連行されたバビロニア帝国では贅沢な食生活にふける帝国の姿でした。 その食生活に巻き込まれず、シナゴークを建設して子供たちに聖書の教…
エジプトを出たイスラエルの人々は、シナイ半島を行進していくのですが 最大の問題は、食糧と水でした。 砂漠では水は命そのものでメリバの争いなどは深刻な事態を招きます。 そして食糧も大きな問題で、マナは重要な役割を果たします。 出エジプト記ではこ…
出エジプト記の記述は人間の食欲がいかに凄まじいものであるかを物語ります。 過酷な奴隷生活を送っていたイスラエルの人々は、 自分たちの祖先、アブラハム・イサク・ヤコブに与えられた神の約束を信じて、 モーセに導かれて、エジプトを出たわけですが、 …
このマナちゃんのマナは聖書から採用した名でした。 マナは旧約聖書「出エジプト記」第16章に登場する食物です。 モーセに導かれて、神が約束されたカナン(現在のパレスチナ)をめざして 300万のアブラハム・イサク・ヤコブの子孫たち (当時はエジプト…
愛知県豊田市の山奥に建設した断食祈祷院は、 日本国内ではめずらしさもあってオープンした1995年から 全国からクリスチャンの方たちが来会されるようになりました。 一番、多かったのが北海道と沖縄です。 そしておそらく全国から愛知県の山奥まで よく…
食の誘惑から避けるために断崖絶壁の人里離れたところに 建設されたカトリックの修道院です。 ではプロテスタントではどうかといいますと韓国のキリスト教会が代表的でしょう。 私も韓国最大の断食祈祷院、オサンリ断食祈祷院に何度も行きましたが、 北朝鮮…
食の誘惑を体験する施設が、ファスティング施設です。 ですから極めて環境が大事となります。 そして2000年の間、 世界中にファスティング施設を展開してきたのはほかならぬ カトリック教会の修道院です。 どこでも修道院は人里離れた山の中、断崖絶壁の…
日本は世界では稀にみる食の戒律が存在しない国です。 仏教はその戒律があり、少なくとも江戸時代まで 動物の殺生を禁じる戒律が生きていましたので肉を食べる習慣はありませんでした。 またキリスト教も戒律があります。 ただキリスト教が、ローマ帝国公認…
食の誘惑に勝てると思うのは、まさに思い上がりの何ものでもありません。 食の誘惑の勝つこと自体が奇跡なのです。 私は25年前にファスティングしましたが、これまでの25年間、 すべて食の誘惑には負けました。 しかし、一つだけ逃れの道があります。 そ…
食の誘惑は、マタイによる福音書の荒れ野の試みで明らかなように しつこく攻めて来るものでまさに人間の本能の中で最も厄介な欲望です。 ですからここに登場する悪魔(サタン)は、 「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」と攻撃して…
朝食を食べることはまず止め、 酵素充満の生活リズムを確立していただくためにも できれば昼も軽い食事にして、夕食をしつかり食べる習慣に移行していただきたいのです。 そのために現在、3食をしっかり食べておられる方は、 段階的に移行していただきたい…
酵素栄養学を日本で最初に提唱された鶴見隆史医師は、古来から体に刻み込まれた 「生理的リズム」を忘れてはいけないということを指摘されています。 それは1日を3つの時間帯に分けますと、「排泄・消化・吸収」になります。 このリズムを崩したら体の新陳…
今、私たちの臓器や組織に重大な影響を与えるのが活性酸素です。 私たちの体がサビてくるということなのです。 つまり錆びる(さびる)とは、酸化するということです。 空気中の酸素は、体内に入って、「活性酸素」という物質に変身するのです。 この「活性…
空腹を体験しないと腸の働きが活発化しません。 毎朝、便がスムーズに出るという方でも実際は、快便でもなく、 ところてん式に押し出されただけのことで快便でも何でもないのです。 私達の腸の蠕動運動が鈍くなり、腸が麻痺してしまっています。 そして腸の…
た朝食を抜くと肥満になるという学説もあります。 この場合の主張は、1日2000㎉を食べる場合、 夕方だけ食べるグループと朝だけ食べる場合、朝の方が太るという研究が海外で出ていますが、 これはそもそも1日2000㎉を食べることを前提としています…
人間の脳は果たしてブドウ糖だけをエネルギーとしてだけ使っているのでしょうか。 脂肪は脳に何ら影響がないのでしょうか。 ある研究では、胎児や出生後の乳児期は脳が 脂肪の中のケトン体を使用していることが分かってきました。 胎児の脳にブドウ糖だけ与…
朝食を食べる派の最大のポイントは 朝食を食べて血糖値を適度に保持するが食べないと機能が低下し、 脳の機能が低下するという説が主流です。 脳は体全体の2%くらいの重さですが、エネルギーをたくさん使用する器官で、 消費エネルギーは体全体の約2割を…
今、ドクターの書いた健康本が売れている時代ですが、 特に朝食を食べるのか食べないのか、その意見は真っ二つです。 サイトで比較が紹介されています。 朝食を食べない派 ・長時間断食(睡眠中を含む)を続けることにより内臓を休ませることができ、またデ…
肥満に悩む方の多くが、なぜそうなったかをカウンセリングでお聞きすると 間食と夜食に原因があります。 とくに夜食のラーメンは最悪です。 そして受験期に母親が子供のためと夜食を食べさせるのは健康上も良くないことです。 また食事以外にも間食などおや…
少食に移行するのを急激にするとファスティングと同じく リバウンドというとんでもない食欲が襲います。 それはこれまでに書きましたように「むちゃ食い」から「過食症」へと進み、 この罠からなかなか出られなくなります。 ですから1年計画から3年計画、5…
藤樹の宿には過食で傷ついたカラダを何とか修復したいという方も多いのですが、最近は, むちゃ食い」摂食障害患者としての過食症ではなく、ダイエットをめざしたが途中で挫折し、 結果的にむちゃ食いになったという方も来られます。 むちゃ食いとはどんな状…
日本人は食べ過ぎ症候群列島と化しています。 これに気が付いた方は最近の一日1食ブームで少食を自己流でされて、 急激なダイエットをされる方が増加してきました。 少食が持続して成功される方もありますが、 反面、リバウンドの恐さを甘く見ておられ、つ…
少食への移行は急激にするのではなく、藤樹の宿方式でしていただきたいのです。 そのプロセスは 1・主食は玄米菜食に切り替えること 2・副食が最も重要ですから、様々な工夫が必要です 3・副食が飽きないメニューを常に考えることです 4・まず朝はスムー…
週刊新潮では、「食べてはいけないシリーズ」組まれてきましたが、 第5回目で取り上げられたのは「リン酸塩」です。 味覚破壊トリオとは 1・タンパク加水分解質 2・酵母エキス 3・化学調味料 カップラーメンはすべて上記が含まれていますので、 カップラ…