2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
さまざまな研究によって分かっていることは、 「うつ病を引き起こす原因はひとつではない」ということです。 非常につらい出来事が発症のきっかけになることが多いのですが、 それ以前にいくつかのことが重なっていることも珍しくありません。 そのため原因…
さまざまな研究によって分かっていることは、 「うつ病を引き起こす原因はひとつではない」ということです。 非常につらい出来事が発症のきっかけになることが多いのですが、 それ以前にいくつかのことが重なっていることも珍しくありません。 そのため原因…
うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、 脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって 憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、 さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも…
神経伝達物質と遺伝と栄養の関連ですが、 葉酸活性化遺伝子変異があるとドーパミン、セロトニンは減少します。 するMTHFR(メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素)は、葉酸の活性化に必要な酵素ですが、 この酵素を作る遺伝子に変異が起きてうまく働かない場合…
私たちの脳は、脳内伝達物質が重要な役割を果たしています。 私たちが喜怒哀楽を感じたり、さまざまなことを考えたりする時、 脳内では「神経伝達物質」が行き交っています。 神経伝達物質は「シナプス」という神経細胞と神経細胞を接続する部分から分泌され…
認知症について、厚生労働省の2015年1月の発表によりまと、 日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、 65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。 認知症の前段階とされる「軽度認知障害」と推計される約400万人を合わせると、 高齢者の約4人…
2017年は世界保健デーでテマは、うつ病年でした。 この年の日経新聞は、このように報道しています。 「世界保健機関(WHO)は、 世界でうつ病に苦しむ人が2015年に推計3億2200万人に上ったと発表した。 全人口の約4%に当たり、05年から約18%増加した。 世界…
琉球大学では玄米成分の研究が続き、 これを薬剤に開発するためにサッポロビール研究所と強度開発がなされましたが 新薬承認する厚労省の反対とバブル崩壊で却下され, 伊藤教授も定年退官でこのプロジェクトは終わります。 そこで伊藤教授はその時の研究から…
国立がんセンターの「細胞ががん化する仕組み」について② ある遺伝子に傷がついたときに、細胞増殖のアクセルが踏まれたままの状態になる場合があることが知られています。 このような遺伝子は、がん遺伝子と呼ばれています。 多くの場合、がん遺伝子によっ…
しかし、抗がん剤は化学的な毒物から作られていますので、 毒性抗がん剤はがん細胞を攻撃しますのでまわりの細胞も攻撃してしまいます。 そのために抗がん剤で死ぬことになります。 そこで抗がん剤研究者たちはがん細胞だけを攻撃する抗がん剤開発に取り組み…
ようするに毎日、体の中にガン細胞はうまれていますがこのような免疫のおかげでガンにならずに生きています。 しかし、免疫力が落ちればガン細胞を攻撃する力がなくなり発病します。 ゆえにがんを発病しても面記機能が活性化すればガンの成長を阻止できるこ…
さらに琉球大学名誉教授、伊藤悦男さんの研究で ハトムギにだけ含まれるコイクセノライドという強力な抗がん作用を持つ成分が 玄米にあったことが分かったのです。 しかもこの実験の結果、2つの抗がん物質を発見したのです。 RBA、RBFという名をつけられま…
琉球大学名誉教授、伊藤悦男さんの研究では、次のような研究をしておられました。 1・キノコ類の抗がん性の研究 2・様々な穀物の抗がん性の研究 3・玄米(米糠)の抗がん性物質の抽出と抗がん性のメカニズムの研究 この研究でキノコ類の抗がん性には多糖…
本草綱目(ほんぞうこうもく)は日本の医学に多大な影響を与え、 そこで玄米は明確な薬用食だと断定されています。 そしてまさに玄米は完全食なのです。 日本では白米が大半ですが玄米こそ完全食であり薬用食なのです。 玄米の成分は水分15.5%、タンパク質6…
琉球大学名誉教授、伊藤悦男さんの研究によれば、 長年の基礎医学の研究で穀物の抗がん作用があることを発見し、中でも玄米の効用があるといいます。 では玄米のどこがどのように効用があるのか、その玄米エビデンスを紹介していきましょう。 穀物は食品の中…
がん免疫療法は大きく2つの種類に分かれます。 1つは、がん細胞を攻撃し、免疫応答を亢進する免疫細胞を活かした治療で、 アクセルを踏むような治療法といえます。 もう1つは、免疫応答を抑える分子の働きを妨げることによる治療で、いわばブレーキをはずす…
現在、一般的に行われているがん治療は、 外科治療(手術)、化学療法(分子標的薬を含む抗がん剤による治療)、放射線治療の3つで、 これらを総称して三大がん治療といわれています。 この三大がん治療に加えて、近年“第4のがん治療”として注目されているの…
1997年7月、世界がん研究財団と米国がん研究財団は 「Food,Nutrition and the Prevention of Cancer:a global perspective」 のタイトルで670頁に及ぶ膨大なレポートを発刊しています。 このレポートはいままで食生活とがん予防に関する世界で発表された …
現在、「ゲノム解析」によってがんがさらに解明され、また新しい医療がはじまりつつあります。 最近では、がんにかかわる遺伝子のレパートリーは数百ほどで、 そのなかから、臓器や細胞に適したものがいくつか活性化または不活性化されて、がんになると考え…
「再発と転移」は、患者にとってがんが怖いとされている大きな理由ですが、 この再発を起こすのは「普通のがん細胞とは異なる『がん幹細胞』である可能性が高い」ことがわかってきました。 幹細胞とは自己複製能力と多分化機能を持っている細胞をいいます。 …
日本のがん罹患者数は年々増加し、最近では年間約100万人が新たにがんを発症し、 死亡者の3人に1人にあたる約37万人ががんで亡くなっています。 近年の統計からは、日本人の2人に1人が生涯に一度はがんに罹り、 男性の4人に1人、女性の6人に1人がが…
「がんが見つかったら嫌だから」—そんな理由でがん検診を拒否している人も多い。 患者自身の意識の低さもあるが、医者側にも原因はあるようです。 ある医師は、 「本来は、がんにならないことが一番いいのですが、日本の医師は患者を『治す』ことにしか関心…
高齢化が進むにつれてがんに罹る人が増え、医療が追い付いていかない。 その結果、がんで死ぬ人が増えていきます。 しかし、それだけでは説明がつかない事実があります。 考えてみれば、日本では特に急速に進んでいるとはいえ、高齢化は欧米諸国でも問題とな…
私たち人間が物を噛む時は、最大で体重の2~3倍の強い力で噛み砕きますが、 現代の食べ物は軟らかい物が多く、口の中に入れるとお粥状態になって、すぐ飲み込めてしまい、 噛むという行為自体が無くなってしまいました。 噛むということは、食べ物を小さく…
「ごはんは太る」というのは、科学的にはまったく根拠のないことです。 中でも玄米は、太りにくい食べ物です。 その理由にインスリンの分泌を低く抑えるという点があります。 アメリカのスタンフォード大学の研究グループが、 ごはん、パン、ジャガイモを摂…
マクガバンレポートで指摘されていたなかに、 ビタミン、ミネラルの不足の指摘がありました。 M委員の一人、パーシィ議員は 「1965年にアメリカ農務省の報告は信じられなかった。 ビタミンA、C、B2、鉄、カルシウムなど多くの栄養素の欠乏が 広範囲の家…
マクガバンレポートでは、ガンなどの生活習慣病は、 現代の間違った食生活が原因となって起こる「食源病」だと断定しました。 間違った食生活を日本でも研究しておられた方がおられます。 近藤 正二博士 (1893年- 1977年・医師、細菌学者、衛生学者、医学博…
オバマ大統領は、極め付きの超少食(=半断食)でしたので、 その政権下でアメリカ農務省(USDA)が出した20年ぶりの全く新しいタイプの食事バランスガイド 「ChooseMyPlate」を読んで驚きました。 これを正真正銘、実践したらまさにオバマ大統領並の超少…
「認知症」は病名ではなく、 認識したり、記憶したり、判断したりする力が障害を受け、社会生活に支障をきたす状態のこと。 この状態を引き起こす原因にはさまざまなものがありますが、 「アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)」もそのひとつ。 現在…
マクガバンレポート(Mレポート)は1977年に発表され、 アメリカ全土に多大な衝撃を与えました。 中でも医療の世界に与えた影響は計り知れません。 Mレポートでは、食事改善でガンは20%、心臓病は25%、糖尿病は50%減らせると書いていますが、 …