2020-01-01から1年間の記事一覧
ようやく日本では、断食に関する本がたくさん出版され、 少しは見直された2020年でしたが、そのことを手放しで喜ぶわけにはいきません。 日本では、断食という言葉のもつ暗いイメージのゆえに 本物の断食が全く普及していないことも明白になってきたから…
今年は新型コロナで始まり、新型コロナ第3波で終わるという激変の年となりました。 藤樹の宿は本年1月6日に毎日放送「ちちんぷいぷい」でとあり上げられ、 その放映のおかげで、新年明けから2月は閑散期なのですが、来会者が急増しました。 そして3、4…
免疫力の中核は血液中の白血球です。 白血球の主な任務は、 白血球は血液成分の一つで身体への異物の侵入に対しからだを守る働きを有しています。 細菌 等の異物がからだに侵入すると白血球数が増加し、 異物を細胞内に取り込み無害化します。 すな わち、細…
人間の体は基本的に空腹が設定されているのです。 もちろん人間の体は食物などから栄養を取り入れて活動していますが、 その食物が断たれてもすぐ動けなくなるようなことはないように設計されているのです。 血液や肝臓に蓄えた糖を消費して、 不足したエネ…
11/5~12/5まで「空腹は最大の力なり」を31回、連載してきました。 この連載は本年の健康本でベストセラーとなった 「空腹こそ最強のクスリ」をベースにしたものです。 このサブタイトルがオートファジーから生まれたとありますので、 石原医師はすでに2年前…
コロナへの不安から若者に多い自殺について昨日、書きましたが、 人類の歴史を見れば疫病との戦いにこれまで明け暮れてきたことは 12/24に詳しく書いた通りです。 そこで指摘したように疫病との戦いと共存の人類の歴史の中に 今回の新型コロナがあるのです。…
さて石原先生の免疫力アップについての本論に迫っていきましょう。 まず「免疫」とは「免疫」の「疫」は「病」なので「病を免れる」という意味です。 子育て用語辞典には「免疫」について次のような解説がなされています。 ・・・「自分と違う異物」を攻撃し…
文明の発達は必ず、疫病がついてくるものです。 人類の歴史をみても13世紀のハンセン氏病、14世紀のペスト、16世紀の梅毒、 17~18世紀の痘瘡、発疹チフス、19世紀のコレラ、結核、20世紀はインフルエンザ、 ガン、心筋梗塞などの心臓病、そして21世紀になっ…
『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ 人類とウイルスの第一次世界大戦』 について石原医師によれば、栄養状態が良好な人たちが一番の死亡率となった。 第二次世界大戦でも捕虜となり、 過密で最低栄養状態にある人々が様々な疫病の罹患率が最も低かった…
毎年、日本で流行するインフルエンザは食べ過ぎが原因だと石原医師は言いますが、 その通りです。なぜなら第一次世界大戦中に流行したインフルエンザ (いわゆるスペイン風邪) スペイン風邪について 『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ 人類とウイルス…
アメリカのミネソタ大学医学部の教授だったM・J・マレイ博士が、 1975年に世界的に権威のあるイギリスの医学誌『Lancet』にある論文を発表しました。 その内容は・・・ ・飢饉に苦しんでいたサハラ砂漠の遊牧民に食料を与えたところ、 しばらくしてマラリ…
重篤化する新型肺炎は新型ウイルスによる感染で引き起こされますが、 このような感染症が人類の危機となるほんとうの原因は 別のところにあると石原医師は指摘されていますが、その通りなのです。 古代ギリシア、ローマ大帝国は栄華に達したあとから衰亡して…
石原結實医師は、コロナウイルスで軽傷と重症化するこの根本的な差は 免疫力の差だといいます。 医師として46年間、石原クリニック、また断食施設を経営しながらの体験ですから 間違いない指摘です。 この経験から、体が冷えている方が多いといいます。 そし…
「新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ」 東洋経済 05(記事は2020.07.17付です) ――緊急事態宣言の解除後は「感染者数」、 正確には検査でPCR陽性とわかった人の数ですが、増えています。 しかし、自然免疫で98%も治るとすれば、とるべき対策は違…
「新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ」東洋経済 04(記事は2020.07.17付です) ――欧米との死者数の違いに大きな関心が寄せられています。 日本の死者数が欧米の100分の1であることについて、 以下のような3つの要因の差という仮説で試算を試みた。…
「新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ」東洋経済 03(記事は2020.07.17付です) ――第2波が来たら日本は脆弱だという見方も根強くあります。 抗体検査を行ったところ、ロンドンで16.7%、ニューヨークは12.3%、東京が0.1%だった。 これをインフル…
「新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ」 東洋経済 02(記事は2020.07.17付です) ――ではその辺りの説明と、作成された新型コロナの「感染7段階モデル」の狙いを教えてください。 新型コロナは、全国民の関心事ながら「木を見て森を見ず」の状態で …
石原医師は現場の医師の報告として この本に「現場の医師によれば感染者の8割は仕事も含め、 通常の生活を送れるほど症状が軽いそうです。 その一方で2割の方は入院が必要なほど悪化し、 さらに一部は集中治療室に入るほど深刻な状態に陥り、重症化し、亡く…
C・発症からの一般的な経過 これまでの報告では、感染が確認された症状のある方の約8割は 軽症のまま治癒している一方、 高齢者や基礎疾患(高血圧、心不全、呼吸器疾患(COPD等))のある方、 人工透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤を用いている方…
COVID-19 による症状は、人によって異なりますが、 ほとんどの感染者では軽度から中等度の症状であり、入院せずに回復します。 A・最もよくある症状: ・発熱 ・空咳 ・倦怠感 B・時折みられる症状: ・痛み ・喉の痛み ・下痢 ・結膜炎 ・頭痛 ・味覚または嗅…
厚生労働省のサイト 正確な情報、事実の元、適切な予防を行い、自分自身と周りの人を守りましょう。 お近くの保健所の助言に従ってください。 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大を防ぐには 1・手を清潔に保ちましょう。石けんで手洗いを行う…
この予防方法は基本的にインフルエンザと同じですが、 すでに多くの方がご存じだと思いますが、 あえて政府関係のサイトから引用しておきます。 実践、スマートライフ(内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室)サイトから A・感染を防ぎ、新たな日常を…
問3 無症状病原体保有者(症状はないが検査が陽性だった者)から感染しますか。 一般的に、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合は、 症状が最も強く現れる時期に、 他者へウイルスを感染させる可能性も最も高くなると考えられています。 しかし、新型コロ…
今年の新型コロナウイルスの経過を簡単に想起してみましょう。 下記はNHK特設サイト新型コロナウイルスからです。 1月6日・・中国 武漢で原因不明の肺炎 厚労省が注意喚起 1月14日・・WHO 新型コロナウイルスを確認 2月3日・・乗客の感染が確認されたクル…
新型コロナウイルス感染が中国で発生し、瞬く間に全世界に蔓延し、 日本も多大な影響を受けました。 有名なタレント、志村けんや岡江久美子さんがコロナ感染で死去され、 全国一斉の学校休校、集団感染と3月以降、大パニックになりました。 第一次発生から…
アンチエイジング(anti-aging)とは「抗加齢」を意味する言葉です。 実際の年齢に逆らうことは出来ませんので、その意味としては「抗老化」となります。 いつまでも若々しい心と体を維持したい、実際の年齢よりも若く見せたい(見られたい)、 出来るだけ長…
感染症とは、環境中[大気、水、土壌、動物(人も含む)など]に存在する 病原性の微生物が、人の体内に侵入することで引き起こす疾患です。 私たちの身の回りには、常に目に見えない多くの微生物 (細菌、ウイルス、真菌(カビ、酵母等)が存在しています。…
免疫細胞は外敵から体を守ってくれる強い味方で、その多くは腸に存在します。 しかし一方で、バランスが崩れて過剰反応すると、 花粉症などのアレルギーや関節リウマチなどの自己免疫疾患を招いてしまうこともあります。 最近の研究で、こうした“免疫細胞の…
世界保健機関(WHO)が発表した報告書によれば、 世界の認知症有病数は現在、およそ3,560万人に上ります。 そして、2030年までに2倍の6,570万人、2050年までに3倍の1億1,540万に増えると 予測されているのです。 では、我々の住む日本はどうでしょうか。 65…
こうなりますと心配なのは動脈硬化です。 動脈の血管が硬くなって弾力性が失われた状態。 内腔にプラークがついたり血栓が生じたりして血管が詰まりやすくなるのです。 動脈は、心臓から送り出される血液を全身に運ぶ血管です。 酸素や栄養素を運ぶ重要な役…