超少食実践者コルナロ語録
コルナロ会はまず、超少食を実践している方が参加していただくことが第一となります。 そしてそれをめざそうとする方が準会員(賛助会員)となります。 超少食はコルナロが50年以上も実践して、驚くべき結果を出したものです。 そして日本では、甲田光雄医…
下記のような会則に基づいた活動をしていきます。超少食を実践し、 またそれをめざす方たちの積極的な参加を願っています。 会員が集まり次第、役員の選出を行い、事業計画を発表します。 それまでの運営は(株)あなたの健康社で責任を負って運営します。 …
趣旨説明で申し上げましたようにまず、「超少食実践者・コルナロ語録と解説」全30回を熟読していただき、 超少食を実践してみたい方はまず、コルナロ会に参加しましょう。 参加資格 1・適食カウンセリングを受け、超少食を理解できる方 2・藤樹の宿でフ…
藤樹の宿に来会された方で超少食に踏み切ったかたのために「コルナロ会」を発足させようと 趣意書をお送りしましたが、今のところまったく反応がありません。 したがって超少食を普及する会に趣旨を変えて、発足したいと思います。 おそらく藤樹の宿利用者の…
昨年、6月から3ヶ月で10㎏の減量となったのですが、その食事を続けて8ヶ月していましたら、 何と宿便がどっと出たのです。 まさにわたしにとっては、25年ぶりのことです。 25年前、1週間の水断食で宿便が出て、まさにすべてが生まれ変わりました。 …
コルナロの超少食はファスティング(=断食)だと思いますが、 コルナロ自身はそのような自覚があったかについて考えてみたいと思います。 コルナロは厳密に断食ということを把握していた言葉はみつかりませんが、 ここまでの少食、つまり一日350gに絞り…
コルナロの食事はまず量的に超少食でした。 ただグラム数は、NO.06(02/24はてなブログ参照)で紹介したものから推察すると、 1日の総量はパン、卵、少しの肉の合計が、350gです。 そしてワインが400ccとなります。 パンはおそらく黒パン(日…
コルナロが残した健康法は、当時の腐敗しきったローマ・カトリックへの食の分野と健康の分野から問題を提起しています。 これは宗教改革に匹敵する革命的な論争を挑んでいることです。 それは3/20に記載しましたが、このような箇所です。 「世の中には神に仕…
1・コルナロはヴェネツィアの貴族であり、 私は貧乏百姓の家に生まれ、お金の苦労をして何とか大金持ちに一時期はなりましたが、 それもつかの間、今は年金生活者であることでしょうか。 ただコルナロのような資産家ではありませんが、 パウロのように「貧…
今回、コルナロの著作「無病法」をブログで私の解説付きで、30回にわたって紹介させていただきました。 この解説を書きながら、コルナロ会を藤樹の宿主導で立ち上げるしかないという熱い思いが湧いてきました。 コルナロの生き方に心から賛同できるからで…
【コルナロ語録 30 最終回】 世の中には神に仕え、神の言葉を伝え、神を賛美して神に奉仕を捧げている人々(聖職者)がいる。 こうした生活は立派である。しかし、もしこの神に仕える人たちが、 食を律する規則正しい食生活をしていたならば、 さらに今よ…
【コルナロ語録 29】 私には95歳にして二つの世界を楽しんでいる。 今の現世。そして来世である。来世、つまり天国を想うことは大きな楽しみである。 私は限りない神の恩寵により、永遠の生命を得ることを確信している。 神様の目から見ても好ましい食を…
【コルナロ語録・解説 28】 私は国ために役立っている。 ヴェネツィアは、「海の女帝」と言われていて、すでに十分、美しいが、私はこの都市の河川の改良工事を手掛け、その繁栄のために尽くしてきた。 また広大な土地の改良を行ない、沼地や荒れ地を耕作…
【コルナロ語録・解説 27】 高齢まで生きることが確実視できることは大きな利点がある。 それは極めて妥当な判断である。 つまり、食において非常に節度のある規則的な生活には病気は生じる余地はないからだ。 病死などなく天寿を全うできるからだ。 厳格…
【コルナロ語録・解説 26】 体質について3つの分類をしてみよう。 まず虚弱で生まれた場合の寿命は確かに短い。 わすか数日からよくても数年にすぎない。 それに対して健康ではあるけども体質的に虚弱な状態に入る者も寿命は 短くて40歳くらいである。 …
【コルナロ語録・解説 25】 私は95歳に到達し、今もなお完全に健康であり、満足感にあふれている。 言葉も常に快活である。普通の老人の方をみれば、私のこうした健康は、神の大いなる恩恵であることを覚えずにはおれない。 一般には70歳になると心身…
【コルナロ語録 24】 最後に付け加えておきたいことがございます。 それは私がしているこれらのことが無駄であると主張する者たちのことです。 彼らは、私が83歳から骨をおってまで書いていることについて、プラトンがあの有名な書物「国家」の中で語って…
【コルナロ語録 23】 私は自分の死についてこのように確信しています。まず平安な臨終を迎えます。 そして讃美歌を歌っている時に召されていくことでしょう。 また死に対する不安はいささかもありません。 また罪びとが抱くような最後の審判の恐怖もありま…
【コルナロ語録 22】 強い体質に恵まれた者は、私のように極端な少食は必要ないかもしれません。 量の点ではそれぞれの体質に応じて決定すべきものでしょう。 どれくらいの量なのかは、食欲とか願望ではなく、自分の経験、観察、そして理性にもとづいて各…
【コルナロ語録 21 】 人は中年になれば、肉体の欲望に支配されていた生活を、 理性に基づく生活に切り替えなければならないのです。 老いは若さの反意語ですが、それに応じて、 加齢とともに増加していった飲食の量を減らしていかなければならないのです…
幸福な老後を獲得する方法について「総大司教ダニエル・バルバロ宛の書簡」 【コルナロ語録 20】 私は91歳になりましたが、心身ともこれ以上に健やかで、その様子を見て、周囲の者たちは驚いています。 80歳を過ぎて、現世が地上の天国になりえるもの…
【コルナロ語録・解説 19】 国家、民衆を導く指導者、聖職者、哲学者、文学者、科学者などの頂点を極めた人、 聡明な人の中にも50歳を超えて様々な病気に見舞われている人がいる。 そのような病に罹っても飲食を節制しない者たちもいるのである。 私はこ…
【コルナロ語録 18】 私の場合、パンと卵の黄身。そしてスープかパン粥、肉と魚を少しで、 日替わりで数種類を食べている。 経済的に肉、魚が食べられない場合、全粒粉のパンとパン粥、卵、 野菜で十分である。 そして量を十分、注意してほしい。 この食習…
【コルナロ語録 17 】 また私への反論としてこのように言う者がいる。 「我慢して長生きするよりも、太く、短く好きなように生きたいのだ」と。 しかし、長寿の価値は正しく認識されるべきである。 実際に良識ある人ならば、その長寿の素晴らしさを認めら…
【コルナロ語録 16】 また私の超少食(節制)に反対する者はいう。 「好きなだけ飲み、食べても一向に平気である。 毎日、腹いっぱい食べているけれども」と。 また、この人々はいう「加齢とともに体の熱が低くなり、 それを食い止めるために何でも手当り…
【コルナロ語録 15】 しかし私の体験に対して反論する者はこうである。 肉もワインも好きなように飲んで長生きしている者がいるではないか。 しかも100歳を超えた者もいる。 しかし、この主張には大きな誤りが2点ある。 1・統計的にみて、このような…
【コルナロ語録 14】 60歳前後で様々な病気に見舞われている人々たちに申し上げたいのは、 食生活で節制の習慣を身につけていたならば、このような病気の苦痛に襲われなかったはずである。 そして今よりはるかに穏やかで、怒ることもなかったであろう。…
【コルナロ語録 13】 私は病死ではなく、自然死でこの世を去っていくであろう。 それは苦痛もなく、安らかな死である。 しかし、ずっと先のことではなく、私はこれからも先、かなりの長い年月、健康で快適に過ごし、 この素晴らしい人生を謳歌するであろう…
【コルナロ語録 12】 私は今の自分と若者たちととってかわろうとしたくない。 なぜならたちえ壮健な若者たちでも自分の若い時のことをよく覚えているので 若者たちのことが分かるからだ。 若者たちは、まだ経験が浅いので過度な期待を抱き、 向こう見ずで…
【コルナロ語録 11】 私の老境(83歳)では、素晴らしい生活を味わっている。 そのことは多くの者が証言している。誰の手助けもなく馬に乗れるし、山にもやすやすと登れる。 気分はいつも爽快であるし、倦怠感、生活の疲労感など無縁である。 1日のかな…