40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

超少食実践者・コルナロ語録・解説 15 40歳を超えれば超少食を

【コルナロ語録 15】
しかし私の体験に対して反論する者はこうである。
肉もワインも好きなように飲んで長生きしている者がいるではないか。
しかも100歳を超えた者もいる。
しかし、この主張には大きな誤りが2点ある。
 
1・統計的にみて、このような幸福で恵まれた者は、5万分の1だということである。
 
2・もしこうであっても最後は病気で死んでおり、自然死ではないことだ。
 
結論としていえるのは、健康・長寿の方法として唯一、飲食を最小限にして、規則正しく生きることなのである。
この生き方は難しいものではないのだ。
歴史をみても自分をしっかり律して生きた者はたくさんいるからだ。
今も私も含めて少数だがいる。
我々は動物と違い、理性を持っているのだ。
その人間の理性に基づいて自らの行動を律することだ。
私がいう節制は、質と量である。
 
質だが、自分の胃に合わない物は食べたり飲んだりしないこと。
 
量は、消化できる範囲で止めることだ。
人は誰でも40歳を超えたら、こうした自分の体に関する適切な判断をしなければならないのである。
食を節するようになれば、体はもごとな調和(ハーモニー)を得て、
いかなる外的な環境に直面してもこれに侵されで病気にはならない。
もし、飲食が乱れるなら、外的環境の変化ですぐ病気になり、死に見舞われるのだ。
 
(86歳の講和-02「無病法」66-67頁から)
 
【解説 15】 
 
私たちは獣と違う「意志」があるので、自分の食をコントロールできることをコルナロは語っています。
それは40歳を超えたらそれをしなければならないとコルナロは、40歳という年齢を提案しました。
コルナロは40歳台の時に超少食に切り替えたことで命拾いしたからです。
これは現代でも同じではないでしょうか。
0歳を超えてグルメ旅行ばかりし、家の食事も毎日、グルメ三昧であれば、待ち受けているのは、
様々な生活習慣病です。
中でも癌は最悪です。
漢字の意味が、岩のような固い腫物が内臓、筋肉に出来る病というようですが、
食べ過ぎから起こる典型的な病気です。
コルナロのような超少食に移行すれば、日本から癌はなくなることでしょう。
超少食は私たちの体に中に調和をもたらというコルナロは言います。
私も43歳の時に断食に導かれ、そして宿便まで除去できたことは何という神の導きであったか感謝に尽きません。
あれから25年、病ひとつもせず、ここまで来られましたが、
先般、2月17日、藤樹の宿方式の超少食で、ついに2回目の宿便が除去できて、
さらに25年間、藤樹の宿ファスティングの仕事を健康で活き活きと働けるという確信を持ちました。
その時は、ちょうど93歳になっています。
また93歳で宿便が出れば、さらに25年がプラスされますので、その時は118歳となっています。
さあ、どこまで元気で神のための働きができましょうか。
これからが楽しみです。
せめて、コルナロを超えたいものです。みなさんもコルナロを超えましょう。