2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ファスティングはこれまで気がつかなかった私自身をとりまく、 多くの富に気づくようになります。 私たちの人生の意味とは何か、それを徹底して把握することができるのです。 私たちの現代社会は、このような感覚は乏しく、あえて聖なるものや、 私たちとは…
私は生まれて初めてのファスティングをしてから1週間後に最愛の妻を亡くしました。 心筋梗塞で死んだのです。 その時、人間の死について多くのことを教えられたのです。 そして死への備えなど常日頃、あまり考えたこともなく、 漠然としていたということを思…
ファスティングとは、 巡礼者だということを語った神父がおられますが、そうなのです。 所詮、私たちが持っているものは全て借り物だ ということが分かるのが真のファスティングなのです。 そして私たちが持っている、すべてのものを捨て切たなければならな…
ファスティングを決断し、実行するということは 何を私たちにもたらすものでしょうか。 これまでも何度も語って来ましたように 1・頑固さや傲慢さをなくす 2・本当の自分に近づく道となる 3・つながれた鎖から解放される 4・すべてがまた好ましくなる 上…
本物のファスティングとは何かです。 あるキリスト者のファスティング体験告白です。 「ファスティングによって自分自身の体のなかに空きペースができます。 それは自分自身の精神世界をもっとより深く、 よりよく感じることができるようにしました。 何かを…
ある修道士がいいました。 「満腹は祈りの敵」 「満腹は勉強の敵」 そうなのです。 満腹は体に悪いだけではないのです。 満腹にしておくという悪魔のもたらすものなのです。 日本でも過食症の方が多くなりました。 ある調査によれば若い女性の5人に1人では…
ギリスの文学者でありキリスト教の信徒伝道者C・S・ルイスは、 全7巻からなる子供向け小説「ナルニア国物語」を書きました。 そして戦後、世界中の子供を虜にした作品です。 その後、アメリカで2006年に映画化され、私も何度も見たのですが、 非常に魅了され…
私たちは見境なく、漠然と食べ、飲む人は、 人生が茫漠としてさ迷うか、または一層、所有欲に支配されていきます。 その所有欲とは凄まじいものなのです。 何と私たちが一人当たりにしますと最低でも約1万の品々を持っているといいます。 それがよく分かるの…
日本人はほとんど罪の自覚を覚醒される宗教は存在していません。 ですからファスティングでそのことを示されるという意味が分からないと思います。 しかし、真のファスティングは 下記のような罪を明確に自覚させれていくように導かれるのです。 まず、『カ…
藤樹の宿ではファスティングを 日常性の中に取り入れていただくことを主眼にしています。 そして日常生活の中に溶け込ませると 必ず新たな創造が始まることをお伝えしています。 それはファスティングによって私たちを取り巻く すべての速度や時間の感覚が大…
私が30年前に韓国のオサンリ断食祈祷院で本断食をしました。 生まれてのファスティングでしたが、 毎日、牧師の話を聞いていますとこれまで経験したことがない、霊的な体験をしました。 そしてファスティングは固い固い自分の魂のドアを開き、 自分自身の醜…
日本のファスティングがなぜ世界から100周遅れなのか、 それはファスティングに自己満足をし、 ファスティング施設責任者が安住しているからです。 自分のファスティングを自己自慢し、 このようなファスティングをしたから、 あなたたちも体験しなさいと…
ファスティングは何のためにするのでしょうか。 藤樹の宿に来られる方で、 ファスティングを体験してみたかったという方が意外に多いのですが、 その漠然とした目的ではなく、ファスティングの本質が分かれば、 ファスティングに魅了されていきます。 私は真…
リスト教会の礼拝では必ず、「主の祈り」を唱和します。 天におられるわたしたちの父よ、 み名が聖〔せい〕とされますように。 み国が来ますように。 みこころが天に行われるとおり 地にも行われますように。 わたしたちの日ごとの糧を 今日もお与えください…
私も生まれて初めて韓国でファスティングをしたときのことをいつも想起します。 私は保険の営業、代理店経営で一度も失敗はありませんでした。 計画した経営戦略はことごとく当たり、失敗は一度もなかったので、 成功に次ぐ成功、仕事もすこぶる順調に推移し…
私は昨日、2人の身近な方のことを書きました。 一人はファスティングとその手当を拒否した方、もう一人は、 非常に優秀な看護師で近代医学を収め大きな病院の師長までいった方でしたが、 ファスティングの正しい知識が皆無で食べないことへの恐れのゆえに …
私たちはファスティングを開始しますと、何が起こるかですが、 それは自分自身の体の中で、治癒が開始されていくのです。 病んだ細胞を回復させ、健康な細胞を新しく造るのに必要なエネルギーを、 自分の体内に貯蔵している栄養から取ってくれます。 そして…
聖ベネディクトゥスの断食規則の中に肝臓の温湿布があります。 日本では東条百合子さんがこの手当てを推進されました。 人間の臓器の中でも最も大きい臓器が肝臓です。 体重の約50分の1を占めています。肝臓の主な働きは3つあります。 1つ目は、私たちの体に…
日本人ならば誰でも知っている西欧の言葉に 「人はパンだけで生きるものではない」があります。 これは新約聖書にあるイエスの言葉です。 マタイによる福音書 4:4 イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。 神の口から出る一つ一つの…
アウグスティヌスは、ヨーロッパの中核をなす人物です。 「世界史の窓」サイトでは次のようにその思想を紹介しています。 ・・・Augustinus 354-430 は、 ローマ帝国末期に、北アフリカのカルタゴで活動したキリスト教の教父。 アウグスティヌスはローマ帝国…
日本でファスティング関連本、入門書も数えきれないほど出版されていますが、 本質論がほとんど書かれていません。 すべて上辺だけです。 それは以前にも書きましたように 自分の内側、自分の内なる心(マインド)、魂(ソルト)と霊(スピリチュアル)の 解…
西欧で聖アントニウスに次いで ヨーロッパ文明の源流といわれる聖ベネディクトゥスがあげられます。 聖ベネディクトゥス(480年頃 - 547年・中世のキリスト教の修道院長で、 西方教会における修道制度の創設者と呼ばれ、 ベネディクトスの著した会則は西ヨー…
私はファスティングのルーツは聖アントニウスだと確信しています。 ウィキではこのように説明されています。 ・・・250年頃、エジプトのコーマ(英語版)で生まれ、敬虔な両親にキリスト教徒としての教育を受けたという。20歳になった頃両親と死別、その後財…
カトリック・修道院のファスティングは、精神的、そして宗教的な次元で ファスティングの奥深さをしっかりと見ていたのです。 教皇ヨハネス23世が、1962年、世界のすべてのカトリックの信者に 間近に迫る第二バチカン会議のためにファスティングしてほしい…
今日、病気の80%の原因は食べ過ぎが原因であることが常識となっていますので、 ファスティングが注目されています。 日本でもダイエット目的のファスティングが圧倒的に多いのですが、 それ以上にファスティングの本質とは内側の浄化なのです。 つまり体…
藤樹の宿ではキリスト教ではなく、聖書がファスティングの源流であり、 中でも創世記であることを時々、お話しをしています。 創世記は ・天地創造と原初の人類 ・イスラエルの先祖たち ・ヨセフ物語 と大きく3つに分ける物語で、これらは別の物語でしたが、…
今冬ですが、最近、暖炉を炊く家も増えてきました。 藤樹の宿で薪ストーブがあります。 この薪ストーブを見ていますとストーブの煙突が煤(スス)で 汚れ切っていると不完全燃焼します。 ですから定期的な掃除が必要となります。 水だけのファスティングを私…
私たちがファスティングすると自分自身の体を維持するシステムが、 ファスティングを始めた瞬間から、外部からの栄養摂取をするのではなく、 自分自身の体内から、栄養摂取することに切り替わります。 私たちの体は、生きるために、 維持するために多くのエ…