40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ホーリースピリチュアル・ファスティング 32 ファスティングの本質とは何か 10 ファスティングの本質を見失うとすべて狂う  

カトリック修道院ファスティングは、精神的、そして宗教的な次元で

ファスティングの奥深さをしっかりと見ていたのです。

教皇ヨハネス23世が、1962年、世界のすべてのカトリックの信者に

間近に迫る第二バチカン会議のためにファスティングしてほしいと要請しました。

その教皇の決断に対して、オットー・ブーヒンガー博士は手紙を書き送りました。

その内容は、

キリスト教の禁欲に欠かすことのできない本質的な構成要素が断食である」

ということでした。

そして彼はこのように書いたのです。

「断食は本来、教会の最も聖なる分野なのだ。

何かオリンピック競技のように断食を行う人たち、

またミロのビーナスのように美を争う断食、裕福な肥満に悩む人たちが行う

断食は、まさに断食をねじまげている。

これは非常に残念なことだ。

私は85歳にして改宗した者としていえるには、善良なる神の御恵みにより、

断食がこの聖なる教会の中でいつか再生(リバイバル)するのを見るであろう」と。

残念なことですが

今日の日本ではこのような博士の指摘するファスティングしか存在していません。

ファスティングして、「何キロ痩せた」とか、

酵素ジュースダイエットで成功した」という広告(通信販売)とか、

そのような低級な話題しかないのです。

なぜ日本はそうなのかはこれで明らかです。

ファスティングの本当の本質を誰も理解していないからです。

その原因は聖書を読まず、

キリスト教の積み上げてきた医療、看護の貴重な遺産を無視し、

医術だけあるのみなのです。

そして世界最悪の異常な長期入院制度(特に精神科)で暴利をむさぼるために

何と医療費総額は年間で45兆円に達しています。

もう一度、ファスティングの本質、

医療のファスティングを日本は正しく認識する必要があります。

ましてやそれを普及し、教育をしていくのが、

現在のファスティング施設の使命なのではないでしょうか。

そのファスティングの奥義を改ざんし、

自己勝手なファスティング流儀を生み出してしまっているのですから、

ファスティングの普及に携わる者は、

このようなことでは、ほんとうに神の前における、

大きな罪を重ねていることなのです。

またカトリック教皇ベネディクトははっきりいいました、

「断食のない教会は、もはや教会ではない」と。

なぜならば

「真のファスティングがない教会は、

世俗と変わらないものとなるからだ」

 

と指摘しています。

教皇の言葉を日本の教会にあてはめたら、

日本の教会の99%は教会ではないということになります。

確かに日本のキリスト教会で信徒が増加し、

教会が成長している要因は2つだと言われています。

 

1・断食祈祷をしている教会

2・賛美がゴスペル賛美であらゆる楽器を用いた解放された賛美礼拝をしている

 

この1の断食祈祷、つまりファスティングプレイズ(断食祈祷)が

定着しているキリスト教会は

教会の基盤が強く、未信者がどんどん救われ、洗礼者が絶えません。

そして老若男女が解放された古い賛美(つまり100年前の讃美歌や聖歌など)

から解放され、自由に神に歌うなかで癒され、解放されていくからなのです。