2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
これまで過食への方程式では、依存症、中毒ということが分かっています。 中でも「甘味依存症」が大きな問題であることを 私もこの25年間で分かってきました。 私自身も酵素ジュース断食で体験しましたし、 その大半を占める人工甘味料の怖さを体験してき…
ドーパミンによる快楽刺激が少ないために、常に空腹感(飢餓感)を感じやすくなり、 ドーパミン受容体が少なかったり感度が悪いために、 いくら食べても満腹したという満足感を感じにくくなっている。 摂食障害には『各種の人間関係にまつわる精神的ストレス…
またある論文で、 「摂食障害の生理学的要因(ドーパミンの感受性)と心理的要因の相互作用 :食物・人間関係に対する依存症」についての論考があり、紹介しておきます。 ・・・非合法の薬物だけではなくタバコやアルコールの依存症でも、 食欲が減退して体…
神経科学というサイトに「過食を生む脳」という記事がありました。 過食と脳内分泌、とくにドーパミンの関連についての要旨を紹介します。 ・・・強迫性の過食症と,薬物依存。両者に脳の一部が共通してかかわっていることが明らかになり, 肥満の理解と治療…
私は25年間、断食施設を運営していますが、 一番多く扱ったのは過食症の方たちです。 過食症の問題には今回は言与しませんが、ドーパミンは食欲と密接な関係があります。 まず食事を始めたらドーパミンが分泌されます。 そして食欲が増していきます。 それ…
このようにドーパミンは快楽を与えるものですが、 その快楽状態が続くと、ドーパミンの分泌をコントロールできなくなります。 したがって 1・依存症 2・中毒 ということになっていきます。 これはコカイン、麻薬、覚せい剤による薬物依存症もドーパミンと…
コカインより強烈な依存性とは何かです。 それは「もっと食べたい」という欲求です。 まさに過食症であり、日本人の食べ過ぎ症候群なのです。 食べものを体に取り込む時に調整役をしているのが脳内報酬系です。 この脳内報酬系は「快楽中枢」ともいい、自分…
私はこれで27年間、ファスティングと関わり、25年間も指導してきた経験から、 ファスティングは体の完璧なリセットだと確信します。 中でも味覚が麻痺している今日の食生活では、 日本人の味覚を摂り戻すためにもファスティングしか取り戻すことはできないの…
1987年の研究で人工甘味料(アセスルファムカリウム)をラットに注入すると インスリン分泌が増加することが証明されています。 またスクラロースという人工甘味料を飲むと水を飲んだときより血糖値のピークが高くなり、 インスリンは20%も高くなったとい…
ハーバード大学で食品が体に与える研究をされた大西睦子医師の著作 「カロリーゼロにだまされるな・本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)は 国民必読の書です。 今、日本の飲料、お菓子のすべてに使用されている異性化糖(ブドウ糖加糖液)は オ…
5・「一括表示」 なぜなら種類が多い添加物については、すべてを表示せず「一括表示」することが許可されているからだ。 これにより、メーカー側がどんな物質を実際に使っているか、消費者には分からない仕組みになっている。 これこそが、食品表示の大きな…
3・発色剤の亜硝酸ナトリウム 「戦後、私たちの生活は多くの食品添加物を生み出してきました。 が、今後人体に与える影響は、いくら厚労省が安全と認めていても、まだ誰にも分かっていません」 ではその添加物の中でも、とくに危険なものは何か。 まずは食…
週刊現代が2016年12月に特集で ・・・スーパーの加工食品は「危険な添加物」だらけ 〜食べすぎ注意!・・・と 題して加工食品に使用されています食品添加物について記載しています。 この記事は私たちが毎日、摂取しています食品添加物の危険性を的確に書い…
こうした食欲をコントロールしているのが、摂食中枢と満腹中枢が存在する脳の視床下部です。 視床下部と、さらに脳内報酬系が連携して、空腹感や満腹感を調節しているのです。 これまでにラットの実験で、果糖を脳に注入すると食べものを探し始め、 ぶどう糖…
では、なぜ高フルクトース・コーンシロップは、 肥満や糖尿病などの原因となるのでしょうか。 それは、果糖とブドウ糖の違いにカギがあるのです。 果糖とは何か? さて、果糖とぶどう糖は、何が異なるのでしょうか? 文字から連想されるイメージで「果糖は果…
週刊ダイヤモンド誌が、高フルクトース・コーンシロップ= 異性化糖(別名「ぶどう糖果糖液糖」「果糖ぶどう糖液糖」)について 3回に分けて連載していますので紹介します。 ・・・高フルクトース・コーンシロップとは、何でしょうか。 「そんな糖聞いたこと…
週刊現代や週刊新潮が一昨年から特集を組んでいます ガンになる食品添加物は真剣に全国民が読まなければならないのですが、 藤樹の宿で来会者に聞きますと誰も読んでおられません。 ただ週刊誌で週刊新潮が何度も食べてはいけない食品リストを発表しています…
環境中にあって、私たち人間を含めた生物の本来のホルモン作用をかく乱する物質を 一般に「環境ホルモン」と呼んでいます。 1960年から1970年代頃にかけて、これまでの医学、生物学、毒性学では 説明が困難な現象が人や野生生物に見られるようになってきまし…
「沈黙の春」「奪われし未来」など世界的に有名になった本や日本では 有吉佐和子さんの名著「複合汚染」など、環境ホルモンが生態系に対し 発がん性、生殖毒性、催奇形性、免疫毒性のあることが判明しています。 中でも環境汚染問題の元凶、人類史上最悪の毒…
AFPニュース(世界三大通信社のひとつであるAFP通信)」では、 「がんの主要な原因は大気汚染、WHO発表」と報告したのは2013年でした。 このニュースは次のように伝えています。 ・・・世界保健機関(WHO)は屋外大気汚染をがんの主要な原因と分類すると発表…
引き続き国立がんセンター一般向けサイトの引用です。 4・感染 感染は、日本人のがんの原因の約20%を占めると推計されます。 感染の内容として、日本人では、 B型やC型の肝炎ウイルスによる肝がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)による 子宮頸がん、ヘリ…
引き続き国立がんセンター一般向けサイトの引用です。 野菜・果物にはカロテン、葉酸、ビタミン、イソチオシアネートなどさまざまな物質が含まれており、 これらの成分が発がん物質を解毒する酵素の活性を高める、 あるいは生体内で発生した活性酸素などを消…
厚生労働省のサイト「e-ヘルスネット」に酸化ストレスの説明はかなり納得のできる内容です。 そして酸化ストレスが臨界点を超えれば当然、生活習慣病が続々と発病していくことになります。 その中でも最大の病気がガンです。 国立がんセンター一般向けサイ…
病気の方程式は、日々の食事、運動、喫煙・飲酒の有無といった生活習慣要因に プ病原体、有害物質、環境ホルモン、事故、ストレスなどの外部環境要因が加わり、 酸化ストレスが発生します。 この酸化ストレスは、血管と血液中の水分子や生体分子を酸化させま…
日本生活習慣病予防協会では、予防対策として 2011年から「一無(いちむ)、二少(にしょう)、三多(さんた)」を提唱しています。 このサイトからまず引用しておきます。 ・一無(いちむ)「無煙・禁煙の勧め」 「タバコの三悪」とは、タバコによってからだに…
私たちが病気になるのはあるルールがあります。 同時に健康維持のルールもあります。 そして人生を元気に生きるのも失望の内に生きるのもルール、法則があります。 今回はまず病気のルール、病気になる方程式をひも解いていきましょう。 病気の主な原因とさ…
中高年男性の自殺の原因・生命保険の普及がったとする証拠は、1999年です。 この年は3万1413人の自殺者に対して 12万270件という4倍にせまる保険金が自殺に対して払われているのです。 それは単純にいえば、自殺者の多くが生命保険に、 それも複数加入してい…
日本の自殺分析をしていくと20世紀末からの自殺の急増でとくに目立ったのが、 高齢者ではなく、中高年男性の自殺という事実が分かってきました。 1997年と2003年の自殺率を性別・年齢階層別に較べると、 40~49歳の男性が1.68倍と最も増加し、50~59歳の男性…
日本は先進国で経済的に大変、恵まれている国民なのに、なぜ不幸に感じているのか、 悲観的な人が多いのか諸外国では分からないようです。 ですから豊かさのハードルが上がってしまったので幸せの不感症になっているのではないか と思われているのでしょうか…
この死因の9位の自殺ですが、日本は先進国でトップクラスなのです。 日本でこれだけ自殺が多い原因は、うつ病なのです。 日本の自殺者年齢層は、働き盛りの50代が最も多く、次いで60代、40代、30代です。 最近は若年層の自殺も増えていて、若年層の自殺率は…