健康リスクマネジメント 35 病気の方程式 26 食品添加物 17 人工甘味料は危険 10 甘味依存症の実例

これまで過食への方程式では、依存症、中毒ということが分かっています。

中でも「甘味依存症」が大きな問題であることを

私もこの２５年間で分かってきました。

私自身も酵素ジュース断食で体験しましたし、

その大半を占める人工甘味料の怖さを体験してきたからです。

人工甘味料は正直、麻薬、覚せい剤、アルコールと同様の依存症を起こします。

しかし、これに気づくことができないのです。

ですから私ども藤樹の宿に来ていただいて、超少食ファスティングをして、

意図的に遮断する、解放されない限り、

人工甘味料から解放されることはありません。

藤樹の宿にファスティングに来られた方で20歳台の女性ですが、

主食は何とお菓子です。

そして飲みものは市販のジュース類です。

このことをお聞きしたので、

まず、お菓子とジュースに入っている添加物の恐ろしさを話させていただきました。

そして藤樹の宿でしか食べられない発酵玄米、発酵薬膳をしっかり噛むのは

なぜ必要かを様々な角度からファスティング講座で語りました。

彼女はこの内容に納得し、よく噛むこともして、３泊を終えて自宅に戻られました。

自宅に戻ってからも藤樹の宿のように超少食を続け、

しかもお菓子は一切せず、飲みものは水だけにしました。

すると２ヶ月で体重は60kgから45kg（標準体重）に戻り、肌はつやつやになり、

周囲からどうしてそうなったのかと言われると連絡がありました。

これはお菓子とジュースに大量に使用されている

人工甘味料と決別したからにほかなりません。

また５０代の男性は、メタボだと診断されてから、

トクホのダイエットジュース（カロリーゼロ）を

1年間、毎日、飲んでおられた方が来会されました。

体重はまったく減らなかったそうです。

そのトクホのダイエットジュース（カロリーゼロ）に対して、

お聞きすると完璧な依存症にもなっていました。

帰宅される時にまず水に完全に切り替え、

ビール、おつまみも夕食時にしないようにアドバイスして帰られたのですが、

すぐ効果が出ました。

体重は１３kg減量です。

どうもこのトクホのダイエットジュース（カロリーゼロ）は

人工甘味料依存症になるようで次のような依存症が出ていました。

１・飲み始めたら毎日、欠かすことなく飲むようになった

２・他にも無性に甘いものが欲しくなり、菓子パンを食べるようになった

３・間食に甘いスナック菓子（主にチョコ菓子）を食べるようになった

この結果、ジムに通ってもなかなか体重が減らなくなったのです。