2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
日本ではまだ弥生時代のことですが、今から約2000年前の起源79年にローマ帝国でイタリア南部の保養地ポンペイでヴェスヴィオ火山が大噴火を起こし、1万人都市が何と一晩で消滅したのです。 ポンペイに豊かなローマ帝国の富裕層が過ごしていました。後…
日本を襲うのは、生活習慣病だけではありません。最近、新型うつが大流行しています。 新型うつとは、オーバーワークによる心身の疲労、職場での人間関係、希薄な親子関係、過酷な受験戦争、いじめなどが原因で、若者たちの情緒的なコミュニケーション能力の…
日本は世界一の長寿国と言われていますが、これは明らかに厚生労働省のねつ造と言われています(詳しくはgooブログ「あなたは国家に騙されている!世界一長寿国のウルトラペテン」を参照)。 ここでも指摘されているのですが、医薬品は一人当たり消費量、世…
6000年前のエジプト文明の象徴、ピラミッドには「人間は食べる量の4分の1で生きていて、あとの4分の3は医者が食っている」とあり、まさに今の日本にぴったりの言葉ではありませんか。6000年前から、エジプトでも食べ過ぎの害を指摘していたので…
食糧自給率(カロリーベース)で40%を割った民族は滅びる、と言われて久しい。しかし、日本は滅びないではないかと思っておられる方も多いのではないでしょうか。 元農林省の幹部は、あの数字はプロパガンダでカロリーベースの計算はペテンと指摘されてい…
アッシリア帝国最盛期首都ニネベ(紀元前7世紀)には、世界最初の図書館が置かれ、世界最初の大帝国支配したアッシリア帝国の中心都市で、日本でいえば東京、アメリカならばニューヨークのような大都市でした。 そのニネベに対して、大胆にも属国であった民…
先回に書きましたように何度も絶滅危機の中を掻い潜ってきたユダヤ民族は、一言でいうならば、断食を知り尽くした断食民族なのです。 ユダヤ人4000年の歴史を刻み込む祭り(過越しの祭り、七週の祭り、仮庵の祭り)がありますが、いずれも断食を伴います…
前回のブログで2回ほど紹介した「週刊現代」(7/22)の特集記事「日本の未来年表」のベースとなった河合雅司氏の本を読みました。中でも「日本の少子化百年の迷走」では、「人口戦」と言う言葉が頻繁に出てきます。 江戸300年の鎖国的封建政治が崩壊し、…
2053年には日本の人口は1億人を割り込み、世界経済第7位になりますが、その3年前の2050年、日本は食糧難になる可能性も高いといわれます。その理由は国力の低下です。国力をつけてきた中国、インド、ブラジル、メキシコなど日本を追い越した国は…
トヨタ自動車本社のある愛知県豊田市から、高島市に移住したのが本年4月です。豊田市は今、人口が増加しています。トヨタ自動車の本社機能集中化で高層マンションがどんどん建設されていますが、高島市はその真逆で、市の広報を見て驚きました。年間、70…
断食をたびたび繰り返していますと自ずと自然療法へと向かうのではないでしょうか。 これは当然のことなのではないでしょうか。 私は直接の弟子ではありませんが、東城百合子さんの名著「自然療法」は、私のバイブルのようなもので、かなり実践してきました…
断食施設はこれまで「○○先生」と呼ばれる開祖のような方が、断食でガンが治ったなど難病が、断食で治ったという経験をもとに施設を開かれていました。 しかし、その開祖のような方が亡くなられると、間違いなく閉鎖されてしまうということが、これまで繰り返…
断食施設の多くが酵素ジュース断食を推進している問題も深刻ですが、断食指導、とくに導入の方法と断食後の食生活指導はほとんどなされていないという問題があります。 私が関わった断食施設では、宿泊料が安いからだったでしょうが、来会者も多く、断食をし…
まったく実態のない酵素ジュースでぼろ儲けしている通信販売業者も問題ですが、これを使用して酵素断食を指導している断食施設はさらに大きな責任を問われます。 実際に酵素断食をしている断食施設で重大な事故が起こっているからです。 そこの指導者は、酵…
酵素ジュースで断食を推奨している通信販売のサイトはどこかで実態のない酵素をまるですぐ効く栄養素のように宣伝していますが、酵素ジュースをただ売るためだけの手段だと言わざるを得ません。 また、あるサイトでは、“生きた酵素”や“酵素が死んでしまう”と…
おそらく日本の断食施設では、最初に酵素断食を取り入れたのは、私が運営していた施設だった思います。 それから10年後に誰が始めたのでしょうか、酵素ジュースの通信販売と自宅での断食のアピールが始まりました。 しかし、この安易な酵素ジュース販売は…
これもある断食施設を運営する上で注意しなければならないのは、運営者が断食の経験がなく、飽食三昧なのは言語道断ですが、ある断食施設らしいですが敷地中に焼き肉料理のかんばしい香りがして、断食している方には最悪の誘惑になっているところもあるとか…
ある断食施設では、施設の責任者が断食を一度もしたこともなく、高級車で国内を走り回って遊んでいるという噂を聞いたことがあります。 かなり極端な噂でしょうし、どうでもいいことですが、少なくとも断食指導する場合、断食もしていない指導者であれば、そ…
断食が宗教とどうしても切れないものなので、とくに日本では、非宗教化されていない国なので断食することが宗教に入信するとか勧誘とか警戒心が強い言葉として響くようです。 しかし、このブログの「ファスティング入門」で書きましたように、宗教から始まっ…
私の人生で最も大きな影響を与えた書物があります。 それはイザヤ・ペンダサン(訳・山本七平)の著「日本人とユダヤ人」と「日本教徒」です。 2冊ともベストセラーで前書は300万部を超えています。 この本は何度も読んでいますが、今回、「ファスティン…
発酵薬膳ファスティングの基礎をひとまず休憩しますが、今回のテーマはよく噛むことの健康法を書きます。 私たち人間が物を噛む時は、最大で体重の2~3倍の強い力で噛み砕きますが、現代の食べ物は軟らかい物が多く、口の中に入れるとお粥状態になって、す…
古民家ファスティング「藤樹の宿」がなぜ「発酵薬膳」に注目したかといいますと「植物性乳酸菌」でした。 日本の伝統食、発酵食は、植物性乳酸菌を含むものがたくさんありますが、その代表例が、しょう油、味噌、漬物、日本酒、酢などです。 古来から日本民…
連載でマーガリン・牛乳の害について書いてきましたので、次は健康に良いと信じ込まされているヨーグルト健康神話にだまされてはいけないことを書きます。 スーパーの店頭にいきますと「カスピ海ヨーグルト」「アロエヨーグルト」など数えきれない種類が並べ…
新谷弘美医師の「病気にならない生き方」で指摘された「市販牛乳は錆びた脂」もショッキングな指摘で私も納得してからは、一切、牛乳は飲まなくなりましたが、もう一つ、以後、絶対、見向きもしなくなった食品に「マーガリン」があります。 新谷医師は、マー…
新谷弘美医師が書かれた「病気にならない生き方」は100万部のベストセラーとなりましたが、この中で「市販牛乳は錆びた脂」だと指摘されたことで牛乳の生産者などから批判されたようですが、私は新谷医師の指摘は正しかったと思います。その論点は、こうです…
「ごはんは太る」というのは、科学的にはまったく根拠のないことです。 中でも玄米は、太りにくい食べ物です。 その理由にインスリンの分泌を低く抑えるという点があります。 アメリカのスタンフォード大学の研究グループが、ごはん、パン、ジャガイモを摂取…
Mレポートで元禄以前の日本食が世界最高の理想食だと発表されましたが、その主食は玄米です。 この元禄後はなぜダメなのかといいますと白米が主流になったからです。 歴史的には江戸の武士、商人たちから白米が流行し、庶民にも広がっていきましたが、江戸以…
白砂糖は万病の源、また麻薬よりも怖いなどと言われますが確かに麻薬並の依存性があります。 空腹時に砂糖を多量摂取するラットの脳内では、コカイン・モルヒネ・ニコチンなどの依存性物質による変化と似た神経化学的な変化が起こっているという研究報告があ…
何度もこの項目で取り上げていますMレポートでは、1977年にアメリカの低血糖症について警告を発していますが、日本でもそれ以後、かなり遅れてですが、問題となってきました。 Mレポートでは、統合失調症の約70%が低血糖症であったと報告していますが…
「複合汚染」といえば有吉佐和子の長編小説ですが、この小説は、日本に多大な影響を与えました。 1974年から朝日新聞に連載され、単行本はベストセラーとなり、現在でも環境問題を考える上では必ず取り上げられます。 この中で農薬と化学肥料使用が農産物と…