断食施設運営 裏話 01 ファスティングは指導者自らが断食しなとダメです
ある断食施設では、施設の責任者が断食を一度もしたこともなく、高級車で国内を走り回って遊んでいるという噂を聞いたことがあります。
かなり極端な噂でしょうし、どうでもいいことですが、少なくとも断食指導する場合、断食もしていない指導者であれば、それは大きな問題ですし、断食施設の責任者としては失格です。
少なくとも断食指導者は、自分自らが断食を指導しようとする方法で、まず、自分を実験台にして体験、実験をしてみないと危なくて運営など不可能ではないでしょうか。
私は22年前に酵素断食(以後、「藤樹の宿」では、酵素ジュースは存在しえない確信していますので「発酵ジュース」とします)を推進していくにあたり、40日断食を私自らが体験しました。
この時の記録はものすごく貴重なものでした。
その時の体験、実験記録をベースに少なくともその後の断食の方の受け入れ準備は万全となりました。
しかし、それでもさまざまな事故も起こりましたので、絶対的なものはなく、とにかく安全な断食を求めて、今日まで23年間、断食指導者として、ここまでやって来れたと思います。
そして時至って、滋賀県高島市に「古民家ファスティング・藤樹の宿」を与えられましたので、私たちの指導方針や断食指導の方針などをきちんとブログには、正確にウソ偽りなく、書いていきたいと思います。
私は、本当に日本でいう暗い宗教臭いイメージがする「断食」という言葉ではなく、非宗教化された正しいファスティングを広めていきたいのです。
そしてファスティングする方と長くお付き合いをして、長く健康管理をさせていただくのが23年前からのビジョンでした。
これまでの23年間の断食施設では、その場、一回限りか、施設から帰られたら、まったく関係のないような関係でしたから、その無責任さに心を痛めていたのです。
1993年まで約20年間、私は中小企業を相手とした保険代理店を営んでいました。
その経営方針は、単なる保険販売だけではなく、会社経営者の財産管理、保険管理、事業承継、相続。
そして従業員の退職金から人事制度。
また、会社経営のコンサルティングまで引き受けていました。会社ごとに管理をしていました。
ただ健康管理や心理的なカウンセリングはしていませんでしたので、今後は、この方面に絞って、させていただくようにしていきたいと思っています。
また、私たちの「発酵薬膳ファスティング」のメニューをすでに4月から試食も兼ねて、自ら長期のファスティングをして、準備をしています。
断食指導者としての備えはできつつありますので、後はゲストをお迎えするだけです。「藤樹の宿」でお待ちしています。