2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
乳に凝乳酵素や有機酸を加えるか、 または加熱して乳中のタンパク質を凝固させたのち、 布などで水分(ホエイwheyまたは乳清という。 乳糖、灰分および少量のタンパク質を含む白濁した帯黄色の液体)を除去したもの。 ホエイを除去したのちのタンパク質を主…
ヨーグルトをはじめとする発酵乳の歴史は古く、 5000~6000年前のエジプトの壁画にも、それに関する記述があります。 日本にヨーグルトが伝わったのは奈良時代で、 当時の「酪(らく)」という食品が、ヨーグルトにあたるとされています。 ただ、ヨーグルトが…
赤ワインにはさまざまな健康効果があるとされています。 もちろん、適量を守って——ではありますが。 1989年に世界保健機構(WHO)のMONICAによって報告された、 「アジアに比べ、動物性脂肪を多く接種する食習慣のある欧米において 冠動脈疾患による死亡率が高…
塩辛は、魚介類の身や内臓などを加熱すること無く塩漬けにし、 素材自体の持つ酵素及び微生物によって発酵させ、 高濃度の食塩により保存性を高めた発酵食品です。 食味改善や保存性向上の目的で副材料 (発酵を促進するために麹、保存性を高める為に 日本酒…
米に麹を加えて糖化させ、それを酵母で発酵させてつくられる日本酒は、 米を主食とする日本民族の伝統酒です。日本古語では「酒々(ささ)」、 仏教僧侶の隠語で「般若湯(はんにゃとう)」、江戸時代には「きちがい水」 という別称もあリました。 アメリカ…
ともあれ清涼飲料水に含まれる「果糖ぶどう糖液糖」や 「ぶとう糖果糖液糖」と書かれてあると、 これは天然甘味料に分類されているのだから安心と思ってしまいますが、 そのが、「天然」の2文字をうのみにしてはいけないのです。 もともと日本においては、 …
これまで人工甘味料について書いてきました。 かなり危険性もあり、それ以外なら大丈夫だと思ったら大間違いです。 それは天然甘味料とうたう 「高フルクトース・コーンシロップ」、つまり異性化糖です。 1970年から増加の一途ですが、天然と思ったら大間違…
高甘味度の人工甘味料の1つです。 甘味度は、スクロースの7000倍から13,000倍とされています。 なお、類似の構造を持ったアスパルテームと比べても、 ネオテームは約30倍から60倍の甘味を持っています。 ネオテームはアメリカ合衆国のモンサント社によって開…
人工甘味料の1つで「アセスルファムK」と記されています。 ヘキスト(Hoechst AG. 現在 ニュートリノヴァ社 Nutrinova)の ドイツ人化学者カール・クラウス (Karl Clauß) により 1967年に偶然発見されたものです。 日本では2000年4月に食品添加物に指定され…
スクラロースは1991年にカナダで食品への使用が初めて認可されました。 その後、米国食品医薬品局(FDA)や欧州食品安全機関(EFSA)を始めとする 各国の規制当局や、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)でも スクラロースの安全性が確認され、使用が認…
発酵食品は、体験的に体によいことが知られ、 古くから世界各地で伝承されてきました。 たとえばヨーグルトのはじまりは、紀元前5000~6000年頃とされます。 東地中海地域で家畜として飼われていた牛や羊の乳を食料に用い始めたとき、 偶然に乳酸菌が混入し…
5・毒物の無毒化 フグの卵巣なんて猛毒中の猛毒で絶対に食べてはいけないものがフグの卵巣です。 しかし、先人はこの毒をぬか漬けにして、微生物の働きで無毒化したのです。 2年から3年漬けておくそうです。 その昔、製造法が確立するまでには、おそらく何…
3・発酵食は栄養を分子化する 発酵食はすなわち酵素がいっぱいだということです。 発酵する前のブドウは、ブドウ酒として発酵したものとでは、 約2000倍の微生物が(善玉菌)が増加しているのです。 また、ぬか漬けの糠味噌1gには、乳酸菌が8~10億個もい…
2・発酵食は栄養が豊富です この代表例が世界に誇る「納豆」という発酵食です。 納豆は、よく蒸した大豆を納豆菌によって発酵させたもので一般的には、 「糸引き納豆」を指すものです。 納豆は健康価値の高い食品ですが、その原料である大豆そのものにも、 …
発酵食や飲料は人間の体にどのような有益な状態になるのか考えてみましょう。 1・長期保存が可能である 冷蔵庫という文明の利器がまだなかった時代、人々は知恵を絞って 「食品をいかに長く保存するか?」に挑戦し、 さまざまな方法を編み出してきました。 …
ローズマリー 地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。 和名マンネンロウの漢字表記は「迷迭香」 産地 フランス、スペイン、クロアチア、チュニジア、モロッコなど。 Rosmarinus は「海のしずく」を意味します。 ヨーロッパでは、教会、死者、生者を悪魔から…
ジンジャーは和名でショウガ(生姜)です。 古くからスパイスや薬草として世界中で使われている植物です。 草丈1.5m程になる多年草です。 ハーブやアロマ、食用には主に根茎の部分が使われます。 学名のZingiberは、サンスクリット語のsrngaveraから変化して…
ラベンダーは、地中海沿岸原産のシソ科のハーブです。 初夏には紫色のほか、白やピンク色の花を咲かせ、 香りの良さとその美しさから「ハーブの女王」と呼ばれてきました。 日本列島には北海道から九州までラベンダーが群生している場所があり、 あちこちで…
古くから食用だけでなく、薬用、香料としても使われてきたミント。 日本ではセイヨウハッカとも呼ばれたりします。 ミントは、これまで、全世界で栽培、交配が盛んに行われてきたため、 品種だけでも100種類以上あり、認定されていないものを含めれば 600種…
セイヨウオトギリは黄色い花を咲かせる根茎性の多年草で、 ヨーロッパに自生し、後にアメリカへも伝播し多くの草地で野生化しています。 聖ヨハネの日(6月24日)の頃までに花が咲き、 伝統的にその日に収穫されたためその名が付いたようです。 地上部全体が…
甲田医院では、パーキンソンシ病を何十年も扱って来られて、 原因は腸の麻痺であることが分かったといいます。 通院中のある女性は3,40年も腸の麻痺であって断食療法と少食で宿便除去で、 腸が動き始め、手の震え、歩行の困難が良くなり、 歩く姿勢が変わっ…
宿便除去は、腸内の一斉掃除なので、消化器系の病気に関連している思いがちですが、 気管支喘息も宿便が大きな影響を与えています。 断食と玄米療法で改善されるのです。 甲田医師は劇的に治った病気のひとつが、気管支喘息の回復だったといいます。 ただ、…
ケース 03 症状 大学でラグビー部で活躍する23歳の青年は、これまで大病もせず、 元気でしたが3年目になって全身に倦怠感が襲います。 食生活は激しい運動の後、ジュースを浴びるほど飲み、 その後は友達と喫茶店でサンドイッチを食べ、その他にインスタン…
ケース 02 症状 20歳 大学生・幼少時からアトピー性皮膚炎で様々な治療を受けたが治らず来院。 処置 断食療法を80日間 内容 ・玄米 と玄米おかゆ ・豆腐 1丁 ・生野菜ジュース(今日のスムージ) 1日950㎉ 結果 ・全身の湿疹はなくなる ・かゆみ地獄も痛み…
これから甲田医院でのケースを紹介しておきます。 ケース 01 症状 23歳女性・極度の便秘(2ヶ月)で腹が張って苦しいと来院。 原因 1日食べた内容を聴く 朝食・・食パン2斤、牛乳2㍑ 昼食・・ギョーザ8人前、コーラ3本 午後3時・・チョコレート(300g…
こうして9つの栄養素が認められまで77年間を要していますが、 問題はそれらの摂取する方法です。 とくにこの77年間、今も信じ込まれている牛乳神話です。 つまりカルシウムは牛乳から摂るものということが ようやく神話が崩壊しようとしていますが、 何と7…
さて、日本は1945年の敗戦後、アメリカの占領政策でまず、 ・戦争させないための飽食政策 ・肉食中の動物たんぱく質中心の食生活 で日本の伝統食を捨てさせられたのです。 それまで日本人は腸内環境を整える漬物、大豆を使った味噌、醤油、納豆などの 発酵食…
来から誰でも知っていることなのですが ・・・食事が健康を左右する・・・ しかし、日本では、戦後普及した近代栄養学(またはドイツ・カールフォイト栄養学) が支配しています。 その表れは、カロリー計算に偏り、 1・ビタミン、ミネラル要素 2・酵素 こ…
前回、書いたように ・・・生野菜が不足している方は要注意・・・ ということになります。 つまり、ガンになる方は ・酵素不足 ・ファイトケミカルが少ない ということになるのです。 しかし、こうならないためには ・酵素をたっぷりとる食生活 ・腸の腐敗を…