40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食を実践する効果 10 宿便除去こそ病気直しケース 03 クラブ活動ではデタラメな食事指導がまかり通り、その果てに待っていた青年のはなし  

ケース 03

 

症状

大学でラグビー部で活躍する23歳の青年は、これまで大病もせず、

元気でしたが3年目になって全身に倦怠感が襲います。

食生活は激しい運動の後、ジュースを浴びるほど飲み、

その後は友達と喫茶店でサンドイッチを食べ、その他にインスタントラーメン、

スナック菓子など腹いっぱい食べてきそうです。

寮に戻ると定食を食べ、寝るまでにアンパン、菓子パン、ケーキ、

バタピーなど腹いっぱい食べる食習慣になっていました。

診断は脂肪肝です。

 

処置

断食療法を2回して宿便を出しました。

今まで便秘は一度もなかったので大量の宿便に驚いたと言います。

毎日、上記のような過食を続けていたので

いくら毎日、便通はあっても宿便は違います。

この青年の話では、同じような若者は周囲に多く、

まさにスポーツ選手の多くがこのような状態にあるのではないかと

甲田医師は危惧しています。

さて、このように宿便が原因でこの青年のような脂肪肝を始め、

胃腸病など宿便のもたらすもので単に消化器系だけではなく、

いろんな病気が宿便を起因としています。

江戸時代の水野南北が、「食は命なり」と言ったように食にすべて帰するのです。

そして甲田医師は先の3例だけではなく、

宿便を起因とする病気をいくつか紹介されていますので次回から紹介します。

 

 

【藤樹の宿の経験から】

スポーツ選手の多くがこの青年のような過食になっています。

そして体力をつけるためにはそれが当たり前のことであり、

何の疑問をもたないのです。

とくに焼肉など肉系のメニューが寮など出て、

友人や打ち上げパーティーではビフテキなど肉、肉、肉のオンパレードです。

そしてビールやコーラなどがぶ飲みで

何も体に問題が起こらないということはありません。

この青年のような病気を抱えて、過食症になってしまった若者も多くいます。

水野南北の「食は命なり」をまず義務教育から教えていただき、

無茶苦茶な節操もない暴飲暴食がまかり通る食事を止めるべきです。

高島市はいくつかの運動公園があるため

学生が旅館に泊まって合宿しているのをよく見かけます。

その様子を聞く限り、上記の青年のような学生が多いようで、

何のためのスポーツなのでしょうか。