甲田療法の原点
★和歌山県・横山さん(男性・66歳)の要旨 17歳まで質素な食生活でしたが、戦争で軍隊に入り、 激しい運動の反動で甘いもの大好きとなり、暴食の癖がつき、 内地に戻ると黄疸が出て急性肝炎で1ヶ月入院。 1952年に結婚してから肉、魚が多くなり、野菜は減っ…
★大阪府吹田市・山下さん(女性)の要旨 母親は西式健康の熱心な実践者で私は病気とは縁遠く成人しましたが、 学校卒業後、母親の仕事を手伝い地方に出かけることも多く、 また海外にも出かけることも増えて肉食が多くなり、 これまでなかった便秘症にもなり…
これから超超少食実践例を甲田医師は紹介しておられます。 ★芦屋在住・池田さん(80歳男性)の要旨 80歳を迎えて体のどこにも異常はなく、若い頃と同様に元気。 それは幼少期から20数年間、父母たちと共に造り上げた ライフスタイルが健康を支えたのです…
昨日、紹介しました甲田医師が生菜食はいくつかの難病を治しておられます. まず自己免疫疾患の膠原病、慢性甲状腺炎、 慢性腎炎、糖尿病、高血圧、慢性肝炎などでしたが、 どういう方法なのかを紹介しましょう。 1・朝食を抜く 2・生水 1日 1~2ℓを飲む…
1・週1回1日断食を2年間続けた54歳男性のケース 甲田医師の本は後半、必ず、体験談が書かれています。 まず1日断食(毎週1回、1日断食)を2年間続けた方は54歳男性です。 いつも風邪を引くし、ノドが常に痛くて、大きな声も出ない、 微熱もずっと続…
1日断食を水だけとか本断食をする場合、全身の脱力感、異常な空腹感に襲われ、 体の体調によっては頭痛、動機、冷や汗、体のふらつきなどが起こる方もあり、 本断食を軽視できません。 たとえ1日の本断食でも事前断食をするのは正当な方法です。 前日は食…
1日1食断食の次に甲田医師は、1日断食を提唱しています。 その理由は、1日1食断食が食欲に負けて継続でず、 ついつい食べ過ぎてしますことが起こるからです。 こうしたついつい誘惑に負けてということがあるのが人間の常といえましょう。 友人に誘われ…
★甲田療法の1日1食メニュー 1・朝 なし 2・昼 生野菜 汁類1合 3・夕食 ・生野菜汁 食前30分前 ・玄米ご飯 玄米150g ゴマ10g ・豆腐 1/2丁 ・味噌汁 1杯 ・白身魚 100g 甲田医師のコメント ・このメニューをみれば近代栄養学からみれば常識外れ…
甲田医師は 夕食が一番とお勧めです。 その理由は ★老廃物を排泄するのは朝から午前中いっぱいだから です。 断食すると体内に停滞しているいろんな老廃物を排泄する機能が高まり、 ★出す方を先にすべきで 入れるのはその後から という天地の法則だからです…
甲田療法に出会わなかったら 30年間、ファスティングに関わることがなかったことでしょう。 特に超少食ファスティングを導き出してくれた甲田療法に感謝が尽きません。 最近、青木医師の書かれた「空腹こそ最強のクスリ」の効果がかなり出ていますが、 空…
朝食を食べないと力が出ない理由は先回に書きましたが、 テレビで朝食を食べようキャンペーンでは、 朝食を抜くと絶対に力が出ないとしきりに具体例を出していましたが、 朝食抜きは適応するのに多少時間がかかるのです。 深夜までテレビゲームをしていた学…
最近は朝食を抜く方が多いのですが、甲田医師が唱えられた時代は、 誰もそのようなことを言う医師も栄養士もいません。 ましてや20年前に食育基本法ができてからなお一層でしたが、 朝食を抜くなどとんでもないことだと批判するのは、 近代栄養学の理論だと…
日本咀嚼学会の「卑弥呼のはがいいぜ」はよく噛むことを提唱しています。 8つの噛むことの効能 ひ 肥満予防 よく噛んでゆっくり食べると、緩やかに血糖値が上がり、 脳の満腹中枢が刺激されます。早食いは肥満のもと、 とはよく言われますが、よく噛むこと…
1日1日1000㌍以下にする甲田療法のオススメする方法です。 まず次のステップは1日1200㌍の少食メニューです。 1・朝食を抜く 生野菜汁 1合 2・昼食 玄米飯・75g おかず 豆腐1/2丁 3・夕食 玄米飯・75g 生野菜汁 1合 魚 150g 1皿 味噌汁 1杯(ワ…
長期計画に適する方 ・現在、急いで厳しい少食断食を必要としない ・胃潰瘍など生活習慣病はない ・しかし、風邪を引きやすい ・胃腸が弱い ・疲れやすい ・仕事に根気がない それらを解消し、本当の元気さを取り戻したいという方 まずすべきこと 1・夜食癖…
昨日は急を要する場合の少食として2つの病気について紹介して来ましたが、 今日は「糖尿病」です。 5年前の国民健康・栄養調査では、糖尿病に罹っている人が1000万人、 予備軍(糖尿病が強く疑われる者)が1000万人と推計されています。 日本では、成人の6…
甲田医師は日本で最初に少食を唱えた医師でした。 その医学的な根拠もさることながら、断食療法の基本となりました。 私も甲田療法の基本である少食、中でも朝食を抜くことは実践していましたが、 酵素ジュースファスティングに注入することになり、 酵素栄…
・秘訣2 運動で消費カロリーを増やす 摂取したカロリーをしっかり消費して体重の維持やダイエットをするなら、 摂取カロリー量を減らすばかりではなく消費カロリーを増やすことも重要です。 運動する際にはエネルギーとして体内の糖と脂肪が使われますが、 …
月9日「2・少食実行で頭脳が明晰になる」の続きからです。 成人男性が1日に必要なカロリーとは、 例えば身長が175cmで在宅ワークをしている30代の男性の場合、 身長に対する標準体重は67.375kgなので、 身体活動レベルⅠの1kg当たりの推定必要カロリーを掛け…
これまで述べてきたように飽食と美食が続く日本では食生活の根本が問われています。 では、少食にすればどうなるかを 甲田医師の長年の経験から語られることを学んでいきましょう。 これからは甲田医師の少食理論ですから、 私もこれまで甲田療法による少食…
アトピー性皮膚炎の治癒はアレルゲンの除去だけではなく、 内部環境の浄化が第一だとしてきされている甲田医師は まず断食することが浄化になることを甲田医院で実証しておられるのです。 まず浄化とは、宿便を除去することであり、 1・胃や腸にできていた…
前回の1~5で体内に吸収されますと体内に吸収され栄養素にもならず、 アレルゲン(注・01)となってしまします。 アレルゲンになるものとして、特にアトピー性皮膚炎に影響のある大豆に対して、 甲田先生は真逆だという証拠を指摘しています。 大豆は食べ…
断食で血管の内腔が広がり、高血圧が治るというケースです。 加齢とともに血管が硬化していきますが、 そのためにそれを防ぐ研究は多くなされていますし、 クスリも開発されていますが、断食はこのような血管が 硬化を根本的に治すものなのです。 断食で高血…
01甲田療法の根本は、 ★断食による体質改造 と断言しています。 断食は確かに体質を大変革するものであり、 ヨーロッパ医学の基礎となった修道院医学でも断食をベースにしていますし、 世界の医聖、ヒポクラテスも断食をそのように定義しています。 そして甲…
宿便は思いもよらない「関節リュウマチ」や 「悪性脱毛症」など腸管内に溜まる宿便の影響とは、 少なくとも現代医療とは真逆であることが分かります。 しかし、宿便こそ自覚症状がでない限り、あるのかどうかも分かりません。 しかも快便のある場合、ますま…
悪性脱毛症とは、頭髪だけでなく、 眉毛やまつげなどの全身の毛が抜け落ちてしまう重い症状です。 甲田医院に来られた23歳の青年は、4歳から髪の毛が抜けはじめ、 様々な治療を受けてきました。ある皮膚科のサイトには、 ・・・近年、「髪の毛を作る組織に対…
Tさん(20歳女性) 13歳の時に関節リュウマチ発病。前回のような現代医学の治療を 7年間、受け続けてきました。 4年前に断食療法したが、自宅に帰ったらその反動で過食になり、再び悪化し、 関節痛で歩行も困難となる。 また70日間断食の再入院で大量の…
4・治療とケアをEBMでチェック A・[治療とケア]非ステロイド抗炎症薬を用いる [評価]☆☆☆☆ [評価のポイント] 関節リウマチが疑われる場合は 関節の痛みや炎症を抑えるために非ステロイド抗炎症薬を用います。 その効果は信頼性の高い臨床研究により認…
甲田医師は膠原病の一つである関節リュウマチは断食療法が 効果的であることが多くの臨床例で明らかになったといいます。 私も30年間の断食指導でこのようなケースに何度も出会いましたので 甲田医師の指摘はよく分かります。 その改善の要因は、断食療法に…
甲田医院では、パーキンソンシ病を何十年も扱って来られて、 原因は腸の麻痺であることが分かったといいます。 通院中のある女性は3,40年も腸の麻痺であって断食療法と少食で宿便除去で、 腸が動き始め、手の震え、歩行の困難が良くなり、 歩く姿勢が変わっ…