40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食を実践する効果 20 宿便が原因の病気 10 断食による体質改造 03 アトピー性皮膚炎の治癒 01

前回の1~5で体内に吸収されますと体内に吸収され栄養素にもならず、

アレルゲン(注・01)となってしまします。

アレルゲンになるものとして、特にアトピー性皮膚炎に影響のある大豆に対して、

甲田先生は真逆だという証拠を指摘しています。

大豆は食べてはいけないという人が、甲田医院で

毎日、豆腐を食べて好転したというのですから、

アレルゲンでダメだといわれている人でも治るのは、

一にも二にも「少食であるからだ」と甲田医師はいいます。

そして最大の問題は宿便、腸管内に蓄積された宿便がもたらす異常です。

私もこの30年の断食指導の経験から、

甲田医師の指摘しておられることは、よく分かります。

アトピー性皮膚炎で断食して宿便が出た方は確実に癒されているからです。

アトピー性皮膚炎がアレルゲン食物の除去を最優先する治療方法で

治療していきますと大変窮屈な苦しい食の選択しかできなくなってしまいます。

すべては宿便のもたらす腸壁の異常がアトピー性皮膚炎の根本的な要因だと

甲田医師はいいますが、それが正しい診断でしょう。

 

 

アレルゲン(注・01)

食物の摂取により生体に障害を引き起こす反応のうち、

食物抗原に対する免疫学

的反応によるものを食物アレルギー(Food Allergy)と呼んでいます。

この免疫学

的な防御反応とは、私たちの体の中で異物(抗原)が入ってくるとこれに対して

防衛しようとする働きにより、抗体が作られるというものです。

その後の抗原の侵入

に対して、この抗体がよい方に働けば、

免疫反応により病気の発症を抑えることが

できます。ところが、アレルギー体質を持っている人の場合、

その後の抗原の侵入に対して過敏な反応をし、

血圧低下、呼吸困難又は意識障害等、様々なアレルギー症状が引き起こされます。

このアレルギーの原因となる抗原を特に「アレルゲン」といいます。

アレルゲンの種類(消費者庁

アレルゲンを含む食品に関する表示については、これまで、

食物アレルギーの実態調査及び誘発物質の解明に関する研究を厚生労働省所管時から

進めています。これまでの実態調査等を基に、

過去に一定の頻度で血圧低下、呼吸困難又は意識障害等の

重篤な健康危害が見られた症例から、その際に食した食品の中で

明らかに特定された原材料について、アレルギー物質を含む「特定原材料等」として

指定しています。

現在、特定原材料等は28品目あり、

えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)、アーモンド、あわび、

いか、いくら、オレンジ、カシューナッツキウイフルーツ、牛肉、

くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、

やまいも、りんご、ゼラチンが挙げられています。