少食を実践する効果 21 宿便が原因の病気 11 断食による体質改造 04 アトピー性皮膚炎の治癒 02
アトピー性皮膚炎の治癒はアレルゲンの除去だけではなく、
内部環境の浄化が第一だとしてきされている甲田医師は
まず断食することが浄化になることを甲田医院で実証しておられるのです。
まず浄化とは、宿便を除去することであり、
1・胃や腸にできていた傷、ビランが治る
2・その結果として県な粘膜に復帰し
3・食物の消化と吸収が正常に行われる
このことでアトピー性皮膚炎は治るといいます。
つまり戸締りがしっかりしておれば、
ドロボーなるアレルゲンは侵入できないということだと甲田医師はいいます。
つまり少食断食こそアトピー性皮膚炎は治るものであり、
あらゆるアレルギー体質をも改善するのだといいます。
問題はアトピー性皮膚炎を治すためにいかなる食生活をするかです。
様々な医学者の研究でも食物アレルギーは腸壁の壁が
傷んでいるということだと甲田医師はいいます。
【アトピー性皮膚炎の栄養療法 | ブレインケアクリニックのサイトから】
アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が破綻してしまい、
刺激や異物の侵入によってかゆみや発赤といった症状が出現する病気です。
したがって、治療のためにはまず皮膚を再生し、
バリア機能を回復させる必要があります。
皮膚を構成するコラーゲンの材料として、タンパク質、
そして鉄・ビタミンCが特に重要です。
しかし、アトピー性皮膚炎の方はもともと
様々な食品にアレルギーを持つことが多く、
そのため偏食になってしまい十分なタンパク質を摂取できていないことがあります。
また、胃腸に問題があり消化や吸収がうまくいっていないこともあって、
栄養素を安全かつ効率的に取り入れるためには医学的な技術が必要です。
アトピー性皮膚炎の方に血液検査を行うと、
亜鉛とオメガ3脂肪酸、ビタミンDの不足が多くの方に見られます。
亜鉛は皮膚や粘膜の健康維持に大変重要な栄養素で、亜鉛が欠乏すると
皮膚の炎症が起こりやすくなる・傷が治りにくくなる・
口内炎が起こりやすくなるなどの症状が起こりやすくなることが知られています。
オメガ3脂肪酸は魚の油・えごま油・アマニ油などに多く含まれる必須脂肪酸で、
炎症を抑制する作用があります。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進する作用があることでよく知られていますが、
免疫機能を調整し、アレルギー症状を緩和する作用があります。
また、ビタミンDは精神のバランスを整える神経伝達物質セロトニンを調整します。
アトピー性皮膚炎などアレルギー症状は
ストレスによって悪化することが知られていますので、
ビタミンDは複合的な作用によってアトピー性皮膚炎の改善に役立つと考えられます。
ただし、これらの栄養はとればとるほど良いというわけではなく、
やはり検査データを基にして適切な量・摂り方を考える必要があります。
アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる一要因として、
腸内環境の悪化が挙げられます。腸は免疫を司る重要な臓器の一つです。
食事や生活習慣の乱れ、ストレスなどで善玉菌の勢力が衰えると悪玉菌が増殖し、
腸壁に炎症が起きると腸のバリア機能が破綻して本来吸収できないほどの大きな
未消化の食べ物の分子が体の中に入ってしまいます。
これらの分子は私たちの体にとっては異物ですから、
免疫が働いて排除しようとします。これがアレルギー症状として現れるのです。