40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で改善可能な症状 87  難病克服体験07 重症のアトピー性皮膚炎

食の医学館の解説【アトピー性皮膚炎】
 
アトピー性皮膚炎は、強いかゆみをともなう湿疹をおもな病変とし、症状がよくなったり悪化したりをくり返す病気です。
湿疹ができる場所に特徴があり、ひたい、目や口のまわり、耳たぶの下、首や手足の関節部などに現れます。ア
トピー性皮膚炎の子どもの多くは、体質的にアトピー素因をもっています。
アトピー素因とは、本人に気管支ぜんそくアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎の既往歴があるか、
または家族にそれらの病気にかかった人がいること、そしてアレルギー反応の元となるIgE(免疫グロブリンE)という抗体をつくりやすい素因をもっていることをいいます。
つまりアレルギーを起こしやすい体質をもっているために、食べものやダニ、カビ、ホコリなどがアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす原因物質)となって症状を引き起こしてしまうことがあるわけです。
ただし、アトピー性皮膚炎の原因はアレルギーだけでなく、皮膚の性質も大きく関係していることがわかっています。
アトピー体質の子どもの皮膚は乾燥しやすく、刺激に弱い性質のため、汗をかいたり、皮膚を刺激する毛糸の衣類を着ると湿疹が悪化してしまうのです。
またストレスによって、実際にはかゆくないのにかきむしり、湿疹を悪化させているケースもみられます。
したがって、スキンケアとあわせて、心のケアもたいせつな要素になります。
 
 
 
甲田光雄著「朝食を抜くと病気は治る」
 
奥山吉紀さん(37歳)の証言(161頁~要旨)
 
私は小学校3年生の時からアトピー性皮膚炎をわずらい、悪化一途をたどり、全身にひろがっていきました。
現代医学の治療法でありますステロイドの塗布ではどうにもならず、薬の量だけが増えるだけで、1日にチューブ1本も使い切る有様で病気が解放に向かいませんでした。
起しやすい食べものを避けても次第に食べられるものが減っていきます、ついにはリンゴを食べただけでも悪化。
そして頭痛、不眠、鈍痛、倦怠感に悩まされる日々でした。大学2年生の時に甲田先生の診断を受け、甲田療法を始めました。
玄米菜食、生菜食を2ヶ月続け、甲田医院に入院して、すまし断食を体験しました。退院してもこの療法を続け、また甲田医院に入信し、断食を2回しました。
するとIgE(免疫グロブリンE)が正常値になり、何を食べても症状が出なくなりました。
大学卒業まで甲田療法の食事を続けてアトピー性皮膚炎は完治しました。
体調も良くなり、頭痛、鈍痛、不眠もなくなりました。
大学卒業後、食事は普通に戻しましたが、1日2食で朝は食べません。
今では症状はまったく出ていませんし、体調も絶好調です。
 
 
 
【甲田医師のアドバイス
 
アトピー性皮膚炎は、宿便が溜まって腸の粘膜が傷つくことが原因です。
そして戸締りができなくなり、異種タンパクなどが粘膜を通して血管に入り、皮膚アレルギー反応を起こします。
ですから少食にして宿便を出すしかありません。
奥山さんは自由を謳歌できる大学生ながら、強い意志でそれをやり遂げました。
1食抜きの少食を続けておられますが、動物性食品を避けて、植物性食品を中心とした食事を続けてください。
奥山さんの体験のように、アトピー性皮膚炎でも甲田療法で完全に治せば、IgEは正常値になります。
 
 
 
藤樹の宿コメント】
 
藤樹の宿にはアトピー性皮膚炎の方が多く来会されます。
とにかく藤樹の宿方式の少食を継続されれば改善されていきます。
そして藤樹の宿ではいっさいの動物性食品は排除していますので、安心して食養生できますので、お任せください。