ファスティング(断食)で改善可能な症状 62 アレルギー疾患からの克服
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
生体が,侵入してきたある異物 (抗原) によって感作されて,その異物に再度接触した場合に過敏な反応を示すことがある。
この反応を抗原抗体反応という。本来,防御的に作用する機構であるが,これが過剰に反応しすぎて生体に不利に働き,病的な過程を示す場合を,アレルギーという。
アレルギーはギリシア語で変った働きという意味で,1906年にオーストリアの小児科医 C.ピルケが初めてアレルギー理論を提唱した。抗原に接触してから反応が現れるまでの時間によって,即時型と遅延型に分けられ,即時型反応としては,アナフィラキシー,アルチュス現象,鼻アレルギー,アトピー性皮膚炎,気管支喘息,血清病などが,遅延型反応には,ツベルクリン反応などが属する。
アレルギー疾患(2013-04-24 朝日新聞 朝刊 1総合)
食べ物や花粉など本来なら体に害のない物質を「異物」と認識し、免疫が過剰に反応して起こる。
全国の小中高生を対象にした文科省の調査(2004年度)では、アレルギー性鼻炎の有病率は9.2%、ぜんそくは5.7%、アトピー性皮膚炎は5.5%、食物アレルギーは2.6%。先進国では、アレルギー疾患の有病率は高まる傾向にある。
「奇跡が起こる半日断食」228頁
小堂智恵子さん(77歳) (要旨)
3年前(74歳)の春からひどい汗をかくようになりました。そしてその頃から背中や腰、お腹にしっしんが現れました。
夜中には特にかゆみが強く、夜は眠れなくなりました。
最初は3、4回塗るだけでそれ以上は、効きません。医師は「更に強いステロイド軟こう出しましょう」というばかりです。
それでもう皮膚科に行くのを止めてしまいました。そのような時にテレビで持病を食事療法で治したと話しておられたので、すぐテレビ局に問い合わせて九州の意志から甲田療法であることを教えていただきました。
そして昨年、甲田先生にお会いし、「治りますよ」と言われて安心しました。
その食事内容は
午前中:水酸化マグネシウム20ml、5種類状の野菜をミキサーで混ぜたものを180ml
昼と夕食:玄米ご飯半合、豆腐半丁、昆布粉を小さじ1杯、練ゴマ適量
その他に塩10g、柿の葉茶と水をあわせて日に7合(1.26㍑)を飲み、栄養補助
これを続けていますと便通がよくなり、日に軟便が何度も出ました。
そして発信とかゆみも日増しに減り続け、3ヶ月経つと全くでなくなりました。
身長147㎝、体重48kgあったのが、何と45kgになり、周囲の方は痩せすぎと心配しますが、私は身軽で体は絶好調です。
しかし、もうそれも一度も風邪を引いていません。
甲田療法は最初、辛いのですが、続けると慣れて来ます。
継続は力なりです。甲田療法に出会わなかったら私は治っていなかったでしょう。
【甲田医師のアドバイス】
アレルギー症は外部要因と内部要因がありますが、内部環境の汚染は、体の内部、つまり腸内環境のことです。
過食や飽食によって腸内に大量の宿便が渋滞して、それが腐敗、異常発酵する過程で有毒物を生み出すために、様々な発病し、症状を悪化させる原因になっています。
宿便は万病の元。こうしたアレルギー症もまさに宿便がもたらした病気なのです。
【藤樹の宿のコメント】
藤樹の宿でまず改善のトップはアレルギー疾患です。
甲田医師が指摘されておられますように原因が宿便だからです。