40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食を実践する効果 27 少食をどのように実践するのか 02 急を要する場合の少食 02 

昨日は急を要する場合の少食として2つの病気について紹介して来ましたが、

今日は「糖尿病」です。

5年前の国民健康・栄養調査では、糖尿病に罹っている人が1000万人、

予備軍(糖尿病が強く疑われる者)が1000万人と推計されています。

日本では、成人の6人に1人が糖尿病あるいはその予備軍ということです。

割合は男性18.7%、女性9.3%で、年齢が上がるとともに

男女ともに有病者が増える傾向が続いています。

糖尿病には生野菜が有効だと甲田療法ではいいますが、

これは多くの症例から指摘されています。

 

 

まず糖尿病の食事療法です。

 

・朝食を抜いて、生野菜の汁1.5合

・柿の葉茶 1日1~2ℓ

・昼は玄米75gと豆腐半分、ゴマ10g、野菜カボチャなど1皿

・夕食前に生野菜の汁1杯

・夕食は上記の昼と同じ

・上記以外は一切、食べないこと

 

生野菜は血糖値を下げるので食事療法に欠かせないもの。

 

 

甲田医院の症例

 

自営業男性(42歳)

 

10年前から糖尿病と診断を受け、食事療法、運動療法、内服薬を続けていましたが、

次第に悪化し、入院してインシュリン療法を受けましたが、

好転せず、ひどく痩せてインシュリン注射の頻度もアップされ、

点滴治療を受けましたが、さらに体重は減り続け、

ついに34kg(身長172㎝)となり、歩くこともできず、

車いすの生活になってしまいました。

下痢も続き、このままでは死を待つばかりで甲田医院に来院されたのです。

そこで甲田医師は、上記の糖尿病の食事療法を試みるように勧めました。

その結果、

 

・下痢が止まった

・体重が増え、1年半後、52kgになっていきます。

 

自分はこのままでは死ぬと思い、上記の食事以外は一切、

食べずにこのような体重に回復したといいます。

そして退院後、生菜食を実践し、仕事を続けているということです。

甲田医師は、この症例からもインシュリンや血糖降下剤を使用する前に

上記の食事療法を勧めた方がよいのだといいます。

この糖尿病の食事療法は下記の病気にも有効であると言います。

 

痛風

心筋梗塞

・高血圧症