40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食を実践する効果 26 少食をどのように実践するのか 01 急を要する場合の少食 01

甲田医師は日本で最初に少食を唱えた医師でした。

その医学的な根拠もさることながら、断食療法の基本となりました。

私も甲田療法の基本である少食、中でも朝食を抜くことは実践していましたが、

酵素ジュースファスティングに注入することになり、

酵素栄養学を間違った受け止めをして、酵素断食を推し進めてしまいました。

また同時に甲田療法を軽んじてしまいまいました。

しかし、20年を経て、甲田療法を見直してみると少食こそ断食の基本であり、

それを発展させ、「超少食ファスティング」を2017年から、

移住先の滋賀県高島市でタートさせました。

今回、このブログで「甲田療法の原点」というカテゴリーを設けたのは、

もう一度、一から少食を学び直すためでした。

さて、甲田療法としての少食実践についてこれから紹介していきます。

 

1・急を要する場合の少食

これはいうまでもなく病気への対応です。そして健康な方は、

無理をしないようにと甲田医師はアドバイスされています。

ただBMI基準を超えた肥満は病気なので

このような「急を要する場合の少食」の範疇にはいります。

甲田医師のリストアップされた病名は

 

気管支喘息

これは甲田医院での体験から、腸管内の宿便渋滞なのでまず、

宿便を除去しないと根本的な治癒はないといいます。

除去すれば良くなるという実証が紹介されています。

そして昼と夜は3分から5分のおかゆを5日間続ける

その後、下記のような献立に移行する。

 

・朝食を抜いて、生野菜の汁1杯

・生水、柿の葉茶 1日1~2ℓ

・昼は玄米75gと豆腐半分、ゴマ10g

・夕食前に生野菜の汁1杯

・夕食は上記の昼と同じ

 

・上記以外は一切、食べないこと

 

 

胃潰瘍(また十二指腸潰瘍)の悪化

・朝食を抜いて、生野菜の汁1杯

・生水、柿の葉茶 1日1~2ℓ

・昼は玄米粉90gで玄米クリームをつくる、おかずは豆腐半分

・夕食前に生野菜の汁1杯

・夕食は上記の昼と同じ

・上記以外は一切、食べないこと