40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

酵素栄養学ライフスタイル 24 酵素を無駄に使わない生き方 04 朝食を食べなかった日本の食の原点に戻れ

こうして9つの栄養素が認められまで77年間を要していますが、

問題はそれらの摂取する方法です。

とくにこの77年間、今も信じ込まれている牛乳神話です。

つまりカルシウムは牛乳から摂るものということが

ようやく神話が崩壊しようとしていますが、

何と70年を要しています。

牛乳ばかりではなく、小麦など様々なカラダにマイナスとなるものがあります。

その鍵は、酵素になります。

では市販の酵素ジュースを買うとか酵素サプリメントを買えばいいのではと

短絡的に考えることは間違いです。

それでは健康の常識が根底から問われている問題をみることにします。

朝食食べるべきか否かの議論です。

 

まず朝食推進派は

1・朝しっかり食事しないと1日分のエネルギーを十分に摂取できない。

 

2・朝食を食べないと、脳を働かせるエネルギーの糖質が欠乏し、

仕事や勉強がはかどらない。

 

3・1日2食にすると太る原因になるから、何度も分けて食べる方が健康にいい。

 

まだ他にも意見はたくさんあります。

しかし、酵素栄養学ではどうなのでしょうか。

 

A・朝食をしっかり食べると必ず、カラダに負担がかかる。

午前中は生理的にも毒を出すデトックス(排泄)時間ですら、

胃や腸など消化器官は目覚めていないのです。

つまり消化酵素はお休みタイムなのです。

ところが愛知県のコメダなどの喫茶店の朝モーニングをみれば驚くべきことに

数種類の加熱食が出てきます。

私は名古屋で20年近く仕事をしていましたし、断食施設が豊田市でしたから、

コメダだけではなく、路地裏にある喫茶店はパジャマ姿で

家族が食べに来ている方が多く、驚くべき光景です。

たとえば私の経営していた会社近くの喫茶店では、

パンに味噌汁、ゆで卵、ハムかウィンナー、シュークリーム、

そして焼きそばまでついてくるのです。

そもそもこのように朝食べる習慣はいつからなのでしょうか。

まず1日3食になったのは江戸時代になってからで

しかも江戸など大都市だけです。

明治以降は、3食の習慣はありましたが、朝はおじや、

おかゆなど粗食でした。

しかし、3食しっかりとれと言い始めたのは、196年の高度経済成長からです。

男はつらいよ」を見ているとそれがよく分かります。

日本はそれまでほぼ2食でした。9割が農民であり、太陽が出たら、

水田や畑に仕事に行き、中昼(11時頃)食べ、太陽が沈んだら、

夕食を食べるというのが日本の食事時間でした。

それゆえに最低でも17時間以上、20時間は空腹時間だったのです。

それだけでまさにプチ断食です。私は農家に生まれ、

育ち43年間も田舎に住んでいましたので、体験してきた事実なのです。

だから1日3食は完全に食べ過ぎなのです。

1日2食で充分なのです。