40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 191 超少食の実践編  24 少食にどのように移行するのか 12 段階的な移行 09 朝食は食べてはいけない理由 07 酵素栄養学から

酵素栄養学を日本で最初に提唱された鶴見隆史医師は、古来から体に刻み込まれた

「生理的リズム」を忘れてはいけないということを指摘されています。

それは1日を3つの時間帯に分けますと、「排泄・消化・吸収」になります。

このリズムを崩したら体の新陳代謝はバランスが崩れるのです。

では崩さない生活リズムとはどういうものかです。

まず午前4時から正午までは不要なものを体外に出す「排泄」の時間ですが、

私たちは寝ている間に大量の汗をかくのはこのためなのです。

この時間帯は汗、尿、大便とともに体に蓄積された

疲労物質や老廃物を体外に出す作業をします。

目が覚めてごく自然に便意をもようおす場合は、

体はスムーズなリズムで働いているということです。

そして正午から午後8時までは、「栄養補給と消化」の時間帯で、

この時間帯に正しい食事をきちんと摂ると酵素がよく働いて消化も進み、

しっかり吸収されて、栄養素が体にいきわたります。

さらに午後8時から朝の4時までが「吸収と代謝」時間帯です。

眠っている間でも新陳代謝が活発に行われ、翌朝からの活動に備えています。

このリズムを崩さないようにすることが酵素栄養学の唱える

生活リズムということです。

私はこの酵素栄養学の考え方に出会った2005年からよほどのことがない限り、

大きくこれを崩さないように心掛けてきました。

とくにこのリズムを崩す大きな原因は、朝食にあります。

酵素栄養学のリズム生活で朝食は抜くべきです。

といっても固形物をとらず生の野菜ジュース、

つまりスムージをとるのが一番の理想的なリズムとなります。

そして藤樹の宿ではプラス豆乳ヨーグルトを提供していますが、

スムージとあわせて理想的な朝食なのです。

朝食は英語でブレックファスト(breakfast)といいますが、

ファストはキリスト用語で断食を意味します。

ですから「断食を破る」と言う意味です。

つまり夕食を7時に摂り、朝7時に朝食となれば

12時間の断食(fast)なので断食を破る(break)となります。

ですから断食明けは、軽いものを食べるというのは体の基本なのです。

重い食事、朝をたくさん食べるのは自殺行為だ

ということを自然の摂理が語っているのです。

そして夜食は厳禁です。

深夜の夜食を摂る習慣は止めましょう。

吸収と代謝の時間帯に消化の作業は消化酵素の無駄使いばかりではなく、

代謝酵素もこのために活性化しなくなります。

仕事の帰りに飲んで真夜中にラーメンという生活を続けていますと

確実に病気になります。

また食べてすぐ寝るという生活も止めましょう。

もしそうすると胃のペプシンアミラーゼが働かないので、

胃ガンを引き起こすピロリ菌が増殖してしまうのです。