40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

食物酵素とは何か 02 食物酵素が不足するとどうなるのか

食物酵素が不足しますと人体の機能にはすべての酵素が関与していますが、

この酵素製造能力には、限界があるということが問題です。

つまり食物酵素不足の食物は、事前消化を行わないので、

本格的な消化の段階で消化酵素をたくさんつくって分泌しなければならなくなります。

その結果、限りがある酵素製造能力しかないので、

このような使用で消化酵素を余分に使用していくために

代謝酵素をつくる分が減っていきます。

そのために酵素不足で体の機能がトラブルを起こし、病気になるのです。

その病気が治りにくくなります。

代謝酵素には病気を防ぐ役目もある酵素があるからなのです。

ハウエル博士は臨床医なので患者に断食を勧めたそうです。

それは断食で病気が治るのは、なぜかというと

毎日、入ってくる食物酵素が不足した食物への対応に追われ、

せっせと消化酵素をつくっている体も断食中は、

この製造がお休みできるので、病気を治す代謝酵素がつくれるようになるから、

断食は病気治療に効果が上がるからです。

実際にアメリカの動物園では人間と同じ加熱調理したエサを動物に与えていたら、

心臓病、糖尿病、ガン、肝臓病など人間と同じ病気が発生したのですが、

その後、野生動物と同じエサの重要性が分かり、

生を加熱処理せず与えたら、まったく人間と同じ病気はなくなったのです。

これは壮大な動物実験であり、このことを逆に人間は利用したのです。

たとえばブタにジャガイモを煮て食べさせると良く太ることを知っていたので、

生を与えないのです。

食肉市場で太った豚の方が相場がいいのを分かっているからなのです。

なぜ豚が太るのか、それはジャガイモを煮て、食物酵素が破壊され、

酵素不足になっているがゆえのことなのです。

これは母乳と人工栄養の比較調査でも明確です。

母乳で育った子供は健康的で、そうでない場合とは大きく異なるのは、

生ミルクだということです。

そして牛乳が低温殺菌されると医聖ヒポクラスから続いていた生牛乳を用いた

「生バター療法」が消えたのです。

消えた1930年までは医聖ヒポクラスから2000年間、

多くの医師が実行していた療法だったのです。

なぜ消えたのかといいますと牛乳が冊菌されるようになったからです。

低温殺菌は60度C以上の熱を加えますので、

牛乳中の酵素が破壊されて効果がなくなってしまったので、

この療法が効くことがなくなったからです。

ヨーグルト(注・01)が世界中で健康的な食品として普及されていますが、

ヨーグルト発祥の地であるブルガリアの農民のような健康さはないのです。

 

(注・01)ヨーグルト

イリヤ・メチニコフ(微生物学者:ノーベル生理学・医学賞 1908年受賞)が

ブルガリア(当時はロシア領だが直前までオスマン帝国領)を訪れた際に、

ブルガリア人が長寿で有ることを発見し、

その原因を現地の伝統食品であるヨーグルトであるとし、

『ヨーグルト不老長寿説』を発表した事によって広まった。

ヨーグルトに相当する食品は世界各国に存在し、

それぞれの国でさまざまな名称を持つ。欧米や日本において用いられる

「ヨーグルト」という言葉は、トルコ語でヨーグルトを意味する

「ヨウルト(yoğurt)」に由来する。