40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

酵素栄養学ライフスタイル 01 酵素があなたの寿命を決める

20年前にハウエル・鶴見医師の「酵素栄養学」に出会ったことは

私の人生に大きなインパクトを与えました。

この時は、豊田市で断食祈祷院を運営していた時でした。

未信者相手の断食施設「愛知断食センター」を本格稼働する前でした。

スタッフがゼロになり、今後、どのように運営すべきか模索していた時に出会ったのです。

すでにその数年前から断食祈祷院では、酵素断食を開始していたのですが、

エビデンスが明確ではありませんでした。

そこに登場したのが、鶴見医師の「酵素栄養学」でした。

これまで酵素ジュースで断食をしていただいていてもどこかに不安がありました。

そして酵素ジュースはかなり危険であり、

何よりも自分自身がリバウンドを繰り返していましたし、

しかも白砂糖中毒で、過食症のような状態だったのです。

ですから「酵素栄養学」に書かれていることは全部、分かることでした。

そして即、酵素栄養学ライフスタイルを取り入れていくことにしました。

鶴見医師は「病気知らずで、天寿を全うできるカギは酵素がその鍵を握っている。

その酵素不足にならないためには、ライフスタイルを変えていくことだ」

と指摘されていました。

その通りです。

人間の寿命は、いかに科学や文明が発達しても、自分の力ではできないということは

よく言われることですが、鶴見医師は「酵素をしっかり摂る食生活を実践し、

体内の酵素を無駄遣いしない生活を続けていけば、病気知らずで、

長生きできるようになる」という提唱でした。

その指摘にまったく頷けるないようであり、

私は酵素栄養学ライフスタイルを自らの生活に取り入れいくようにしました。

その後、20年の酵素栄養学ライフスタイルの経験と鶴見医師の提唱を加味して、

これから筆を進めていきます。

これだけ重要な酵素なのになぜ酵素が20年前まで知られていなかったのかです。

まずここでい酵素とは、酵素ジュースや酵素入り洗剤のことではありません。

私たちの体の中にある酵素で体内に3000の酵素の種類があるといいます。

その大きさは1ミリの100万分の1(1ナノメートル)単位ですから

極めて小さいものです。

そして酵素たんぱく質に覆われた生命物質であり、

人間の生命維持活動に欠かすことのできない物質なのです。

しかし、それが分かるまでかなりの時間がかかりました。

そのことを発見し、提唱されたのが、ハウエル博士でした。

日本が世界トップクラスの長寿国であるのは、酵素栄養学からみれば

どの栄養がに沿った極めて優れた食生活でした。

肉とか魚よりも野菜を多く食べ、

味噌や漬物など豊富な発酵食を摂る日本に根付いた食習慣は、

消化酵素を無駄遣いしないものでした。

酵素を早く消耗するから寿命が短くなるのですが、

日本の食習慣は、逆に長く持たせてくれるものだったのです。

しかし、1970年代からマクドナルド、カップヌードルなどジャンク食品が多くなり、

肉とか乳製品の消費は増大し、遂にガンは1980年から死亡原因の1位となり、

今や2人に1人はガンに罹るという時代になっています。

これらはすべてカール・フォイトの唱えた近代栄養学が

支配してきたからにほかなりません。

そして肉の食べる量は野菜を上回ることになり、

栄養のバランスはガタガタになりました。

酵素は新鮮な野菜、果物、乳製品にふんだんに含まれていますが、

酵素はとにかく熱に弱いのです。

そして48度Cで急激に破壊され、60度で活性がなくなってしまいます。

ゆえに生野菜、フルーツなどまったくとらずに加熱した料理ばかりを食べていますと

かなりの酵素不足に陥ります。