40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

酵素栄養学ライフスタイル 02 体の酵素を減らすな

生野菜とか果物を食べると体が冷えるというのはマクロビの考え方であり、

その影響もあって、女性に生野菜とか果物を食べること自体が警戒されているのです。

しかし、生野菜などは、かえって冷え性を治るのでなぜそうなったのかです。

それはマクロビでは、むしろ生食しないがゆえに酵素不足になり、

その方がはるかに体が冷えることになるどころか体に大きな害を及ぼすのです。

そして酵素とは、2つあります。

 

1・潜在酵素

体の中にあるもので、そして分類は

A・消化酵素

食物の消化につかわれるもの

B・代謝酵素

あらゆる生命活動につかわれるもの

 

2・食物酵素

外部から食物によって取り入れるもの

 

中でも1の潜在酵素は年齢とともにその量が減っていくので

食事で補完していくことが必要です。

それなのに生きた酵素がないものばかりを食べていると

体内の酵素が不足していくのです。

特に焼肉、ステーキ、揚げ物など油類をたくさん食べると

消化酵素が不足してくるのです。

このような食事が中心であれば、

生命維持活動してくれるはずの代謝酵素にまわす分が少なくなるのです。

また1のB、代謝酵素とは呼吸する、手足を動かす、臓器が臓器独自の機能を行い、

物事を考え、老廃物を外に出してくれるなど

数えきれないところで大活躍しているのです。

また病気になれば、病原菌を退治してくれるのが代謝酵素ですから、

まさに酵素の無駄遣いをすることは病気になりやすいし、

なっても治りにくい体となるのです。

たとえば何時間寝ても体が重い。

だるいとか、仕事の効率が悪い、またやる気がしないとか

そのような体調や精神の変化、精神的にも参ってしまっている方は、

酵素残高が減り始めているのですから、

まさに酵素栄養学のライフスタイルを早急に実践しなければならないのです。

 

私もこのような鶴見医師の提言で22年前に切り替えたことは

大きな人生の転換でした。

ちょうど50歳の時でしたから残高が減り始めていた時なのです。

そしてこのブログを読む方は、

もう一度、すべてのライフスタイルの照準を、

酵素を減らさず、増やす生活に切り替えていただきたいのです。

酵素栄養学をハウエル博士が提唱される前から

日本でもたとえばサンマの塩焼きには、

たっぷりの大根おろしをかけますが、

これは大根には魚のたんぱく質を消化するジアスターゼという

消化酵素がたっぷり含まれているからです。

この取り合わせは経験的にサンマを食べた時に

だいこんおろしを食べれば胃がもたれないことを気づいたからなのです。

またトンカツには山盛りのキャベツの千切りが添えられますが、

これも消化がいいからです。

キャベツには肉のたんぱく質を消化する酵素のほか

胃の調子を整えてくれるキャベジン(注・01)

もたっぷり含まれているのです。

 

(注・01)キャベジン(ビタミンU)

不明な部分のある栄養素ですが、おもな働きは胃酸の分泌抑制や、

胃粘膜の新陳代謝の促進などがあげられます。

そのため、胃潰瘍や胃炎などの回復に効果が認められ、

医薬品として利用されています。

また、肝臓障害にも効果があるといわれます。

ビタミンUを食品から摂取する場合は

キャベツやパセリ、レタスなどに多く含まれています。