40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

 玄米菜食 03 玄米菜食とファスティングが、藤樹の宿で誕生するまでの道程  03 マクロビ食の限界から「藤樹の宿方式」誕生まで 

鶴見隆史医師はマクロビの限界を書いておられます。

私もマクロビは特殊な宗教であり、玄米原理主義だと思いますので、

鶴見医師の指摘は実に的を得ていると思います。

そして藤樹の宿の超少食ファスティングは、

酵素栄養学をかなり参考にしているのです。

例えば玄米菜食だけでは大きな問題があり、生野菜を食べるように

ファスティング講座」では、必ずお話しをしています。

それは鶴見医師の指摘だからです。

鶴見医師の本に出てくるのですが、1980年代半ばに

「マクロビ」を広めている人たちと出会って、不思議な感覚に襲われたというのです。

それはマクロビ一辺倒の方たちや幹部の人たちが、

体を悪くしているということを知ったからだと言います。

またそのメンバーに40歳の若さでガンの闘病中の方もあり、

また、病気でないのに顔は黒っぽく、健康でない方が多かったにも関わらず、

彼らは「みんな玄米菜食をしているから、元気なんです」と

鶴見医師に語られたもののどう考えても

不健康そうでとても健康には見えなかったというのです。

私もこれと同じ経験をマクロビアンの方と接していて経験しました。

かなり熱心なマクロビアンの方でしたが、顔色も悪く、不健康そうな体形でした。

またその子供たちにもマクロビを徹底させていましたので、

玄米菜食以外は絶対ゆるされない環境のため、かなり問題児たちだったのです。

また、豊田市での私の施設(断食祈祷院)にも

マクロビアンの方がかなり来ていましたが、持病は治らず、

かえって悪くなる方もいたのです。

また、2005年からスタッフとして献身してくれた青年も

生まれ持った心臓病があったのですが、

マクロビでかなり改善したということでしたが、

この青年はお菓子が大好きで甘いもの好きでした。

また、台所をゆだねたのですが、とにかく玄米菜食の料理がずさんで汚く、

玄米や野菜などほとんど洗ったこともなく、

私はこれを知ってからマクロビ料理を勉強したということでしたが、

疑わしいと思っていました。

そのような時に鶴見医師の「酵素栄養学」の本に出会い、

これまでのマクロビ食への疑問がただちに解決したのです。

それから鶴見方式のレシピと酵素栄養学の日常生活をするように心がけました。

特に朝食を抜くこと、生野菜をスムージにして

朝、たっぷり飲むことなど2008年頃からしっかりと実践するようになりました。

そして私が2015年、豊田市の施設を脱出した時に鶴見医師と甲田医師、

ならびに東城百合子さんの代表的な本を自動車に積んで、

逃亡先でずっと読み続け、現在の「超少食ファスティング」を編み出したのです。

ですからマクロビは基本的に反対です。

マクロビの本を何度読んでも極めてやばい宗教だとしか思えませんし、

マクロビ原理主義になっている方が多すぎるからです。

そこで今回、鶴見医師、甲田医師、東城百合子さんの代表作をベースに

藤樹の宿が展開する玄米菜食を連載していきます。

また玄米菜食は、動物性を嫌いますが、これはベジタリアン原理主義ではありません。

私も日本ベジタリアン協会に加入していますが、

やはりマクロビアンと同じくその原理主義には賛同できません。

藤樹の宿は、超少食ファスティングを基盤にした玄米菜食と発酵薬膳です。

しかし、後者の発酵薬膳も大きく私たちの考え方とは違います。

結果的には「藤樹の宿方式」となっていきました。