40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

やってみました発酵薬膳ファスティング 13 リバウンドの恐怖

ファスティングはリバウンドの恐怖との戦いといっても過言ではありません。
私は今も超少食(=半断食)を継続中ですが、これまで23年間、ファスティングとリバウンドの繰り返しでした。
23年間、断食施設を運営していますので、いろんな断食を試してきました。
数えたら30種類の断食を試したと思います。
まず本断食といわれる水だけ。
そしてミルク、ところてんなど数えきれません。
2001年頃からでしょうか、断食が広く知られるようになったのは、酵素ジュースの発売からです。
まず新谷弘美医師が、酵素健康法を主体にして書かれた「病気にならない生き方」が、100万部のベストセラーになり、続いて鶴見隆史医師の「酵素ジュース断食」がまたベストセラーとなって、酒造 会社が相次いで、酵素ジュースを通信で販売するようになり、自宅で断食することに火をつけました。
また同じ頃、江部医師に「糖質ダイエット」の本で、糖質断食にも火がつきました。
私は1996年に酵素断食をして、断食施設でも酵素断食を勧めていましたが、やはり問題はリバウンドでした。
私も酵素断食で40日間を2回(1007、1998年)しましたが、猛烈なリバウンドに苦しみました。
まず食欲が止まらないのです。
後から過食で苦しむ方の経験と同じだと分かりましたが、自分の力では止められません。
しかも覚えたばかりの料理が楽しくて仕方がなく、みるみるうちに体重は増加していきました。
スタッフとして来られた方のために私が賄い食を作ることになったのが引き金となったのです 。
相当の料理本を買い、どんどん新しい料理を創作していきましたが、ともかく料理が好きになることは同時に体重増加になることでした。
そしてあっという間に15kg以上はわずか1年足らずで増加してしまいました。
体重計に乗るのが恐怖で、93kgまでいきました。
そして過呼吸になってしまったのです。
また、「断食施設の責任者としてこんなに太って、何をしているのか」と相当な非難を浴びてしまいました。
そこで流行しはじめていた、糖質ファスティングに挑戦しました。
肉は食べてもよし、野菜中心で糖質(米やパン、麺類など)オフを始めました。
肉料理をまた研究して、糖質オフを続け、半年で何と10kgほど体重が減っていきました。
この調子だと20kgは減ると思いましたが、そう ではありませんでした。
結果的に肉を食べ過ぎてしまうからです。
何と肉、豚、鳥と手当り次第、自分で研究して料理の幅を広げていきました。
それゆえにまたもやセーブが効かなくなってしまいました。
そして肉はガンの元凶であることも分かってきましたが止められません。
また、これまで覚えた料理の腕や、糖質で慣れた肉食と完全追放できない日々が何と10年間も続いたのです。
 
藤樹の宿では、リバウンドしない発酵薬膳ファスティング(断食)の効果をお試し頂けます。