40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ハーブ療法 06 神経系トラブル 02 ラベンダーを使用する  

ラベンダーは、地中海沿岸原産のシソ科のハーブです。

初夏には紫色のほか、白やピンク色の花を咲かせ、

香りの良さとその美しさから「ハーブの女王」と呼ばれてきました。

日本列島には北海道から九州までラベンダーが群生している場所があり、

あちこちでラベンダー畑を楽しむことができます。

実は、ラベンダーは育てやすいハーブのひとつ。

特にラバンジン系のラベンダーは、暑さにも寒さにも強いため初心者におすすめです。

鉢植えやプランターでも育てることができるので、自宅のベランダでも楽しめます。

また、ラベンダーはアロマテラピーの代表格とされていますが、

この「アロマテラピー」という言葉は、

フランス人科学者のガットフォセによってつくられました。

ガットフォセは実験中にやけどを負った際、

ラベンダーの精油の中に手を浸したところ、

化膿すること無く傷が治ったことから精油の効能について

研究を始めたといわれています。

現在では研究が進み、ラベンダーの様々な効果や効能が明らかになっています。

ラベンダーはリラックス効果が高く、イライラを鎮め、

不眠や頭痛、胃腸トラブルも緩和します。

抗菌作用もあるため、切り傷や虫刺されにも役立つ汎用性の高いハーブです。

 

ラベンダーの効果・効能

 

1・リラックス効果

ラベンダーの香りには、リラックス効果があります。

これは自律神経に対して、副交感神経を交感神経よりも優位にさせる働きがあり、

脳波に対してはリラックスした状態で出る、

α波を増加させる働きがあるためです。

また、ラベンダーの精油には抗不安作用があることもわかっています。

心を落ち着かせたいときには、後述している精油の活用方法をお試しください。

 

2・抗菌作用

ラベンダーの精油には抗菌作用もあります。

水虫などを引き起こす病原菌である白癬菌や、浴室などに発生するクロカビ、

書庫などに発生するユーロチウムという

カビへの高い抗菌作用が明らかになっています。

 

3・安眠効果

ラベンダーの香りが持つリラックス作用には、

安眠効果があるといわれています。

ラベンダーの香りを用いた睡眠は、香りなしの睡眠よりも

睡眠全体に占める深い眠りの時間が長く、覚醒時間が短くなるという

実験結果もあり、最近では医療機関介護施設でも使われています。

 

 

簡単な利用方法

 

摘んだラベンダーを麻ひもで結んでつるしておくと、

いつの間にかドライフラワーに。

そのままインテリアとしても楽しめますし、

花のみをポプリやサシェ(匂い袋)にするのもおすすめです。

ポプリをクローゼットに入れておけば、防虫に活躍してくれます。

また、使わなくなった靴下に重層と一緒に入れれば、

消臭効果が期待できる消臭ポプリの完成です。

車の中や、靴箱に忍ばせてみて下さい。