40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国を    04   食糧自給率40%を割った民族のゆくえ

食糧自給率(カロリーベース)で40%を割った民族は滅びる、と言われて久しい。しかし、日本は滅びないではないかと思っておられる方も多いのではないでしょうか。

 

 

農林省の幹部は、あの数字はプロパガンダでカロリーベースの計算はペテンと指摘されています。しかし、この数字は確かにカロリーベースで、野菜など入っていないし、可笑しいトリックの面もあるかもしれませんが、冷静に考えると確かに日本の食生活の変化は自給率低下に連動していることは間違いないと思います。特に戦後の欧米化の食事で、確実に食の植民地化が静かに確実に、国家の大黒柱は傾き始めているのです。

 

特に畜産業です。牛肉と鶏肉の場合、90%が海外からの飼料で育っています。このようなことになったのは、アメリカの大きな戦後政策の罠であったようで、極秘資料「対日小麦戦略」です。その戦略書によりますと「何千年と続いた米食民族(日本)の嗜好を根本から変える作戦・そのために徹底したマーケティングが行われ、綿密なシナリオが書かれた。実行に移す舞台が飢餓状態の敗戦国日本であり、司令塔はアメリカ大統領であった。

 

 

その基本政策は、日本人に米を食わせるな、魚を食わせるな、その代わりにパンと肉を食わせろ、であり、アメリカなしには食糧自給さえできないようする露骨な餌付け作戦であった」(船瀬俊介著「アメリカ食は早死にする」)ようです。

 

そして最初に狙われたのが日本の子供たちで、学校給食でした。米文化の日本が、米ではなく、アメリカの食糧戦略によって、牛乳、パン、肉(カレーやシチューで)が中心のメニューとなったのです。これで子ども餌付けは完了しました。

 

後はプロパガンダで「日本人は米ばかり食べていたから馬鹿になります」とか映画、雑誌で洗脳し、1億人の胃袋を占領し、日本の生命線である食糧を支配し、属国とすることに大成功を収めていきます。

 

パンに塗るのは海苔でもなく、ジャム。食後はお茶ではなくコーヒーか紅茶。いつの間にか家庭の朝食もネスカフェ、リプトンなど国際食品メジャーが支配する食卓となり、ついに米は余り、減反政策、小麦が支配し、食糧自給率は確実に低下していきました。

 

 

 

そして肉食が支配していきます。その象徴が、小麦と肉をセットにした外食産業、マクドナルド第一号店が銀座にオープン(1971年)で、その年から、皮肉なことにガンを始めとする生活習慣病が急増していきました。この小麦(パン)と肉食がもたらしたことはいうまでもありません。

 

 

こうして胃袋を支配された日本は、いつでも食糧難に放り出されてもおかしくないほど、食糧支配にあり、アメリカのさじ加減でどうにでもなる食民地となっています。このような環境下で、どうすべきか。まさにマクガバンレポート(Mレポート)が指摘したように正しい日本食に戻し、少食に徹することです。それが国を救うのです。そのことを伝えるのが、私たちの「藤樹の宿」の最大使命です。