40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食指導30年のあゆみ 12 断食は病気をいやすもの 04 食べ過ぎ依存症

摂食障害までもいかない、いわゆる「食べ過ぎ」は、

日本人の7割が陥っている病気です。

ゆえに「食べ過ぎ依存症」といえましょう。

食べ過ぎに陥っている要因は

 

1・噛まない

食べる時にほとんど噛んでいないので、満腹中枢機能が働かず、

満腹感がないので次第に量が多くなるという食べ過ぎスパイラルが起こります。

 

2・ドラック性の食事の罠

まずソフトドラックの食べものが大半を占めていますので、

その罠にはまっています。

 

・白米

・白い食パン

・精白の小麦粉を利用したうどんなど麺類、お菓子など

・牛乳

・白砂糖

・食塩

 

これら白物食は、精白すればするほどドラック性が高まり、

更にこのような食を求めて、食べ続けるということになります。

 

3・3食を食べろ運動(食育基本法)の罠

朝を食べるという習慣が戦後の日本に定着させた

アメリカの占領政策が効果的に日本人を虜にしてしまいました。

朝は食べなければならないと信じ込まされたのです。

その背後にアメリカ産の小麦で作ったパン食を中心にアメリカ産の紅茶、

コーヒーとアメリカ産のエサで作られたタマゴ、肉。

そしてグレープフルーツ、バナナなどすべてアメリカ産の果物で食卓は

アメリカ産で満ち満ちしています。

まさにアメリカの食民地(注・01)となってしまったのです。

 

4・軟食の支配

白米や白いパンに添えられる副食は堅い物から

柔らかい軟食が主流となっていきます。

当然、早喰いになり、噛まなくなると同時に食べる量が多くなっていきます。

そして軟食を支えるのが外食、給食、コンビニ弁当です。

まだ要因はありますが、

いずれにせよ食べ過ぎという依存性が日本を支配していきました。

 

 

アメリカの食民地(注・01)

この問題を真正面から問題提起したのが、船瀬俊介著の「食民地・アメリカに餌付けされたニッポン」です。関心ある方はお読みください。この本にありますが、今もなおアメリカの食民地から脱出できず、何と日本の自給率は37%と先進国でワースト。しかも実質的には8%というアメリカの属国なのです。