40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

玄米菜食 70 玄米菜食リバイバルを起こそう 28 敗戦でアメリカに胃袋を完璧に支配された 05 日本の食料安全保障は崩壊した  

パンの普及は動物性たんぱく質の普及と比例しています。

つまりアミノ酸バランスが米食のような完全食ではないからです。

そしてアメリカはさらに完全な小麦食支配を完成させていきます。

まず新聞がそれを書き立てます。そして学者が米を食べると馬鹿になる、

病気になるという大攻撃を開始します。

利権に目がくらんだ学者の退廃です。

これで日本の米中心の文化は大崩壊し、子供の餌付けは確実に成功していきます。

そしてスーパーの進出で海外のめずらしい農産物が並び、

また経済の豊かさは日本の根幹である食糧安保(※下記のデジタル辞典参照)

 

【食料安全保障】・・・すべての人が常に健康で活動的な生活を送るために必要な、安全で栄養に富んだ食料を得られるようにすること。凶作、産出国の輸出制限など不測の場合にも、国が良質の食料の安定した供給を保障すること。食料・農業・農村基本法の第2条で、食料の安定供給の確保について規定している。・・・

 

農林水産省の発表によれば、

2018年度の日本の食料自給率は37%(カロリーベースによる試算)と

過去最低を記録しています。

日本で食べられているもののうち、37%が国内で生産されたもので、

残りの63%は海外からの輸入に頼っているということになります。

日本の食料自給率主要先進国のなかでも最低の水準です。

ちなみにカナダは264%、オーストラリア224%、アメリカ130%、

フランス127%(2013年度、農水省試算)などとなっています。

これを受け、2010年に当時の民主党政権が、

2020年までに食料自給率を50%に回復させるという目標を立てたものの、

自民党政権では、2015年に目標値自体も45%に引き下げられているという

情けない状態です。

農水省の発表している品目別自給率によれば、

現在、コメの自給率は主食用において100%ですが、牛肉に関しては36%。

輸入に頼っている飼料で育ったものを除外すると、

牛肉の自給率は10%になります。

豚肉は49%、鶏肉は64%となっていますが、

同様に、外国産飼料で育てられたものを省くとそれぞれ6%、8%と

著しく低いなってしまいます。

ほかにも、自給率は、小麦14%、大麦9%、大豆7%、果実38%、

食用の魚介類55%、砂糖類34%、油脂類13%とかなり低い自給率です

(いずれも2018年現在、農水省発表)。

 

このような先進国と比べ、あまりにも低い自給率は、

ひとえにアメリカの対日小麦戦略に尽きます。

1960年かた日本政府は貿易自由化路線になり、農産物輸入を開始しました。

アメリカの小麦戦略が巧妙とはいえ、日本が食糧安保を捨てたのです。

これを国賊といいます。

それを決断した日本のリーダーは2人です。

 

★岸伸介首相・・・1960年安保を強行採決した満州の妖怪といわれた人物で

戦後はアメリカCIAエージェントだった男です。

 

池田勇人首相・・・吉田茂の門下生で「所得倍増計画」をぶち上げた男です。

学生たちの安保反対運動で国内は荒廃し、

そこに「所得倍増計画」でバラ色の未来像を掲げた池田首相は、

農業を捨てて、工業立国を選択したのです。

そして国際競争に打ち勝つためには

安くて品質の良い製品を作るために安価な労働力が必要でした。

そこで政府は中学、高校を出た農村の青少年を「金の卵」ともてはやし、

集団就職で都会に駆り出され、

しかも親たちまでも農作業のない冬に

出稼ぎ労働者として都会に行くことになるのです。