40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

玄米菜食 71 玄米菜食リバイバルを起こそう 29 敗戦でアメリカに胃袋を完璧に支配された 06 裸の王様にさせられた日本 

高度経済成長を選択し工業化を選択した日本。

その後、農村は荒廃し、農業人口は急減していきます。

それはちょうど私の中学時代の頃でした。

員弁郡という三重県北部の農村に生まれ育ったのですが、

四日市市は石油コンビナートが乱立し、周辺に東芝、日立などの工場が進出してきました。

当然、親は農業からこのような工場に子供たちを就職させようとします。

私の家は養鶏農家でしたが、

父もご多分に漏れず私を工業高校に入学してくれるように願っていました。

しかし、私は自分の人生は自分で決めると

一番、親が進んで欲しくない農業高校に進学しました。

しかも私立でミッションスクールで全寮制の愛農学園農業高校でした。

農業人口を工業人口に大きくシフトさせていく国策のゆえに

農業と農村が疲弊ししていく時代で、

農業高校に進学するのはできの悪い生徒が進学するということが始まった頃です。

この日本の政策こそ最悪の選択でした。

 

その理由は

1・食糧安全保障の崩壊

2・農村人口、農業人口が急減し、国土の荒廃が始まっり、減反政策で過疎化が急速に進展

3・自国の食糧を確保できないことは国家運営の放棄である自覚喪失

4・お金さえあれば世界中から食糧を買えばよいという傲慢、放漫は亡国である自覚が喪失

5・アメリカに高品質で安価な電化製品、自動車を大量に輸出するために安易に農業を犠牲にする愚かさ

 

そしてアメリカの占領された日本は対日小麦戦略の餌食と餌付けでみごとに

「食民地」になり、アメリカの51番目の州だと揶揄されることになるほど、

食糧の根幹、つまり首根っこを押さえられていくのです。

しかも今や食だけではなく、IT・デジタルまでも完璧なアメリカの餌食です。

アメリカのこのような手の込んだやり方、

つまり日本とアメリカの国益にためにを錦の旗印にして、

日本人のプライドを傷つけず、巧妙に仕掛けた方法は、

20年間、仕事をさせていただいたAIGとその子会社、

アリコジャパンアメリカンファミリーで見せつけられました。

とにかく日本人の扱いが実に巧妙で、ニンジンをぶらさげるやり方は

日本の企業ではあり得ないことでした。

私は最初、大同生命の営業マンでしたが、

報酬の限度額は決められていました。

また優秀外務員研修は単独招待で人数制限が設けられていました。

しかし、1985年にアリコジャパンの代理店を引き受けて驚きました。

成功報酬は10倍の格差、優秀営業代理店研修は4名までOKで

夫婦、家族、会社単位での参加が可能なのです。

そして日本人なら憧れるカリブや地中海クルーズへの招待など目白押しでした。

つまりいかに日本人を担げば、どのように乗ってくるかを調べつくしていたうえで

巧妙な戦略を立て、展開していきました。

そのことを味わったら、麻薬中毒者のように麻痺させれていくのです。

今日のIT・デジタルでもGAFAに巧妙に取り込まれ、

日本の根幹のデータをGAFAMに牛耳られているので、日本は丸裸です。

まさに裸の王様なのです。今更、デジタル庁など手遅れです。