40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国を    03   日本人は果たしてニネベのように断食できる民族なのか

アッシリア帝国最盛期首都ニネベ(紀元前7世紀)には、世界最初の図書館が置かれ、世界最初の大帝国支配したアッシリア帝国の中心都市で、日本でいえば東京、アメリカならばニューヨークのような大都市でした。

 

 

そのニネベに対して、大胆にも属国であった民族のユダヤ人預言者ヨナが、断食宣言をせよと宣言し、それを聞いた市民は悔い改めて断食をし、滅びを免れたという旧約聖書に伝わる有名な箇所です。

 

 

私は今回、「週刊現代」はニネベに匹敵する深刻な問題を日本国民に提起していると思います。おそらくこの週刊誌は毎回、事実でないことを大げさなことを書くし、たかだか週刊誌の記事ではないかと軽く受け止めるならば、私たちはとんでもない悲劇を刈り取らなければならいでしょう。

 

15年前に週刊ダイヤモンド誌が、世界最悪の食糧難が日本を襲う恐るべきシミュレーションを特集しました。この記事は肌身離さず持っていますが、その記事に匹敵するほどです。週刊ダイヤモンド誌の記事も世界的な人口増加と食糧を供給する国々の規制強化を分かりやすく図式化してくれました。

 

そうした規制ができても、すでに弱体化した日本の国で経済力では、世界各地から食糧を買うことができない。ゆえに国内で自給しようと思っても100%はとうてい無理ですから、当然、食糧統制、配給制に移行し、食糧配給される食事メニューまで記載されていました(政府ではその用意をしているようです)。

 

週刊ダイヤモンド誌のあの記事はもう一度、再発行してもらいたいものです。そのような危機感があれから15年経ても今の日本は何も変わっていません。なるようになるから、あまり深く考えないという国民性なのでしょうか。それとも眠りこけているか、いずれにしても国家崩壊の危機の足音は毎年、次第に高くなるばかりです。

 

 

では今、日本人として何ができるのでしょうか。3000年前の大都市ニネベの街のように何を悔い改めるべきなのでしょうか。すでに自然災害では1995年の阪神淡路大震災から、今日まで続いていますが、人口戦はすでに将来が分かっているだけに、何を備えるべきか明確に出ているのですから、今からでも決して遅くはなく、すぐできることはただ一つ。粗食に耐え抜く訓練、1日1食の超ファスティングの訓練をしておくことです。

 

防災訓練のように練習しておかないとパニックってしまうからです。最低でも3日間、誰でもファスティングはできますから、水の確保だけはどうしても必要です。そして断食指導者が必要です。特に医学部ではファスティング専門医の育成をしなければなりません。

 

また国民には最低限の断食知識が必要です。そしてニネベのような謙遜さが必要です。ニネベのような3000年前の大都市の人々にできて日本人にできないことはありません。