ユダヤから学ぶ引き算健康法 08 湖北省は断食を布告せよ
感染が急拡大する新型コロナウイルスによる肺炎は巡って、
2日現在、1000人を超えたと報道されています。
この黄岡市は農村地域で、武漢市に比べて医療体制は脆弱で、
中国メディアは、治療設備はもちろん、
入院患者への温かい食事さえ事欠く現地の窮状を訴えています。
さらに報道では、湖北省での感染者数は10万人をはるかに超え、
病院が地獄と化し、助けを求めてパニックになっていると伝えていますが、
省政府は事実隠蔽のため『物資は十分ある』と語り、
外部からの援助を拒絶しているということです。
私は無宗教の国中国は、
ただちに聖書の原則であるニネベの断食布告をすべきだと強く思います。
聖書はイスラエルの危機の時に必ず断食を布告していますが、
現在の中国のようなニネベ
(古代メソポタミア北部にあったアッシリアの都市。 アッシリア帝国の後期には首都が置かれた)
に預言者ヨナは全ニネベに断食を布告したので、
滅亡することはなかったという歴史があります。
現在、このウイルスへのワクチンがないのであれば、
隔離政策や今回の報道のように官僚の隠蔽、
そして支援拒否など地獄と化した湖北省で完璧な断食を布告すべきです。
それはユダヤ人は断食民族といわれていますが、
ユダヤ教は断食宗教として、食に勝つ宗教でありますので、
全世界のあらゆる民族で祭りに断食する民族はユダヤ人だけです。
この断食のゆえにヨーロッパの1/3が死亡した14世紀最大のパンデミックであった
ペスト蔓延の中で生き残ることができたのです。
それでは、聖書に出てくるので知られている事件を背景にした断食日=祭りをみてみましょう。
1・ヨム・キプル
贖罪の日断食で24時間断食です。
ユダヤ教徒はこの日は飲食、入浴、化粧などの一切の労働を禁じられ、
この間、唾液も飲み込むことなく吐き出している厳密なユダヤ教徒もいます。
そしてシナゴーグで断食祈祷し、何も食べません。
ヨム・キプール事件として有名なのは
1965年にメジャーリーグのワールド・シリーズ第1戦がヨム・キプルに重なり、
ロサンゼルス・ドジャースのユダヤ系投手サンディ・コーファックスが先発を拒否したことです。
2・ティシュア・ベー=アーブ
タルムードに起源を持つユダヤ教の祝祭日の一つで、
ユダヤ教とユダヤ人の歴史の中で、最も悲しい日と位置づけられ、悲しみを記念する日。
ユダヤ教徒は、ヨム・キプルに加え、この日も断食を行わなければならないのです。
ミシュナーは5つの事件を覚えて断食せよと書いています。