40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食施設運営 裏話 08 ファスティングと自然療法

断食をたびたび繰り返していますと自ずと自然療法へと向かうのではないでしょうか。

これは当然のことなのではないでしょうか。

 

私は直接の弟子ではありませんが、東城百合子さんの名著「自然療法」は、私のバイブルのようなもので、かなり実践してきました。

断食は本来、自然療法の中ではトップであることはいうまでもありません。

なぜならファスティング(断食)することで自然治癒力が最もよく働くからです。

しかし、一生涯、断食をしていることはできませんので、少なくとも超少食(1日1食)か半断食(1日2食)に移行し、東城さんが伝えておられるような自然療法を取り入れていけば、120歳まで元気でボケたりすることもなく、生涯を全うできるのではないでしょうか。

 

現在、106歳で医師として医療活動から講演、著述活動など多方面で活躍しておられる日野原重明聖路加国際病院名誉院長)さんは、110歳まで現役を表明しておられますが、食事はまさに半断食の1日2食です。

また、古代イスラエルの民族指導者、モーセ(紀元前16世紀)は120歳まで現役の指導者として生きました。

エジプトで奴隷であった人たち300万人の民族をパレスチナまで導いた大指導者でしたが、その40年間は、問題が起こるたびに断食をしていました。

もちろんイスラエル民族も40年間、超半断食状態でしたから、自然治癒力のパワーを受けていたことが、旧約聖書に詳しく書かれています(マナの授与など)。

これらのことは詳しくモーセ五書(または律法、トーラーともいう)を読めば明らかです。

 

さて、東城百合子さんの自然治癒力に戻りますが、基本的には玄米菜食中心ですが、いろんな手当法を用いています。

その中でも薬草など自然の手当てには多くの点で教えられました。

身近にある春の薬草のスギナ、ヨモギドクダミは乾燥させて、お茶だけではなく、様々な病気に手当として、役立つものですし、手当に役立つビワの木などを用いて今までもずいぶん助けられてきました。

 

今日では病気になれば医師に診察してもらうのが当然のようになっていますが、私が小さい頃は、家にあった通称「赤本」(これは「家庭における実際的看護の秘訣」のこと)を読んで、母親は私たちの手当をしてくれました。

この赤本以上に用いられているのが、東城百合子さんの「自然療法」です。

私たちはこの自然療法にプラス、断食の力を基盤とする民間療法を「(株)あなたの健康社」で普及活動をしていきたいと思います。

 

とくに断食はまず、実践し、体験してみないと分かりませんので、その後のメンテナンスには、自然療法は最高のみちしるべとなります。

まずは、「古民家ファスティング・藤樹の宿」で、断食を体験してくださいますように願っています。