40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食ファスティングの基礎 玄米菜食 04 なぜ玄米菜食なのか 04  東城百合子さん04

東城百合子著「自然療法」シンプル生活(三笠書房)の巻末に

東城百合子の「マイナスもプラスに変えてきた」人生の歩みが記載されています。

この文章はある意味では日本教そのものを歩んでおられる人物であることが明白です。

20歳の時に婚約者が戦死し、それがきっかけで聖書を学び始められ、

10代の時に学んだ栄養士より、人の魂を救う伝道師になろうと神学校に入学(セブンスディー)。

24歳で肺結核。化学療法で治らず穀物と野菜の力で治り、28歳で神学校に復帰し、結婚。

大豆研究の世界的権威者ミラー博士と出会い、沖縄に家族で移住し、健康啓もう活動。

39歳で沖縄から東京に戻り、健康雑誌「栄養と健康」を発行し、自然食栄養教室を開催。

そこで手島郁郎(無教会・神の幕屋創始者)と出会う。

しかし、47歳の時に夫が家出して離婚。

3人目の師である常岡一郎(天理教徒・天理大学副学長・参議院1989没)と出会い、

「あなたと健康」を発行開始。

51歳で元夫の会社が倒産。後始末の最中、結核が再発し、ビワ温灸量補で完治。

元夫の残したウン億以上の借金返済。

76歳で人工関節手術。今も料理教室、講演に多忙。

 

これがこの本の巻末の紹介記事です。

私はこの履歴書のような記事を読んで感じたのは、

20歳の時に出会った聖書、そして神学校はセブンスディー。

その後、手塚さんとの出会いといずれもこのキリスト教の一派は、

福音派からは異端視されています。

また、離婚後、出会ってその後の道が定まったというその人、常岡一郎さんは

まったく異教の天理教徒であり、

このような東城さんの変節をみますとまさに山本七平さんがいう

典型的な日本教徒の形態だと言わざるを得ません。

最初に出会ったセブンスディー、幕屋いずれも十字架信仰が明確ではなく、

東城さんも同様、キリスト教の中核である十字架の刻印はかなり曖昧なものであったのでしょう。

私も高校を卒業してから「あなたと健康」誌を購読していましたが、

文章がこと信仰に関しては納得できず、20年間ぐらいして購読を止めました。

また日本では玄米菜食のトップをいくマクロビアン派も宗教はヨガ系であり、多神教です。

本来、食と断食は宗教と切り離せないものです。

私の尊敬する少食ファスティングの達人、甲田光雄医師も熱心な仏教徒でしたし、

105歳まで少食で様々な医学の分野で活躍された日野原重明医師は、熱心なクリスチャンでした。

そのような確固たる信仰を持った方でないと甲田医師も日野原医師も最後まで

自分のなさっていることを貫徹できません。

しかし、東城さんは昨日まで3回連続で書きましたように今も健在ですが、

日本人に受け入れ易い日本教徒であることは明白です。

私は高校時代から一貫してクリスチャンでありますので

いかなる仕事でも聖書とその信仰をバックボーンにしてきました。

これからも召されるまでそれは変わりません。