少食ファスティングの基礎 玄米菜食 09 なぜ玄米菜食なのか 09 玄米菜食は宗教原理主義ではない 05
セブンスディーアドベンチスト(SDA)大阪センタ―教会のサイトからかなり引用しましたが、
日本に存在するキリスト教会のサイトで、
このような形での健康などについて書いてあるのは珍しいので引用したのですが、
あくまで日本だけのことであり、海外では当たり前です。
ただ残念なのは、断食について一切、言与していないことです。
今回、紹介した中で菜食へのススメがありましたが、
これは世界の流れが、その方向に確実に向いていることは間違いありません。
また、アメリカから始まった禁酒禁煙もこの教団だけではなく、
アメリカのプロテストタント教会の多くが、特に保守バプテストがそうですし、福音派も厳格です。
だらしないのは日本の一部の教会が存在しているのは残念でなりません。
日本ではおそらくだからセブンスディーは異端だとか宗教と結びつけてしまいます。
そしておきまりの宗教原理主義という発想しか出てこないのですから困ったものです。
SDAが、指摘しているのはすでにイスラム教では当然のことであり、
またSDAや福音派を含めますと世界人口の30%は菜食主義になります。
しかも禁酒禁煙は当然なのです。
こうした信仰上のルールがまったくないのが、この国、日本の実態です。
私は玄米菜食が東城派でもなく、マクロビ派でもなく、SDA派でもありません。
ただSDAを紹介したのは少なくともマクロビ派ではないことだけは明確にしておきたいと思います。
やはりSDAに近く、そしてSDAが紹介している聖書に裏付けされた菜食です。
そして聖書が語る断食をベースにして、
私たちは「日本少食ファスティング協会」を立ち上げていきたいと思います。
さてSDAの中核メンバーが立ち上げたのが、「日本ベシタリアン協会」です。
現在は特定NPO法人であり、特定の宗教団体とは異なります。
私も昨年、加入させていただきました。
この教会のブログにSDAの病院であります「神戸アドベンチスト病院」の名誉院長で、
日本ベジタリアン学会副会長、山形健二さんのことが記載されていました。
山形医師は、兵庫県社会賞や兵庫県医師会功績賞を受賞されるなど、
社会的にもたいへんな功績がある方です。
内容は、山形先生の講演では、主に米国のセブンスデーアドベントスト・ヘルススタディの研究についてお話があり、
ベジタリアン食は本当に健康なのか?といった疑問に対して、
セブンスデーアドベンチスト・ヘルススタディによる研究知見に基づいて考察・批判を加え、
説得的にベジタリアンの食生活やライフスタイルが健康的であるという事を示されました。
講演後、SDAヘルススタディーに関して、
ナッツやホールフーズの効用やアルコールの害などについて質問が相次ぎ、
先生の講演への関心の高さを表していました。