40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食ファスティングの基礎 玄米菜食 01 なぜ玄米菜食なのか 01 東城百合子さん 01  

少食ファスティングに欠かせないのは、玄米菜食です。

戦後の日本で玄米菜食の普及に最も貢献されたのは、東城百合子さんです。

多くの著作がありますが、その帯に次のようなプロフィールが記載されています。

 

・・・自然食・自然療法の大家として知られる。大正14年岩手県生まれ。

昭和17年当時日本の栄養学の草分けだった佐伯矩博士に師事、栄養士となる。

昭和24年重症の肺結核となったが、自然療法によって自らの病気を克服。

当時国際栄養研究所所長、世界保健機関理事のW・Hミラー博士に師事、自然の栄養学を学ぶ

昭和35年には沖縄に渡り、昭和39年沖縄より帰京、東京に居をすえて、

出版活動、自然食料理教室、栄養教室、生活塾、講演活動、健康運動に力を注ぐ・・・

 

2年前にはクロワッサン6月号に下記のような記事が出ました。

 

91歳で講義に立ち続ける東城百合子さん。

その元自然食・自然療法研究家として知られる東城百合子さんは、

大正14年生まれの91歳。

いまも元気に出勤しているという、東京都内の事務所を訪ねた。

東城さんが主幹をつとめる「あなたと健康社」は、

昭和48年創刊の月刊誌『あなたと健康』を発行しているほか、

月曜から土曜まで健康料理教室を開催している。

東城さんはほぼ毎日出勤し、料理教室で講義もしているというのでまずは教室を見学させてもらうことに。

10時、教室ではエプロン姿の参加者たちが、

料理講師の指導のもとでこの日の課題料理の下ごしらえに忙しく、てきぱきと作業していた。

2時間の料理教室のうち、東城さんの講義が約1時間半。

そのあと講師と参加者が調理をする。

やがて東城さんが現れると、生徒たちは背筋を伸ばし、場の空気が一瞬で引き締まるのが感じられる。

東城さんは立ったまま、一同の前で話し始めた。

「食事のとき、自分が使った箸をどこに置いたらいいかわかる? 

渡し箸(食器の上に箸を渡して置く)は縁を切るからだめ。

箸置きか、それがないなら箸先だけを食器にかけるの。汚れた箸先は、人のほうへ向けちゃだめ。

箸の使い方ひとつから生活は始まっているのよ」気の源を聞く」と題しての取材記事です。

マイクを使っているとはいえ、大きな声には張りがあり、はきはきとして明朗だ。

矍鑠(かくしゃく)とは、まさに東城さんのような人のためにある言葉だと思わされる。

「料理も、掃除や洗濯も、自分で工夫して努力するものです。

手と足を動かして、しっかり生活すること。

それが、生きることを一生懸命やるということなの。

理屈ばっかりで頭でっかちになってはだめ」ときに生徒に質問を投げ、応答しながら進めていく。

原稿を読むのではなく、生徒一人一人と目を合わせながら淀みなく話す。

ときに生徒に質問を投げ、応答しながら進めていく。原稿を読むのではなく、

生徒一人一人と目を合わせながら淀みなく話す。

「命のもとは一つなのよ。

自分の命、野菜の命、魚の命、動物の命、この命を育ててくれたのはお天道様。

だから自然に感謝して命をいただく。食べることは、生きることです」

1時間超、立ちっぱなしでも疲れた気配は見せず、

終始「伝えたい」という熱意をみなぎらせたそのパワーには、驚かされるばかり。