40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 300【最終回】 少食は救国、救人類となる 84 連載300回の意味 03 

断食救人類の書」などと古めかしい、大げさなタイトルで

こうして昨年3月31日から数えて、ちょうど今日で300回目を迎えました。

このタイトルには深い意味があったのです。

それは私の人生を変えたのが小谷純一著「愛農救人類の書」だったのですが、

そのタイトルから「愛農」ではなく、「断食」に変えて名付けたのです。

私は中学3年生の時でした。

父の本棚でこの本に出会い、同時に聖書に出会わなかったら

私の人生は大きく変わっていたことでしょう。

その大恩人から、断食が原因で小谷氏が主宰する愛農聖書研究会から

25年後に追放されたのですから、このショックと傷は、今でもかなり深いもので、

正直、今でも完全には癒えていません。

しかも最愛の妻を亡くした直後でしたから、さらにショックは倍加しました。

その時に私に小谷氏から言われた言葉は忘れることができません。

おそらく加害者の論理に共通していますが、愛農関係者の方たちは、

24年間も在籍した愛農聖書研究会から

私が勝手に自己都合で出て行ったように今でも思われていますが、

正真正銘の追放だったのです。

そのやりとりはこうです。

 

「安田君、君は断食祈祷の施設を建て、断食を核とした働きをしようとしているが、

愛農聖書研究会の信仰とは合わないので出ていってほしい」

 

という講師陣の一方的な決定事項として告げられたものでした。

そこで私は「私たちは愛農会が始まった30年前に小谷氏に反抗する青年たちのために

3日間の断食をされて祈ったと聞いていますので、

断食を理由に私に追放命令を下されるとは私も納得できませんが」と言いますと

「あれは嘘だったのだ。後で子弟たちがでっちあげた神話だ」と

言われたのです。

これにはもう反論の余地もありません。

いや、反論する気にもなれませんでした。

それから私は意地でも断食を生涯、貫き通して断食をこの日本に普及すると決意したのです。

ですからいつか「愛農救人類の書」をもじって「断食救人類の書」を書いてやるぞと思っていましたが、

今回、300回にわたって連載できたことを感謝したいと思います。

とくにこのカテゴリーは、甲田光雄医師の著作「あなたの少食が世界を救う」(春秋社発行)を

ベースにさせていただきましたが、

かなりこの本とは大きく逸れて書いてしまいました。

そしてついつい300回にもなってしまいました。

今後もこのブログは死ぬまで書き続けていきますが、

「日本少食ファスティング協会」を立ち上げていくことで甲田先生の少食を継承し、

この熱い思いに応答していきたいと決意していますので、またこのようなテーマで書くかもしれません。

そして日本に「少食党」が立ち上がりますようにという熱い思いを

甲田医師は持っておられましたが、ここまで私ができたらそれこそ本望です。

これまでの「断食救人類の書」のカテゴリーで少しでも皆様のお役に立ったならばさいわいです。