40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

発酵薬膳ファスティングの基礎 12 からだの複合汚染から身を守る発酵薬膳ファスティング

「複合汚染」といえば有吉佐和子の長編小説ですが、この小説は、日本に多大な影響を与えました。

1974年から朝日新聞に連載され、単行本はベストセラーとなり、現在でも環境問題を考える上では必ず取り上げられます。

この中で農薬と化学肥料使用が農産物と生態系に与える悪影響や有機農業の紹介がなされていました。

 

この小説は環境問題でしたが、私たちのからだも実に巧妙な複合汚染で今まで考えられなかったような病気が発生しています。

これまでMレポートが指摘してきた2つの食事の欠陥は、①動物性食品、脂肪、砂糖の過剰、繊維不足などでした。

②ミネラル、ビタミン不足とアンバランスです。

この2つの欠陥という問題は、これだけではありませんでした。

この2つが複合汚染をもたらし、人の抵抗力を著しく低下させることになって、今まで極めて弱かったウィルスの一つであったエイズがアメリカから発生し、世界中をパニックに陥ることになりましたが、これは免疫力の低下が原因と言われています。

 

また、日本国民の1/3はアレルギー症となっています。日本アレルギー協会20周年記念講演会で東大の宮本教授は、急増するアレルギー症の原因について、食生活の急激な洋風化、過剰栄養、食品添加物、環境汚染物質、ストレスの増加が原因と語られましたが、結論は、アレルギー症も免疫力の低下が原因と言えます。

Mレポートでそのことを鋭く指摘していたのです。

そしてガンも複合汚染であり、ガンの根本的な原因は、食源病と指摘した膨大な報告書にまとめてくれたわけです。

 

先に紹介しました有吉佐和子さんの「複合汚染」には、他にもいくつかの複合汚染を紹介しています。

・界面活性剤を含む洗剤使用の人体及び生態系への悪影響

・合成保存料、合成着色料など食品添加物使用の危険性

・自動車エンジンの排気ガスに含まれる窒素酸化物の危険性

・化学肥料開発と火薬開発の並行性

・化学合成技術の発達と戦争、軍需産業との連関

上記の様に有吉さんが指摘した複合汚染の中に食品添加物の指摘があります。

 

すでにMレポートで10年前にこの問題に対して、食品添加物使用は、子どもの頭を狂わせ頭のアレルギーを起していると指摘しています。

さらにこのことから起こる低血糖症問題も取り上げています。

これまで取り上げてきたMレポートは、正しい食のあり方を問題提起し、その解決策として、世界で最高の理想食として、元禄以前の日本食と結論付けしていますので、複合汚染で害毒にまみれた自分のからだの中の毒素を外に出すのは、デトックス効果抜群のファスティング・断食ですし、さらに免疫力をアップするのは、Mレポートの指摘に則り、発酵薬膳の日本食なのですから、「藤樹の宿」でそれをじっくり味わい、体験しましょう。