ファスティング(断食)で救国を 11 亡国促進剤・食品添加物天国ニッポンの現実
週刊金曜日に連載されている渡辺雄二氏の「買ってはいけないシリーズ」は面白い連載ですが、その渡辺氏著の「食品添加物危険度事典」は今も手放せない事典の一つです。買い物に行くときはよくポケットに入れておいたものです。
渡辺氏は日本の食品添加物は、この本では、日本は食品添加物王国だと語っておられます。何と2015年現在で1500種類を超え、ダントツで世界一の認可数だそうです。
そして石油化学物質から合成された添加物は350種類。これは先進国では、アメリカは133種、ドイツは64種、フランス32種にすぎないので、飛びぬけて高い数字です。そして添加物の安全性はまだ曖昧だというのが大きな問題です。食品添加物は、科学物質過敏症を起こすそうです。
中でもカップ麺には数多くの添加物が使用されていますので、胃の調子が悪くなる方も多いようです。さらにアレルギー症の心配もあります。すでに赤色102号などがアレルギー物質だということで、「食品添加物危険度事典」にも詳しく書かれています。
他にも漂白剤、酸化防止剤、発色剤は、じんましん、ぜんそく、アトピー性皮膚炎などの発症になると警告されています。
さらに怖いのはガンです。ガンの原因には、放射線、ウイルス、科学物質があると言われていますが、中でも食品添加物は科学物質そのもので、発ガン物質と証明されたものが100種類ありますし、厄介なのは、からだの中で食品添加物が化学反応を起こして、さらに強烈な発ガン物質になることです。
中でも恐ろしいのは亜硝酸ナトリウムで、魚、卵、魚肉、食肉などに含まれるアミンと胃の中で結合しますと強力な発ガン物質であり、劇薬ニトロソアミンに変化します。
亜硝酸ナトリウムは、発色剤でハム、ウィンナー、ソーセージ、ベーコン、明太子などに必ず使用されています。「食品添加物危険度事典」ではガン危険度5が最高数字としていますが、5とされた食品添加物は、防かび剤のイマザイル(アメリカ産のかんきつ類に使用)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)は、バーム油原油に含まれる酸化防止剤です。
BHAは、もともとエンジンオイルなどの工業用油脂に添加されていた酸化防止剤で油脂製造用の原料油の酸化防止のために使われており、輸入食品の油脂や魚介類の加工品などにも使用されています。
また、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)は、バター、魚介乾製品、魚介冷凍品などに使用される酸化防止剤で、ポリプロピレンなどのプラスチック製品(カップ麺のカップ等)、石油製品の安定剤としても広く使用されています。BHTがこれらの製品から食品に移るという問題点も指摘されています。
まだ紹介すれば切りがない、恐るべき食品添加物が、何と日本国民は一生の間に7トンもからだに吸収されているという説もあります。もしそれが事実なら(食品添加物から無縁な方は誰もいないのですから)まず第一に、からだに蓄積されたこのような食品添加物という毒素を出すことがどうしても必要です。
それにはファスティングしかありえません。毒だし(デトックス)にはぜひ「藤樹の宿」へお越しください。お待ちしています。