40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国を    01   もう一つの日米戦「人口戦」

前回のブログで2回ほど紹介した「週刊現代」(7/22)の特集記事「日本の未来年表」のベースとなった河合雅司氏の本を読みました。中でも「日本の少子化百年の迷走」では、「人口戦」と言う言葉が頻繁に出てきます。

 

 

江戸300年の鎖国的封建政治が崩壊し、明治政府の登場から、太平洋戦争、GHQの戦後支配に至るまで、常にこの「人口戦」が世界戦争の原因であったことを詳細に分析した本です。私も「人口戦」と言う言葉を始めて知ったのですが、昭和20年までは頻繁に使用された言葉だったようです。戦後のベビーブーム期最後の1949年269万7000人の年間出生数が100万人を割り、2060年にはわずか48万人、2110年には24万人という恐るべき年間出生数で、これでは全く国家が機能しない最悪の事態を迎えようとしています。

 

 

著者は「絶滅危惧種・日本人」と言っていますが、まさにあのトキの絶滅危惧で保護運動がありましたが、日本人がこのような恐るべき事態に突入していった日本の明治以降の歴史を正しく分析して、書かれた内容なので納得できるものとなっています。

 

河合雅司氏はこれまでの人口学者の言ってきた「文明の成熟は人口の減少をもたらす」のであれば、文明先進国はみなそうなってしまうのかといえば、アメリカやヨーロッパ、北欧などの先進国は年間出生数がどんどん増加していて、説明がつかないわけです。その理由を近代日本史で調べていくと戦後の国策としての産児制限にいきつき、人工妊娠中絶、避妊教育を国策として推し進めた事実に行き着きます。

 

その背景に日本を弱体化するためのGHQの占領政策であったことを指摘されています。そのような占領政策は、日本の食糧管理にもあったことは、「アメリカ食は早死にする」(船瀬俊介著)でも明らかにされましたが、いずれも100年計画の日本が二度と世界大戦を起さないようにするための弱体化政策であったことです。まさに「人口戦」という戦争が今も続いているのです。

 

私は右翼主義ではありませんが、ここで真剣に日本の国のゆくえを想うと甲田光雄医師が言われた、「半断食つまり1日1食または2食(最低でも1食抜くだけで)で、日本と世界の食糧不足を救うことができる」という提案を継承していかなければならないことを痛感しています。

 

それが私の最後の使命であると信じています。それですから、私は「断食救国」だと言っているわけです。何度も絶滅危機の中を掻い潜ってきた民族が世界でただ一つあります。それはユダヤ人です。彼らの知恵は並大抵ではありません。あのドイツ・ナチスヒトラーホロコーストユダヤ人大量虐殺せん滅政策)を生き抜いて来た知恵が、今こそ日本に必要なのです。

 

このままでは日本は2110年に国家滅亡です。全国の年間出生数24万では、国家そのものが成り立たないからです。真剣に甲田光雄医師の提言を受け止めていただきたいのです。その提言をこれから詳細に説明していきますので、私のブログを読んでいただき、ファスティング(断食)をしていただきたいのです。