40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

超高齢化社会を生き抜くにはファスティング(断食)しかない  02

2053年には日本の人口は1億人を割り込み、世界経済第7位になりますが、その3年前の2050年、日本は食糧難になる可能性も高いといわれます。その理由は国力の低下です。国力をつけてきた中国、インド、ブラジル、メキシコなど日本を追い越した国は、その資金力で、世界中の食糧を買いまくり、日本は食糧を買えない事態になるからです。

 

これはすでに起こっています。そこに食糧自給率30%、農業人口の高齢化ですから、確実に食糧難となります。また、これから20年後の2050年になれば、救急車の輸送件数が激増するにもかかわらず、医師、消防士が慢性不足となり、患者は病院をたらいまわしされてしまい、最後は見殺しです。最悪なのは救急車すら来ない。ならばタクシーを呼べばとなりますが、これまたタクシードライバがいなくて、地方にいけばいくほど来ない。すでに地方ではタクシーは高齢者の足代わりで手一杯となっています。もちろん地方はバス路線も廃止続出します。

 

さらに今後、自然災害は多発するでしょうが、自衛隊員も大幅不足で災害出動が一か所しか出動できず、多発すれば、そこは放置されてしまいます。

 

そして、その頃には社会保障費維持のため、所得税は50%、消費税は40%に跳ね上がります。それができなければ、年金の支給額を大幅に減らすか、税金をこのような金額に増額するかどちらかに増額するかになります。

 

しかも、超高齢化と超少子化で、日本の国力は大幅に低下し、海外からの食糧輸入ができなくなります。しかも農業人口も減っていますから、深刻な食糧難が起こります。これは「週刊現代」(8/21号)の国民必読「縮小日本の年表」の記事からの抜粋です。

 

超高齢化と超少子化というのは、こうした事態が確実に到来するということで、どこかの国の話ではなく、私たちが住むこの国に起こることなのです。ここで甲田光雄医師が常日頃から語っておられた少食断食が、まさにこの日本を救う救国運動になることを多くの方が知っていただきたいのです。

 

断食が修行だと思う方は、よほど時代遅れの方たちで、今、注目の生き方の一つなのです。

 

甲田医師が生涯を賭けて、少食健康法の啓蒙に尽力されました。甲田医師は、超少食を半断食または、1日1食とし、少なくとも日本国民は1日2食にするならば医療費は10兆円にまで減額するという提案です。先に紹介した週刊現代の記事は、最近、出版された産経新聞論説委員、河合雅司氏の「未来の年表」(講談社現代新書)をベースにした記事ですが、このようなおそるべき事態にどう備えるか、真剣に問われています。

 

まず、医療費の抑制、健康な社会を形成しないと国家が成り立ちません。甲田医師の提言される「少食の力」に耳を傾けないと想像を超えるような悲劇が、私たちを待ち受けています。