断食救人類の書 256 少食は救国、救人類となる 42 藤樹の宿が進める超少食で食糧危機に対応 01 甲田療法・生菜食とは 01
食料閉鎖ばかりでなくあらゆるものが不足した太平洋戦争の実態を
7回にわけて紹介してきましたが、
今後、大規模災害(地震、台風など)やはたや戦争などが勃発していくと
再び、かつての食糧不足のような事態が起こることも
想定しなければならないと思います。
日本の食糧自給率が38%という事実は、
その可能性がかなり高いことを覚悟しなければならないのです。
そのような事態を乗り切れるのは、まさに超少食の実践ではないでしょうか。
甲田医師は生採食を中心とした甲田療法で乗り切ることを提言しておられますが、
私たちはむしろ生菜食よりは、超少食を提言したいのです。
甲田医師の場合は、一切の火を加えない生野菜と玄米粉だけという食事療法です。
このベースになっているのは、西式健康法でこの健康法では相当、厳しいので
甲田医師は、甲田流の生菜食方法を自ら実験して編み出したというまさに甲田療法です。
この方法も効果はかなり高いことは、甲田医師の数々の著作で明らかです。
まず甲田療法の生菜食を見ていきましょう。
1・朝食は抜く
2・昼食、夕食は下記のメニュー
A・生野菜・・・250g
葉類 ホウレンソウ、シャクシナ、キャベツ、春菊、ニンジン葉をミキサーで泥状にする
根類 大根おろし 100g
ニンジンおろし 120g
やまいもおろし 30g
これらには塩5gを入れる
B・生玄米粉・・・70g(塩を少し入れる)
C・生水、柿茶 1日1㍑~1.5㍑
Ⅾ・スイマグ 毎朝20ccを180ccの水で飲む
E・西式健康法の実践
以上は900カロリー,タンパク質は25g
というのが甲田療法の生菜食のメニュー表です。
この療法の結果報告は何冊かの甲田医師の著作で公になっています。