40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 16 病気の方程式 07 環境汚染 

AFPニュース(世界三大通信社のひとつであるAFP通信)」では、

「がんの主要な原因は大気汚染、WHO発表」と報告したのは2013年でした。

このニュースは次のように伝えています。

 

・・・世界保健機関(WHO)は屋外大気汚染をがんの主要な原因と分類すると発表した。

WHOの外部機関「国際がん研究機関(IARC)」のクルト・シュトライフ氏は

「われわれが呼吸している空気自体が、発がん物質で汚染され続けている」と述べ、

今や屋外大気汚染は全般的な健康への主要リスクのみならず、

がん死亡の環境的な要因となっていることが分かったと明らかにした。

IARCの報告によると、一流専門家チームは、

大気汚染にさらされることが肺がんの原因となり、膀胱がんリスクも高まるという

「十分な証拠」を得たという。

大気汚染の組成や、大気汚染に人がさらされる程度は地域によって大きく異なるが、

IARCが導いた結論は地球上のすべての地域に当てはまるという。

大気汚染が呼吸器や心臓疾患リスクを高めることは、既に知られている。

IARCによると、近年、急速な産業発展を遂げる多人口国家を中心に

大気汚染への露出が著しく増加している地域がみられるという。

最新となる2010年のデータによれば、大気汚染が原因の肺がんにより

世界で22万3000人が死亡している。

これまでIARCは、個々の化学物質や、ディーゼル車の排ガス、溶剤、金属成分、ちりなど

大気中に含まれる混合化学物質の計測を行ってきたが、

今回の発見は大気質そのものを対象に導き出した結論だ。・・・

 

そしてIARC(国際がん研究機関)は、大気汚染の原因となる

粒子状物質PM2.5)と肺癌発症リスクとの因果関係を認めたと発表しています。

IARCは過去数十年以上にわたり、1,000を超える学術論文や

欧米各国ならびにアジアにおける疫学調査の結果などを分析し、

PM2.5と肺癌発症との間に因果関係があると結論付けたのです。

また、「大気汚染が呼吸器疾患および心疾患などに影響を与えることは

すでに明確であり、近年、世界のいくつかの地域で多くの人口を持つ工業国において

著しく増加している」と明言し、

「これらの国では今後数年間、

PM2.5などによる大気汚染にさらされるリスクが非常に高い」と警告しているのです。

近年、中国の急激な経済発展等に伴い、北京を中心としたPM2.5などによる

大規模な大気汚染が問題となっています。

「大気汚染が呼吸器疾患および心疾患などに影響を与えることはすでに明確であり、

近年、世界のいくつかの地域で多くの人口を持つ工業国において著しく増加している」と明言し、

「これらの国では今後数年間、

PM2.5などによる大気汚染にさらされるリスクが非常に高い」と警告しているのです。