40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ホーリースピリチュアル・ファスティング 48 ファスティングの霊的領域 02 生きていても死んでいるような者に生命を吹き込むのがファスティングだ

私たちは見境なく、漠然と食べ、飲む人は、

人生が茫漠としてさ迷うか、または一層、所有欲に支配されていきます。

その所有欲とは凄まじいものなのです。

何と私たちが一人当たりにしますと最低でも約1万の品々を持っているといいます。

それがよく分かるのは、

高島市に来て古民家を2軒、買いましたが2軒目の古民家は、

20年間も放置したままでしたので、1万点どころではありませんでした。

農機具から服、装飾品、挙句の果てには子供のへその緒まで

3万点以上はありました。

この処分費用だけで50万円もの費用を要しました。

また、今時まだ汲み取り式のトイレで水まわりの工事と台所を修理するだけで

400万円と合計500万円の出費となったのです。

私はこれを見て、自分の持ち物は思い切って処分を断行しました。

おそらく貧しい国の人々だったらこの100分の1もないでしょう。

所有することは誇りであり、欲望なのです。

 しかし、どれだけ所有しても私たちは限界を知らなければ

ますます何歳になってもその欲望は止まることはありません。

しかし、人生はある日、突然、豊かな財産、家族も友人も健康もすべて、

失ってしまうかもしれません。

その時はどうされますか。

ある人は失意のどん底に突き落とされるでしょう。

しかし、ある方は、自分の源である方(GOD)にお返しするため、

そうなったと受け止めるでしょう。

私は4年前、あれかこれかを選択しなければなりませんでした。

今まで23年間、築いてきた実績と投資した2億円を捨てて出るのか、

または継続していくのか、

その時に私は自分の源であるGODにお返しするという決断をしました。

むしろ今まで蓄積にした一切のものを捨てる決断をしました。

この決断は2度目なのです。

1993年にファスティングに目覚めて、

キリスト教ファスティング施設(断食祈祷院)を建設することを決断し、

献身したことでした。

従業員20名の全国トップレベルの保険代理店を放棄することは

容易なことではありませんでした。

しかし、この時もそして今から5年前も同じことです。

豊かな財産も、家族も友人も放棄することが、

新たな始まりであることをファスティングする中で示されていたのです。

もし継続しくならばそれは退屈でマンネリ化してしまい、

退廃していくということが分かっていました。

そして新たな出発への選択が可能ならしめたのは、

ファスティングの中で

何度もBIBLEの言葉で私の魂の琴線に触れられていたからにほかなりません。

もし、この2つの決断ができないのなら、

死んだように生きているに違いありません。

そして私はいつの間にか

ファスティングであらゆるものの本質を見抜く眼力が身についていたのです。

私は2つの決断は正しかったと確信しています。

ゆえにファスティング

生きていても死んでいるような者に生命を吹き込むことだ

ということが分かりました。

1993年の韓国・オサンリ祈祷院の出会いなくしては

このような決断はあり得なかったのです。