ホーリースピリチュアル・ファスティング 10 藤樹の宿はまさにいやしどころ
さあ韓国いや世界最大の断食祈祷院であるオサンリに行きました。
ここは世界中から断食祈祷するためにクリスチャンが来ています。
また母体となるヨイド純福音教会は100万人の信徒を抱える
世界最大のプロテスタント教会ですが、
信徒たちは給与、報酬の１/１０を捧げる什一返金が徹底していますし、
時間も什一し、その時間を断食祈祷するという教会の方針ですから、
月３日、このオサンリ祈祷院に来て
断食祈祷して宿泊する方たちで3万人収容（現在はこの倍の施設になっている）です。
ここで祈りを捧げる方たちは大半が本断食、つまり水断食です。
日本人はこの水断食は１日も持ちませんが、韓国人はキムチをたくさん食べるために
発酵食による酵素充満で水断食でも平気です。
私は水断食をしましたが、日本人はついていけないので途中で挫折する方、
また、二度と断食したくないという断食嫌いとなっています。
いずれにせよオサンリ祈祷院は世界の断食祈祷のメッカになっていました。
私もオサンリ祈祷院に行かなかったら、今日の私はあり得ません。
断食の聖地オサンリ祈祷院は、最初、大きな墓地だったようですが、
そこに建設されたもので北朝鮮の38度線がすぐそこにあり、
小高い丘から北朝鮮の兵隊が見えていました。
そこでの1週間の断食祈祷が私の人生の大転換となりました。
まさに私にとって精神的・宗教的な渇きをうるおすための泉となりました。
すでにオサンリ祈祷院に足を踏み入れたとたんに
神の息吹に包まれるような空気を感じてのです。
人生を変えるとはこのような霊的体験を肌で感じるものなのです。
私は豊田市足助でそのような日本の本格的な断食祈祷院をめざしましたが、
23年間にその思いとはますますかけ離れていきました。
それは霊的指導者の唯我独尊、霊的暴走でした。
それゆえに聖なる日本の断食の聖地となるビジョンは完全に崩壊しました。
そして私は琵琶湖に移住する決断をしました。
私がなぜ琵琶湖にこだわったかといいますとやはりヴォーリスの影響です。
彼は近江八幡で伝道するにあたり琵琶湖は日本のガリラヤ湖だと直感し、
近江八幡市を拠点に伝道を開始します。
そして琵滋賀県は神社仏閣が県民一人当たりで一番多い県にも関わらず、
ヴォーリスはメンソレータムを製造販売するし、
建築事務所は大活躍し、自活で独立独歩の自給伝道をやってのけたのです。
そればかりか近江学園の創設を始め、
琵琶湖畔の主要地域に教会を建設していきました。
教育と宣教にこうして力を入れるなど多彩な活動をしていきます。
私もヴォーリスから受けた影響は大きく、
琵琶湖畔で古民家住宅を探し始めました。
そして何と105軒目で琵琶湖の西側である湖西・高島市に落ち着きました。
高島市は自然以外には何もない典型的な農村都市です。
私の生まれた三重県いなべ市は、トヨタ自動車の下請け企業を誘致していますが、
残念ながら、非常に古い因習に縛られる農村の形態を残していますので
中途半端な農村都市部です。
私はこのような自分の故郷には絶対に戻りたくないので、
この湖西地域の農村都市、高島市に移住したのは
まさに神の導きだったと感謝してます。
そして藤樹の宿に来られる方が、琵琶湖に癒されたという方が実に多いのです。
このマザーレイクであるガリラヤ湖は癒しの湖であり、
また藤樹の宿はまさにいやしどころなのです。
