40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

超少食実践者 コルナロ語録・解説 14 体質は改善できる 

【コルナロ語録 14】
60歳前後で様々な病気に見舞われている人々たちに申し上げたいのは、
食生活で節制の習慣を身につけていたならば、このような病気の苦痛に襲われなかったはずである。
そして今よりはるかに穏やかで、怒ることもなかったであろう。この私はかつて40歳台で同じような苦しみを毎日味わい、時には死さえも身近に感じたのである。
そして私はずいぶん怒りやすかった。しかし、今はそのようなことかたは縁遠い。
そしてあなたの体質は改善できるのである。食を節して規則正しい生活をすれば、4
0歳を超えることはないだろうと思われた私はそうである。
当初の予想から46年間も長生きして、現在86歳である。
身体はいたって健康、気分は実に爽快。五官は完全で、また歯も声も記憶力、心臓も悪くなったり、衰えていない。
頭脳は以前よりも明晰さが増しているのだ・加齢によって心身の機能が低下することは少しもないのである。
これは私が年をとるごとに食事の量を減らしているからなのである。人生の終わりに近づくにつれ、
食を減らしていく行為は、極めて重要なことである。
これはわれわれが最小限度の栄養で生きていくようにしなければならないということだ。
老人になれば、少食で十分。
それを超えると病気や苦痛が生じる。
私は苦痛や病気で死ぬことはないと信じる。
こうした確信を持てることほど幸せなことはない。
元気で長生きすることは誰でも願うことだ。そうあってほしい。
そのためには相応の努力が必要なのだ。しかし、いかなる努力をしても、飲食を節することがなければ、
健康、長寿は決して得ることはできないのである。
 
(86歳の講和-02「無病法」63-65頁から)
 
 
 【解説 14】
誰でも元気で、長生きしたいのは当然ですが、これが思うようにはいかないのです。
コルナロは加齢とともに食べる量を意識的に減らしていきました。
食べられなくなっていくのは、まさに病気ですが、意識的に減らすのとは訳が違います。
まさにファスティングです。
ファスティング(断食)は、自分自身の理性と意志です。
ですから食べる量をコントロールしていくわけです。
このような決断があれば、節制ある食事で、食事量をセーブし、超少食を継続できます。
そしてさらに健康は日増しに良くなっていくので更にその節制を継続できるという
素晴らしい健康的な循環が得られるわけです。
しかし、大半の老人はコルナロと真逆です。
私たち藤樹の宿では、こうしたコルナロのような超少食を支援していく働きであり、
藤樹の宿を上手く利用していただきたいのです。
老いてどのような様々な健康法を試してみても超少食に勝るものはないのです。